象印の株価分析!連続減益続きも株価は下落せず・今後どうなるのか。【7965】

ここ数年、売上・利益ともに厳しい推移の象印マホービン(7965)。果たして今後の株価と配当はどうなるのか。業績推移や株価チャート・配当推移を分析してみました。また、株主優待制度を実施しているので内容を確認していきます。

象印マホービンの株価POINT
  • 株価指標に割安感はなく、配当利回りは低め
  • 利益は連続減益も株価の動きは悪くない
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象印マホービンの事業内容と株価指標

はじめに象印マホービンの事業内容と株価指標を確認していきます。

株価指標と配当利回り

株価:1,826円
予想年間配当:26円
年間配当利回り:1.42%
予想PER:39.8倍
PBR:1.73倍

2020年10月6日終値時点のデータ

PERは割高です。年間の配当利回りは平均よりやや低めです。

象印マホービン(7965)とは

象印マホービン株式会社(ぞうじるしマホービン、英: ZOJIRUSHI CORPORATION)は、魔法瓶を中心に炊飯器・電気ポット・ホットプレートなどの調理器具の製造販売をおこなう企業。
現在は家庭用調理器具、空気清浄機、業務用炊飯器、保温ジャーなどを製造し、IH炊飯器とジャーポットの市場占有率は日本国内1位である。

象印マホービン – Wikipediaより抜粋

象印は社名にも入っている「魔法瓶」を中心に展開する会社です。現代では日常生活に当たり前のように存在しています。国内はもちろん、海外へも展開しています。

参考:象印とは|象印

象印マホービンの株主優待と配当推移

次に象印マホービンの株主優待と配当金の推移を確認していきます。

株主優待制度について

象印の株主優待は「自社商品の優待価格および優待特別割引による販売」です。特別価格で購入できるカタログが届き保有する株式数に応じて合計購入金額から割引されます。

保有株式数優待内容
100株以上~500株未満購入金額合計より1,000円割引
500株以上~1,000株未満購入金額合計より2,000円割引
1,000株以上購入金額合計より4,000円割引

掲載商品は毎回異なり10商品ほどです。

掲載している商品は家電量販店で販売されている金額より2割以上安い価格です。割引がなくても、お得な優待です。利回りには換算しにくいですが、象印製品の家電が欲しい人には良い優待です。

参考:株主優待情報|象印

配当金の推移

下記は象印の配当金の推移です。年2回、中間配当(5月)と期末配当(11月)を実施しています。

象印の年間配当金推移

2015年11月期:20円
2016年11月期:22円
2017年11月期:22円
2018年11月期:30円
2019年11月期:26円
2020年11月期:26円 (予)

2018年11月期は普通配当が22円、創業100周年の記念配当が8円です。

実質的な減配はしていないですが配当性向は2018年11月期が45.7%、2019年11月期が43.1%、2020年11月期の予想は約57%と高い水準で推移しています。

参考:配当情報|象印

象印マホービンの業績推移と株価チャート

次に象印マホービンの業績推移と株価チャートを確認していきます。

売上高・経常利益の推移

売上・利益ともに減少推移で厳しいです。2020年11月期の経常利益は当初、横ばい見通しでしたが、下方修正を行い減益予想です。

株価チャートの推移

下記は象印マホービン5年分の週足株価チャートの推移です。

2018年末の決算発表にて連続減益の見通しから株価が大きく下落して一時は800円割れ。しかし、その後は大きく株価を伸ばし、現在の株価の動きも悪くはないです。

象印マホービンの決算内容と今後について

最後に象印マホービンの決算内容と今後について確認していきます

決算内容について

2020年10月1日の決算にて2020年11月期3Q累計(2019年12月-2020年8月)の連結経常利益は40.1億円と発表、通期計画の47億円に対する進捗率は85.4%となりました。3Qだけで見ると良い数値のため、上方修正も考えられます。

今後について

象印の売上セグメントは調理家電製品が約63%、リビング製品が約30%です。家電の市場規模はある程度安定していますが、国内ではブームや新製品・価格などの競争が激しく見えない部分は大きいです。

短期的にはインバウンド需要が減少した以上に巣ごもり関連需要が増えたことで好調ですが、長期的に見るとまだまだ不透明感は強いです。減益が続いているため見極めが必要です。

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