日本株式投資での正しい「順張り投資」と「逆張り投資」どちらが良いのか

投資家は常に3つの選択が迫られます、「買う」、「売る」、「待つ」。この3つ、どの選択肢を選んでも、それぞれ難しさがあります。今回はその中でも「買う」に注目した「順張り投資」と「逆張り投資」についてどちらが良いのか考えていきます

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順張りと逆張りの基本

まずは「順張り」と「逆張り」の基本について確認していきます。ごく基本的な事です。

順張りとは

株価が上昇しているときに買うことです。一般的には株価チャートを分析して上昇トレンドであることを確認して買うことです。ただし、一言で「上昇トレンド」と言っても見る期間により異なることもあります。

参考:順張り|SMBC日興証券

逆張りとは

逆張りは順張りとは反対に、下落しているときに買うことです。一見すると流れに逆らって動くので「逆張り」と言われます。下がり続ける株もありますが、外的要因で一時的に大きく下落した場合、どこかで株価が上昇する可能性が高いため、この手法を取るケースがあります。

参考:逆張り|SMBC日興証券

割高株投資と割安株投資

次に順張り、逆張りと関係する「割高株」と「割安株」について確認していきます。

割高株とは

割高株とは「市場の平均と比較」して、「過去の水準と比較」して様々な投資尺度が割高と判断される株式の事です。主な投資尺度はPERやPBRなどです。この数値が高いものが割高株です。

参考:割高株|野村證券

割安株とは

割安株とは割高株とは反対で、様々な投資尺度が割安と判断される株式の事です。

参考:割安株|野村證券

順張りと逆張りのメリット・デメリット

次に順張り・逆張りのメリットとデメリットを確認していきます。

順張りのメリット・デメリット

順張りのメリットは基本的に上昇している株を買うわけですから直ぐにプラスになる事です。「上昇トレンド」のはずなので、もし買った後に下がったらすぐに損切りをして傷口を浅くするという事も出来ます。

デメリットとしては上昇している途中から買うわけですからタイミング的には出遅れている可能性があるので大きく取ることが出来ない、また、自分が保有したタイミングが最高値となる可能性もあります

逆張りのメリット・デメリット

逆張りのメリットは大きく取ることが出来る可能性があることです。中には下落し続ける株もありますが、相場全体が下落しているタイミングで銘柄自体に問題が無い場合は相場が落ち着けば株価が戻る可能性が高いです。

デメリットとしては、タイミングが難しい事です。下落しているタイミングで買うわけですが、買うタイミング早かった場合、保有して直ぐに下落します。損切りをしていると損切り貧乏となる可能性もありますし、損切りしなかったら損失が膨らむ可能性があり底値や反発する場所の見極めがかなり重要となります。

正しい順張りと逆張りとは

最後に正しい順張りと逆張りに考えてみます。

正しい順張りと逆張りとは

一言に「順張り」と言っても見方により異なることがあります。

例えば高値を更新して上昇しているが、株価指標が市場と比べ割高感が薄い、または出来高が急増していないなど、まだ「上昇余地」がある状態

明らかに出来高が急増し、割高感も強くいつババ抜きが始まるか分からない状態。

逆張りも同様で安値水準だが、まだ下落する可能性がある場合、出来高が増えており反転する前兆が出ている場合など、「上昇の兆し」がある状態

順張りでも逆張りでもチャートの形以外の「上昇するであろう客観的なデータ」が重要になってきます。その一つが市場と比較した株価指数や過去の株価と比較した株価指数です。

順張りと逆張りどちらが良いのか

「順張り」が良いのか、「逆張り」が良いのか。これは100%の正解は有りません。なぜならどちらの手法でも成功している人がいるからです。どちらが良いかは人により異なります。

実際には著名な人ほど「逆張り」で成功する例をみます。いつか夜明けが来るという考えで相場が下落するほど保有株を増やす傾向にあります。しかし、これは多くの資産があり長期保有できるから成り立っているケースもあります。

著名な人が「買っているから」、「売っているから」。その手法で結果が出ているから。という理由で真似をするのは危険です。なぜならそもそもの資金や情報、その他条件が大きく異なるからです。

多くの事を知り、学ぶのはとても重要ですが、それをヒントに自分なりの考えや手法を確立するのが一番重要です。中には「順張り」も「逆張り」も両方ともうまく利用する人もいます。

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