バフェット指数から現在の株価が適正かを探る

現在の株価が高いのか安いのかを判断する目安にPER(株価収益率)をはじめさまざまな指標があります。

今回はバフェット指数から、現在の株価が高いのか安いのかを見ていきます。




バフェット指数とは

バフェット指数とは超有名な投資家である「ウォーレン・バフェット」が株価が高いのか安いのかを判断するのに利用していると言われているものです。

その数値の出し方は「株式時価総額÷国内総生産(GDP)×100」となっています。

この値が100を超えると割高、100以下は割安の目安といわれています。

バフェット指数推移

ものすごくざっくりと日本のバフェット指数の推移をグラフにしてみました。

過去のデータを見ると、日本の場合、50くらいが底値で100を超えている期間は短くなっています。

また、ここ2年くらいは常に100を超えており、これだけ長く100を超えているのはバブルの頃以外にありません。ただし、バブル絶頂期は140を超えた時もありましたが、今の所、そこまでは上がっていないです。

バフェット指数はどこまで参考になるのか

GDPは「国内で生み出された付加価値の総額」であり、株式時価総額は「企業の現在の価値」を示します。

通常、景気が良ければGDPが増加し、株式の時価総額も増加します。不景気の場合はその逆です。そのため、理論上、バフェット指数は一定であると見られています。

そのため、バフェット指数が大きい場合は株価が下がる可能性が高く、バフェット指数が小さい場合は株価が上がる可能性が高い。となります。

しかし、GDPは詳細な計算方法が公開されておらず、毎年計算基準などの見直しがされているため、GDP自体の問題点が指摘されているのも事実です。

まとめ

過去のデータをみると100を超えているからすぐに株価が下がる。100以下だから株価が上がる。が必ず当てはまるわけではないですし、バフェット指数がいつの時代も通用する完璧な指標というわけでもなさそうです。

しかし、過去のデータを見ると100を超えた後に、バブル崩壊、リーマンショックが起きて暴落しているのも事実です。

そして、現在のバフェット指数をみると現在の日本株全体は割高傾向にある。というのが言えます。

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