三菱UFJの配当は連続増配で高利回り・株価は上昇推移から大きく下落【8306】

メガバンクの三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)、連続増配当で推移し高利回りです。株価指標と業績推移、株価チャートと配当推移を確認していきます。

三菱UFJのPOINT
  • 連続増配当で推移、高利回り
  • 株価は上昇推移から大きく下落
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株価情報と株主優待

株価情報と配当状況・株主優待制度を確認していきます。

株価の指標(2024年8月5日終値時点)

株価:1,245.5円
予想PER:9.7倍
PBR:0.72倍
予想EPS:128.6円
時価総額:15兆3,666億円

最新の株価参考:(株)三菱UFJフィナンシャル・グループ【8306】:Yahoo!ファイナンス

株主優待制度について(廃止)

三菱UFJは「オリジナルグッズ」などの株主優待制度を実施していましたが、2017年12月末に廃止しています。

廃止の理由は「公平な利益還元のため」としており、株主優待廃止後は配当に積極還元しています。

参考:株主優待制度廃止について|三菱UFJフィナンシャル・グループ

配当金の情報

2025年3月期の予定年間配当:50円
予想年間配当利回り:4.01%

配当金の推移について

下記は配当金の推移です。配当権利日は9月(中間配当)と3月(期末配当)です。

配当は増配推移しており、2025年3月期も増配予定としています。

配当性向は2024年3月期が32.9%、2025年3月期の予想が約39%です。

株主還元方針の確認

株主還元方針は「配当性向を40%程度、利益成長を通じた1株当たり配当金の安定的・持続的な増加を基本方針」としています。

参考:株主還元方針|三菱UFJフィナンシャル・グループ

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業績推移と株価推移

業績推移と株価推移を確認していきます。

業績の推移

下記は売上高・経常利益・最終利益の推移です。

国内はデフレ環境から抜け出せず、日銀の金融緩和が長く続いていることで利ザヤが縮小、厳しい状況でしたが、環境が大きく変化したこともあり2024年3月期は過去最高益を更新。

2025年3月期の純利益は1兆5,000億円目標としています。

参考:業績推移|三菱UFJフィナンシャル・グループ

株価のチャート

下記は5年分の週足株価チャートです。

株価は2020年3月にリーマンショック後・震災後と同水準の400円まで下落しましたが、2021年以降は大きく上昇。

2024年も上昇していましたが、8月に大きく下落しています。

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事業内容と財務状況

事業内容と財務状況を確認していきます。

三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)の概要

株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ(みつびしユーエフジェイフィナンシャル・グループ、英語: Mitsubishi UFJ Financial Group, Inc.、略称:MUFG)は、三菱UFJ銀行などを傘下に置く三菱グループの金融持株会社。

三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJ証券ホールディングス、三菱HCキャピタル、三菱UFJニコスなど主要中核5社を中心とした「総合金融グループ」である。

三菱UFJフィナンシャル・グループ – Wikipediaより

三菱UFJフィナンシャル・グループは国内最大級の金融グループです。

事業セグメントは「法人・リテール事業」、「コーポレートバンキング事業」などです。

3か月決算の実績

下記は3か月決算の連結最終利益の推移と前期との比較です。

2025年3月期の連結最終利益は1兆5,000億円目標としています。

キャッシュフロー

下記はキャッシュ・フロー推移です。

2024年3月期の営業CFはマイナスです。

配当について

配当性向を40%まで引きあげることを目標としたこともあり、大きく増配推移して高い利回りです。しかし、経済情勢や相場環境などにより、業績・株価は良くも悪くも大きく変動する可能性もあります。

株価は警戒感から大きく下落しています。

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