家庭用殺虫剤メーカーのフマキラー(4998)、株主優待制度は自社製品を実施。株主優待に加え、株価指標と業績推移、株価チャートと配当推移を確認していきます。
株価情報と株主優待
株価情報と配当状況・株主優待制度を確認していきます。
株価の指標(2024年6月12日終値時点)
株価:1,208円
予想PER:12.76倍
PBR:0.86倍
予想EPS:94.66円
時価総額:199億円
最新の株価参考:フマキラー(株)【4998】:Yahoo!ファイナンス
株主優待について
株主優待制度は「自社製品詰め合わせ」を実施しています、優待権利月は3月です。
保有株式数 | 優待内容 |
---|---|
100株以上 | 1,000円相当の自社製品 |
500株以上 | 3,000円相当の自社製品 |
優待利回り
100株保有で1,000円相当とした場合、優待利回りは約0.8%です。
配当金の情報
2025年3月期の予定年間配当:22円
予想年間配当利回り:1.82%
配当金の推移について
下記は年間配当金の推移です。期末(3月)の一括配当を実施しています。
2021年3月期は普通配当20円、特別配当4円です。2025年3月期の配当は据え置き予定としています。
配当性向は2024年3月期が26.3%、2025年3月期の予想が約26%です。
業績推移と株価推移
業績推移と株価推移を確認していきます。
業績の推移
下記は売上高・営業利益・経常利益・最終利益の推移です。
2021年3月期は需要が増えたことで過去最高売上・利益を更新、2022年3月期は反動減となりました。2023年3月期は更に減益でしたが、2024年3月期は回復。
2025年3月期は増益見通しとしています。
株価のチャート
下記は5年分の週足株価チャートです。
株価は2020年3月から業績回復・暖冬などの影響により大きく上昇も、2021年から下落推移。
2022年以降は安値圏で厳しめの推移をしています。
事業内容と財務状況
事業内容と財務状況を確認していきます。
フマキラー(4998)の概要
フマキラー株式会社(英: Fumakilla Limited)は殺虫剤など衛生薬品の製造・販売を行う日本の日用品メーカーである。
ライバル企業のアース製薬が経営統合を視野に入れて、フマキラー株約10%を取得した影響もあり、2010年5月には、永年に亘って友好的なビジネスパートナーであったエステーとの資本業務提携を発表。
アース製薬は経営統合を断念し、2011年3月に保有するフマキラー株をエステーに売却。
フマキラー – Wikipediaより抜粋
メイン事業は「殺虫剤」で、海外売上比率が約55%です。
業績は天候の影響を受けやすく、家庭用防虫剤などを事業として行うエステー株式会社(4951)と業務提携しています。
キャッシュフロー
下記はキャッシュ・フローの推移です。
営業CFは上下が大きいです。
配当・優待について
配当は据え置きで推移していますが利回りは高くはないです。
株主優待制度は自社製品を実施、配当との合計利回りは約2.6%です。