12月に株主優待を実施する銘柄を人気や利回りなどから3つ選んでみた

多くの企業が実施する株主優待ですが、3月末の権利日に実施する企業が一番多く、2番目が9月末、そして3番目が12月末です。

これから12月末に向け、「株価下落時に購入して上昇したら売却して売却益を得る」もしくは「保有し続けて優待を貰う」という二つの方向から狙うのを考えてみます。

優待狙いについて

まず初めに基本的なことですが「優待」と「配当」が良いという理由だけで株の銘柄を選ぶのはとても危険です。

優待は多くの企業が実施し、株価にも影響を及ぼす無視できない存在ですが、まずは業績や今後の見込みを確認して配当や優待を無理をして実施していないかを確認することが大切です。そして問題なければ保有するのが良いと個人的には考えています。

優待権利日が12月末の気になる銘柄

あくまでも気になっている、狙っている銘柄です。今回紹介するのは「東証1部上場の中型・大型株、かつJPX日経400に採用」されている中から3つ選んでみました。

すかいらーくホールディングス(3197)

まずは人気優待ランキングで上位に入ってくるすかいらーくホールディングスです。優待内容はすかいらーくグループで使える「株主優待カード(食事券)」です。

保有株式数優待内容
100株~299株3,000円カード×1枚(3,000円)
300株~499株3,000円カード×2枚、5,000円カード×1枚(11,000円)
500株~999株3,000円カード×1枚、5,000円カード×3枚(18,000円)
1,000株~3,000円カード×2枚、5,000円カード×6枚(36,000円)

2019年10月4日終値は1,936円、100株保有で3,000円分の食事券なので優待利回りは約1.5%です。12月末の期末配当は1株当たり10円の予定としているため配当利回りは約0.5%、配当と優待を合わせた利回りは約2%です。

参考:株主優待情報|すかいらーくグループ公式サイト

気を付ける点ですが、すかいらーくHDは「株主優待コストの上昇」と「人件費上昇」の影響が大きく、利益が減少し減配当を行いました。株価は2019年8月の既存店の売上高が好調なこともあり、上昇し割高になっています。消費税増税の影響がどれだけあるのか、この先の不透明感はあります。

大塚ホールディングス(4578)

次は製薬大手の大塚ホールディングスです。

優待内容は100株以上保有していると3,000円相当のグループ製品をいただくことができます。

2019年10月4日終値は4,139円、100株保有で3,000円分なので優待利回りは約0.7%です。12月末の期末配当は1株当たり50円の予定としているため配当利回りは約1.2%、配当と優待を合わせた利回りは約1.9%です。

参考:株主還元方針|大塚ホールディングス公式サイト

気を付ける点ですが、2019年8月8日の上期決算発表で業績を上方修正し株価が上昇、順調に株価が推移していましたが、2019年9月27日にアルツハイマー型認知症の治療薬の試験結果が思わしくないことが開示されると、警戒感から株価が大きく下落しました。

今後は結果を「詳細に解析し、最良の道を検討する」としており、今後の業績にどこまで影響があるのか見えにくい部分は有ります。

ライオン(4912)

最後は家庭用品大手のライオンです。

優待内容は100株以上保有していると自社製品詰め合わせをいただくことができます。約2,500円分です。

2019年10月4日終値は2,101円、100株保有で2,500円分なので優待利回りは約1.1%です。12月末の期末配当は1株当たり11円の予定としているため配当利回りは約0.5%、配当と優待を合わせた利回りは約1.6%です。

参考:株主優待|ライオン公式サイト

気を付ける点ですが、ここ数年、順調に右肩上がりだった最終利益が2019年12月期は減益予想な点です。中国などの海外事業の展開、原材料費、為替の影響などもあります。とはいえ日用品を扱う代表的な銘柄の為、比較的レンジ内に動きやすい銘柄でもあります。

最後に

この3つの銘柄を選んだ理由ですが、1番は優待内容です。

店舗でつかえる優待券や自社製品の優待は無くなりにくいです(もちろん、どんな銘柄も優待が無くなる可能性はありますが)。実際、すかいらーくHDは株主優待コストが上昇しているのを把握しておきながら減益に対し取った手段は減配当でした。

また、ここ最近ですが権利日の前日に株価が大きく下落するケースがあるのでそこも気を付ける点だと考えています。

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