ヤマウラの株主優待はお得?今後の株価・配当がどうなるか分析【1780】

エンジニアリングやマンション開発を行っているゼネコン中堅のヤマウラ(1780)ですが、株価が安く実施する株主優待がお得と紹介されることが多いです。

今回はヤマウラ(1780)の株主優待のお得度だけでなく株価や配当はどうなるのか、業績推移・事業内容・株価チャートから考えてみました。

ヤマウラの株価POINT
  • 株価が安く、優待利回りがお得で買いやすい
  • 株主優待を重視しているとみられるため、配当が増える可能性は小さい
  • 割安感はあまりないですが、業績は安定しています

株主優待について

まず初めにお得と紹介されることの多いヤマウラの株主優待について見ていきます。

優待内容

ヤマウラの株主優待は「3,000円相当の地場商品 」です。保有株式数が増えると選べる商品数が増えます。権利日は3月末です。

保有株式数優待内容
100株以上3,000円相当の地場商品群の中から1商品選択
300株以上3,000円相当の地場商品群の中から2商品選択
1,000株以上3,000円相当の地場商品群の中から3商品選択

参考:株主優待について|株式会社ヤマウラ公式サイト

優待利回り

優待利回りですが、100株保有(約87,400円)で3,000円分なので優待利回りは約3.4%です。お得な優待として紹介されることが多いだけになかなか良い利回りです。

株価指標と事業内容について

次にヤマウラの株価と事業内容について見ていきます。

株価指標について

現在の株価:874円

予定年間配当:5円

年間配当利回り:約0.6%

予想PER:17倍、PBR:1.12倍

ゼネコン関連銘柄のためそこまで割安という感じでもないです。配当利回りも良くないです。

※株価は2019年11月29日終値

ヤマウラ(1780)とは

株式会社ヤマウラは、建築や土木中心であるが、前身は鉄工所。現在もエンジニアリング事業として大型機械装置及び電気制御システム等の製作等を行う。また、ドライブインなどの経営も行っている。

主要部門である建設では、工場等の大型建築が有名。現在では一般住宅建築まで幅広く請け負う。賃貸マンションのブランド、「ブレインマンション」を立ち上げ、全国にフランチャイズ展開を行っている。

wikipediaより抜粋

主要事業は「建築部門」、「土木部門」です。

参考:事業内容|株式会社ヤマウラ

業績推移と株価チャート・配当推移について

続いて業績推移と株価チャートについて見ていきます。

売上高と経常利益の推移

2018年3月期に決算期を変更しています。2020年3月期の業績見込みは厳しく、減収・減益予想です。

参考:業績財務状況|株式会社ヤマウラ

株価チャートについて

下記はヤマウラの5年分の週足株価チャートです。

ここ数年はレンジで推移しています。

現在はややレンジ下限に近く、上昇したら1,000円、下落したら800円が一旦のメドとなりそうです。4,5年前は400円台で推移していたことを考えると、今の株価は若干買いにくいポイントです。

配当推移について

下記はヤマウラの配当推移です。

2015年9月期2016年9月期2017年9月期2018年3月期2019年3月期2020年3月期(予)
5円5円5円2.5円5円5円

配当は年間5円で推移しています(2018年3月期は決算期の変更をおこなっています)。

配当性向は低く減配する可能性は低いですが、増配する可能性もこれまでの推移を考えると低いと考えられます。

最近の業績と今後の見通しを確認

最後に最近の業績と今後について考えてみます。

最近の業績について

2019年11月14日の決算にて2020年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は7.6億円と発表、通期計画の14.5億円に対する進捗率は52.9%となりました。

通期計画に対する進捗率でみると問題はないですが、前年同期比で苦戦している点は若干気になる点です。

今後について

ヤマウラは2018年末に創業100周年の記念優待を実施しました(100株以上保有で2,000円相当の商品)。現在実施している優待内容や配当の低さから考えると株主優待を重視していると考えられます。

株価には以前のような割安感はなく、配当・優待を合わせた利回りは約4%とお得ではありますが、飛びぬけているわけではありません。

業績は安定しており、株価も調整的に下落したことがあるだけで、大きく下落したことがないのはプラスポイントです。事業内容でいうと個人的には不動産関係が良い意味でも悪い意味でも少し気になる点です。

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