株主優待バブルが崩壊する日は近い

株主優待が数年前からブームで、いまでも毎月、証券会社のトップページには「今月の優待特集」みたいなものがあります。

そんな人気の優待を実施する会社の中には株価が過大評価されているものもチラホラ見かけます。今回は、そんな株主優待バブルについて考えていきます。




株の基本

まず第1に、株の基本は「安く買って、高く売る」事です。当たり前ですが。。

割高の株を買うということは「高く買って、ものすごく高く売る」という至難の業が求められます。もちろん、中にはものすごく上がることもありますので、短期売買ならそれも可能でしょうが、長期的にみるとかなり厳しいです。

人気の優待+高PER銘柄

株価の割高、割安の基準はたくさんあります。今回は割高株の判断材料としてPERを見ていきます。

日経平均のPERは12倍程度です。業種により平均値が異なりますし、PERが50倍だから割高で株価が上がらない。というわけではないですし、10倍以下だから株価が上がる。ともなりません。

中にはPERが100倍を超える場合もあるし、10倍以下でも業績が悪くてさらに株価が下落することもあります。そのため、単純にPERが高いのでダメというわけではないですが、あくまでも一つの参考として「人気の優待+高PER銘柄【注意したほうがいい銘柄】」が下記となります。

銘柄(コード)株価PER
イオン(8267)2,64164
コカ・コーラ ボトラーズジャパンHD(2579)3,15068
ライトオン(7445)90271
アトム(7412)1,010230

他にも、カッパクリエイト(7421)、コロワイド(7616)、ゼンショー(7550)などなど、PERが高い銘柄はたくさんあります。

人気の株主優待を実施している会社のすべてが割高ではないですが、多くの会社は業績よりも高く評価されている傾向にあります。

株価は「いつかは適正な価格になる」と考えています。

上がりすぎたものは下がり、下がりすぎたものは上がる。業績とかけ離れて評価されている株はバブルの頃と同じく、いつかは暴落することでしょう。

※株価は2018年12月17日終値参考

最後に

今回は、あくまでもPER基準での割高な株になります。優待だけではなく今後業績が伸びるということで買われている会社もあると思います。

人気優待の場合、権利日以降に株価が下落することが多々あります。そのため、つなぎ売り、クロス取引を用いて優待取りをするケースもありますが、はたして、そこまで優待に価値があるものなのでしょうか。

株主優待自体は否定しませんが、株主優待につられた結果、割高な株をつかんでしまい大きな含み損に泣く事がないよう、業績・割安度など複合的に考えて株を買いましょう。

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