象印マホービンの株価は今後どうなる?配当金と株主優待の利回りを分析【7965】

ここ数年、売上・利益ともに厳しい推移をしている象印マホービン(7965)ですが、2020年11月期の見通しでは下落が止まる兆しを見せています。果たして今後の株価と配当はどうなるのか。業績推移や株価チャート・配当推移を分析してみました。

象印マホービンの株価POINT
  • 株価指標は割高、年間配当利回りもやや低め
  • 利益は横ばい見通しで減配する可能性は低い
  • 株主優待は象印製の家電が欲しい場合はかなりお得だが、そうでない場合は微妙
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象印マホービンの事業内容と株価指標

はじめに象印マホービンの事業内容と株価指標を確認していきます。

象印マホービン(7965)とは

象印マホービン株式会社(ぞうじるしマホービン、英: ZOJIRUSHI CORPORATION)は、魔法瓶を中心に炊飯器・電気ポット・ホットプレートなどの調理器具の製造販売をおこなう企業。

現在は家庭用調理器具、空気清浄機、業務用炊飯器、保温ジャーなどを製造し、IH炊飯器とジャーポットの市場占有率は日本国内1位である。

wikipediaより一部抜粋

象印は社名にも入っている「魔法瓶」を中心に展開する会社です。

魔法瓶は発売当初は非常に画期的なもので高価でしたが、現代では日常生活に当たり前のように存在しています。現在では国内はもちろん、海外へも展開しています。

参考:象印ってどんな会社|象印

株価指標と配当利回り

現在の株価:1,456円

予定年間配当:26円

年間配当利回り:約1.8%

予想PER:24.6倍、PBR:1.37倍

※株価は2020年4月6日終値

株価指標はPERは割高、PBRは割安です。配当利回りは平均よりやや低いです。

象印マホービンの業績推移と株価チャート

次に象印マホービンの業績推移と株価チャートを確認していきます。

売上高と経常利益の推移

下記は象印マホービンの売上高と経常利益の推移です。

ここ数年は売上・利益とも減少しており中々厳しいです。2020年11月期の経常利益はほぼ横ばいの見通しです。大きく回復とはいきませんが下落が止まりそうな気配は出ています。

参考:業績の推移|象印

株価のチャートの推移

下記は象印マホービン5年分の週足株価チャートの推移です。

2018年末、決算発表にて連続減益の見通しから株価が大きく下落して一時は800円割れをしましたが、その後上昇。現在は新型コロナウイルスの影響もあり、大きく下落しているものの以前の安値までは下落していないです。

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象印マホービンの配当推移と株主優待

次に象印マホービンの配当金の推移と株主優待制度を確認していきます。

配当金の推移

下記は象印マホービンの配当金の推移です。年2回、中間配当(5月)と期末配当(11月)を実施しています。

象印の年間配当金推移

2015年11月期:20円
2016年11月期:22円
2017年11月期:22円
2018年11月期:30円
2019年11月期:26円
2020年11月期:26円(予)

2018年11月期の配当は普通配当が22円、創業100周年の記念配当が8円の30円です。

実質的な減配はしていないですが配当性向は高めです。2017年11月期は27.8%、2018年11月期は45.7%、2019年11月期は43.1%です。2020年11月期の予想配当性向は約44%です。まだ大きく減配する可能性は低いもののやや不安な数値です。

参考:配当情報|象印

株主優待制度について

象印の株主優待は「自社商品の優待価格および優待特別割引による販売」です。

100株以上保有していると特別価格で購入できるカタログが届きます。さらに、保有する株式数に応じて合計購入金額から割引されます。

保有株式数優待内容
100株以上
500株未満
購入金額合計より
1,000円割引
500株以上
1,000株未満
購入金額合計より
2,000円割引
1,000株以上購入金額合計より
4,000円割引

掲載商品は毎回異なり10商品ほどとなっています。

掲載している商品は家電量販店で販売されている金額より2割以上安いお得な価格となっています。割引がなくても、欲しい商品があればお得な優待です。

優待利回りとして算出するのは難しいですが、100株で約15万円というのは比較的保有しやすく、象印製の家電が欲しい場合はかなりお得です。逆に、そうでない場合は微妙な優待です。

参考:株主優待情報|象印

象印マホービンの決算内容と今後について

最後に象印マホービンの決算内容の確認と今後について考えていきます。

決算内容を確認

2020年4月1日の決算にて2020年11月期第1四半期の連結経常利益は31.1億円と発表、通期計画の59億円に対する進捗率は52.7%となりました。前年同期比で0.4%減でとりあえずは問題ないですが、次回以降の決算にて新型コロナウイルスの影響が出てくると考えられます。

今後について

象印の売上セグメントですが調理家電製品が63.3%、リビング製品が30.7%です。今後は人口減少や働き方の変化、IoTに対応した製品、海外へも積極的に展開していきます。家電の市場規模はある程度安定していますが、ブームや新製品・価格などの競争は激しく見えない部分は大きいです。

また、象印の株価には割高感あり中々手を出しにくいです。2020年11月期は若干の増益(ほぼ横ばい)見通しと復活の兆しを見せているのはプラスポイントですが、まだまだ物足りなさは感じます。

参考:象印の事業領域|象印

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