象印マホービン(7965)の株価と株主優待の今後について考えてみる

ここ数年、売上・利益ともに厳しい推移をしている象印マホービン(7965)ですが、株価はそこまで下落していません。果たして、今後の株価がどうなるのか業績の推移や今後の見込みから考えてみました。

象印マホービンは株主優待を実施しています、それについても見ていきます。

  • 象印マホービンの事業、業績の推移と株価チャートの確認
  • 各指標や配当利回り、配当推移と株主優待を確認
  • これからの見通しについて、最近の出来事や今後について確認

象印マホービンの事業内容と業績推移

象印マホービンの事業内容、業績の推移と株価チャートを確認します。

象印マホービンとは

象印マホービン株式会社(ぞうじるしマホービン、英: ZOJIRUSHI CORPORATION)は、魔法瓶を中心に炊飯器・電気ポット・ホットプレートなどの調理器具の製造販売をおこなう企業。

現在は家庭用調理器具、空気清浄機、業務用炊飯器、保温ジャーなどを製造し、IH炊飯器とジャーポットの市場占有率は日本国内1位である。

wikipediaより一部抜粋

魔法瓶は現代では日常生活で当たり前のように存在していますね、中身の温度を保てる容器で水筒やポットが多く、どの家庭にもあるかと思います。

売上と利益の推移

象印マホービンの過去5期分の売上高と経常利益の推移です。

特にここ数年は売上・利益とも減少していてかなり厳しいです。

株価チャート

下記は象印マホービンの直近約3年の週足株価チャートです。

2018年の年末には決算発表で連続減益の見通しから株価が大きく下落し、一時は800円割れをしましたが、今はやや戻して上昇トレンドとなっています。

しかし、業績見込みを考えるとこのまま上昇して1,700円を超える可能性よりは1,100円辺りまで下落する可能性の方が高いのではないかと個人的には感じています。

株価の各指標と配当について

次に現在の株価の各指標と配当について見ていきます。

各指標と配当利回りはどうなっているか確認

象印マホービンの現在の株価は1,473円。 年間配当は26円の予定なので年間配当利回りは約1.8%です。PERは26.2倍、PBRは1.44倍です。PERは割高で、PBRも割安というわけでもないです。

※株価は2019年10月10日終値

2019年11月期の配当ですが中間配当が1株13円(権利日は5月20日)、期末配当金が1株13円(権利日は11月20日)の予定で合計26円です。

過去の配当推移を確認

象印マホービンの過去の配当推移一覧です。

2014年11月期2015年11月期2016年11月期2017年11月期2018年11月期2019年11月期(予)
10円20円22円22円30円26円

2018年11月期の配当は普通配当が22円、創業100周年の記念配当が8円の30円です。減配はしていないですが、配当性向がやや上がってきているのは気になる点です。2017年11月期は27.8%、2018年11月期は45.7%、2019年11月期の予測は46.3%です。

参考:配当情報|象印公式サイト

株主優待について

象印の株主優待は「自社商品の優待価格および優待特別割引による販売」です。100株以上保有していると特別価格で購入できる案内が届きます。

さらに、保有する株式数に応じて合計購入金額から割引されます。

保有株式数優待内容
100株以上500株未満購入金額合計より1,000円割引
500株以上1,000株未満購入金額合計より2,000円割引
1,000株以上購入金額合計より4,000円割引

10商品ほどが販売対象になっており、商品にもよりますが、電気屋で販売されている金額より2割以上安いお得な価格となっています。商品数が限られてますが欲しい商品があればお得な優待です。

参考:株主優待情報|象印公式サイト

最近の業績と今後の見通しを確認

最後に最近の業績と今後について考えてみます。

最近の業績を確認

2019年9月30日の決算にて2019年11月期第3四半期累計(2018年12月-2019年8月)の連結経常利益は43.8億円と発表しました。通期計画の56億円に対する進捗率は78.2%です。

おおよそ計画通りという感じです。

今後の動きについて

象印の売上セグメントですが調理家電製品が63.3%、リビング製品が30.7%です。今後は人口減少、働き方の変化、IoTに対応した製品、また海外へも積極的に展開していくと考えられます。

家電の市場規模は安定していると考えていますが、ブームや新製品の競争は激しく見えない部分は大きいと考えています。象印はここ数年の売上・利益が伸び悩んでいます。この先、早期の立て直しが必要だと考えています。

参考:象印の事業領域|象印マホービン公式サイト

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