象印マホービンの株価は今後どうなる?株主優待・配当金の利回りを確認してみた【7965】

ここ数年、売上・利益ともに厳しい推移をしている象印マホービン(7965)ですが、2020年11月期の見通しで復活の兆しを見せています。果たして今後の株価はどうなるのか、業績の推移や株価チャートを分析してみました。

象印マホービンの株価POINT
  • 株価は上昇の影響から割高に、配当利回りもあまり美味しくない
  • 利益は横ばい見通しで、減配する可能性は低い
  • 株主優待は象印製の家電が欲しい場合はかなりお得だが、そうでない場合は微妙
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象印の株価指標と事業内容

はじめに象印の株価指標と事業内容をみていきます。

株価指標と配当利回りについて

現在の株価:2,058円

予定年間配当:26円

年間配当利回り:約1.3%

予想PER:34.8倍、PBR:1.98倍

※株価は2019年12月30日終値

ここ最近の株価上昇の影響もあり、PER・PBRともに割高になっています。

象印マホービン(7965)とは

象印マホービン株式会社(ぞうじるしマホービン、英: ZOJIRUSHI CORPORATION)は、魔法瓶を中心に炊飯器・電気ポット・ホットプレートなどの調理器具の製造販売をおこなう企業。

現在は家庭用調理器具、空気清浄機、業務用炊飯器、保温ジャーなどを製造し、IH炊飯器とジャーポットの市場占有率は日本国内1位である。

wikipediaより一部抜粋

象印は社名にも入っている「魔法瓶」を中心に展開する会社です。

魔法瓶はすごく画期的なもので昔は比較的高価なモノでしたが、現代では日常生活に当たり前のように存在していますね。国内はもちろん、海外へも展開しています。

参考:象印ってどんな会社|象印

象印の業績推移と株価チャート

次に象印マホービンの業績推移と株価チャートを見てみます。

売上高と経常利益の推移

ここ数年は売上・利益とも減少しており中々厳しいように感じます。2020年11月期はほぼ横ばいの見通しで物足りなさは感じますが、下落が止まりそうな気配も感じます。

参考:業績の推移|象印

株価のチャート

下記は象印マホービンの5年分の週足株価チャートの推移です。

2018年の年末、決算発表にて連続減益の見通しから株価が大きく下落し、一時は800円割れをしましたが、今は上昇トレンドで業績を考えると株価はかなり好調です。

株価には割高感が出ており、ここから更に上昇するには材料が少し足りないと感じます、そのため、そろそろ下落して調整する可能性が高いと考えています。

配当推移と株主優待制度について

次に配当金の推移と株主優待について見てみます。

配当金の推移

配当金の推移

2015年11月期:20円
2016年11月期:22円
2017年11月期:22円
2018年11月期:30円
2019年11月期:26円
2020年11月期:26円(予)

2018年11月期の配当ですが普通配当が22円、創業100周年の記念配当が8円の30円です。

実質、減配はしていないですが配当性向が上がっているのは気になる点です。2017年11月期は27.8%、2018年11月期は45.7%、2019年11月期は43.1%です。

参考:配当情報|象印

株主優待について

象印の株主優待は「自社商品の優待価格および優待特別割引による販売」です。

100株以上保有していると特別価格で購入できるカタログが届きます。さらに、保有する株式数に応じて合計購入金額から割引されます。

保有株式数優待内容
100株以上500株未満購入金額合計より1,000円割引
500株以上1,000株未満購入金額合計より2,000円割引
1,000株以上購入金額合計より4,000円割引

掲載商品は毎回異なり10商品ほどとなっています。

掲載している商品は家電量販店で販売されている金額より2割以上安いお得な価格となっています。商品数が限られてますが割引がなくても、欲しい商品があればお得な優待です。

優待利回りとして算出するのは難しいですが、100株で約20万円というのは保有しやすく、象印製の家電が欲しい場合はかなりお得です。逆に、そうでない場合は微妙な優待です。

参考:株主優待情報|象印

最近の決算と今後の見通しについて

最後に最近の決算と今後の見通しについて見ていきます

最近の決算を確認

2019年12月25日の決算にて2019年11月期の連結経常利益は58.7億円と発表、前期比で11%減となりました。また、2020年11月期は59億円とほぼ横ばい見通しとしました。

2019年11月期の決算が予想より良かったこと、2020年11月期には減益が止まる予想となったことで株価が上昇しています。

今後の動きについて

象印の売上セグメントですが調理家電製品が63.3%、リビング製品が30.7%です。今後は人口減少、働き方の変化、IoTに対応した製品、また海外へも積極的に展開していくと考えられます。

家電の市場規模は安定していますが、ブームや新製品・価格などの競争は激しく見えない部分は大きいです。

象印の株価には割高感が出ているので、中々手を出しにくいです。また、2020年11月期は若干の増益(ほぼ横ばい)の見通しと復活の兆しを見せているのはプラスポイントですが、まだまだ物足りなさは感じます。

参考:象印の事業領域|象印

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