ヤマウラの株主優待はお得?優待だけでなく株価や業績推移も分析【1780】

エンジニアリングやマンション開発を行っているゼネコン中堅のヤマウラ(1780)。株価が安く株主優待がお得と紹介されることが多いです。今回は株主優待だけでなく株価・配当が今後どうなるのか。業績推移・株価チャートを分析してみました。

ヤマウラの株価POINT
  • 株価が安くて買いやすく、優待利回りが高い
  • 株主優待を重視、現状では配当が増える可能性は小さい
  • 目立った割安感はないが、業績・株価は比較的安定
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ヤマウラの株価指標と事業内容

はじめにヤマウラの株価指標と事業内容を確認していきます。

株価指標と配当利回り

株価:908円
予定年間配当:5円
年間配当利回り:0.55%
予想PER:19.1倍
PBR:1.05倍

2021年6月18日終値時点のデータ

ゼネコン関連銘柄というのを考慮すると、割高とも割安とも言えないです。年間配当利回りは低いです。

ヤマウラ(1780)とは

株式会社ヤマウラは、建築や土木中心であるが、前身は鉄工所。現在もエンジニアリング事業として大型機械装置及び電気制御システム等の製作等を行う。また、ドライブインなどの経営も行っている。

主要部門である建設では、工場等の大型建築が有名。現在では一般住宅建築まで幅広く請け負う。賃貸マンションのブランド、「ブレインマンション」を立ち上げ、全国にフランチャイズ展開を行っている。

ヤマウラ – Wikipediaより抜粋

主要事業は「建設事業」、「エンジニアリング事業」、「開発事業」です。中でも営業利益比率が高いのは建設事業の「建築部門」、「土木部門」です。

参考:事業内容|株式会社ヤマウラ

ヤマウラの業績推移と株価チャート

次にヤマウラの業績推移と株価チャートを確認していきます。

売上高と経常利益の推移

2018年3月期は決算期の変更で6カ月決算です。2022年3月期は減収・減益予想でやや厳しめの見通しです。

参考:業績財務状況|株式会社ヤマウラ

株価チャートの推移

下記はヤマウラの5年分の週足株価チャート推移です。

2017年に株価が大きく上昇。その後の株価はレンジで推移しています。

株価のメドについて

上昇した場合のメドは1000円、下落した場合のメドは800円辺りと見ることが出来そうです。

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ヤマウラの株主優待制度と配当推移

次に「お得と紹介されることの多い」ヤマウラの株主優待と配当推移を確認していきます。

株主優待の内容について

ヤマウラの株主優待は「3,000円相当の地場商品 」、権利日は3月末です。

保有株式数優待内容
100株以上地場商品群の中から1商品選択 (3,000円相当)
300株以上地場商品群の中から2商品選択 (3,000円相当×2)
1,000株以上地場商品群の中から3商品選択 (3,000円相当×3)

2020年3月期の実施内容では、カタログギフトのように選べるので比較的人気の優待です。

参考:株主優待について|株式会社ヤマウラ公式サイト

優待利回りについて

100株保有で3,000円相当なので優待利回りは約3.3%です。お得と紹介されることが多いだけあって、高い利回りです。

配当金の推移

下記はヤマウラの配当推移です。年2回、中間配当(9月)と期末配当(3月)を実施しています。

ヤマウラの年間配当金推移

2017年9月期:5円
2018年3月期:2.5円
2019年3月期:5円
2020年3月期:5円
2021年3月期:5円
2022年3月期:5円(予)

配当金は年間5円で推移しています(2018年3月期は決算期の変更)。

2022年3月期の予想配当性向は約10%なので減配する可能性は低いですが、これまでの配当推移・配当性向を考えると増配する可能性も低いです。還元方針変更などがあれば大きく増配する可能性はあります。

ヤマウラの決算と今後について

最後にヤマウラの決算内容の確認と今後について考えていきます。

決算内容について

2021年5月14日の決算にて、2021年3月期の連結経常利益は15.4億円と発表。2022年3月期の同利益は14.3億円見通し、年間配当は5円予定としています。

今後について

ヤマウラは2018年末に創業100周年の記念優待を実施しました(100株以上保有で2,000円相当の商品)。現在実施している優待内容や配当性向の低さを考えると株主優待を重視していると考えられます。株価に割高感は無く、株主優待はお得感がありますが、優待はあくまでもオマケです。

業績の善し悪しに関わらず優待は変更・廃止などの可能性があり、まずは業績やその会社の事をしっかり知る事が重要です。

ここ数年の業績・株価は比較的安定していますが、事業で展開している不動産関係が今後どうなるのか、人により判断が分かれそうです。

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