ワークマンの株価上昇はどこまで続く?今後の株価・配当と東証一部昇格について考察【7564】

第2のユニクロと呼ばれ「業績」と「株価」ともに大きく伸ばしている株式会社ワークマン(7564)について、今後の株価・配当がどうなるか、株価指標・業績推移・株価チャートを分析してみました。

また、ワークマンが東証1部に昇格する可能性についても考えてみました。

ワークマンの株価POINT
  • 業績は好調だが、指標は以前よりかなり割高に推移
  • 配当は増額修正する可能性が高い
  • 株価には大きな期待値が含まれており、業績が良くても株価が下落する可能性はある。

ワークマンの株価指標と事業内容

はじめにワークマンの株価指標と事業内容についてみていきます。

株価指標と配当利回りについて

現在の株価:9,760円

予想年間配当:36.5円

年間配当利回り:約0.37%

予想PER:73.2倍、PBR:11.42倍

指標の上ではPER、PBRともにかなり割高です。配当利回りもよくないです。

※株価は2019年12月13日終値

ワークマン(7564)とは

株式会社ワークマン(英: WORKMAN CO.,LTD.)は、GMSベイシア、ホームセンターのカインズ、コンビニのセーブオンなどを擁する流通大手であるベイシアグループの一員で、主に現場作業や工場作業向けの作業服・関連用品の専門店として、日本最大手に成長した。関東地方を中心に北海道から九州にかけて、フランチャイズ展開しているチェーンストアである。

日本全国に約800店舗を擁し、工場・土木現場向け用品の専門店としては、国内最大の売上げをほこる。また、商品の値段は安く「作業服のユニクロ」とも呼ばれるが、営業利益率は8%と高い。

wikipediaより

フランチャイズチェーン店の出店数は年々増えており、ここ数年の出店数は下記のように推移しています。

年度出店数
2015年3月期749店舗
2016年3月期766店舗
2017年3月期797店舗
2018年3月期821店舗
2019年3月期837店舗

フランチャイズと言えば、コンビニチェーンですが、24時間営業の問題、人件費、ロイヤリティなどさまざまな問題が出てきています。しかし、ワークマンでは今のところ、悪い話や訴訟の話は聞いたことがないです。

もちろん、フランチャイズという性質上、全ての店が成功するのは難しいですがコンビニのように24時間営業、年中無休で営業しているわけではなく、お客さんも集中的に来ないので比較的小人数でお店を回すことができるのが強みです。

参考:出店データ|ワークマン公式サイト

ワークマンの業績の推移と株価チャートについて

次にワークマンの業績の推移と株価チャートについて見ていきます。

売上高と経常利益の推移

売上・利益が順調に右肩上がりです。

2020年3月期も増収・増益見通し、5期連続で最高益を更新する見通しです。さらにここから上方修正する可能性もあると見られています。

参考:財務データ|ワークマン公式サイト

株価チャートについて

下記はワークマンの5年分の週足株価チャートです。

見事な上昇トレンドです。わずか2年で5倍近い株価になっています。

業績好調に加え、将来の期待値が高いからでしょう。何度か株価が落ち着きそうなタイミングもありましたが、まったく止まる気配がありません。

2019年4月に1株を2株に株式分割を行う前は株価1万円を突破していましたが、そこから8カ月たった今、再び1万円を目指す勢いです。今後、再び株式分割を行う可能性があると見ています

配当推移と最近の業績について

次に配当の推移と最近の業績について見ていきます。

配当推移について

下記はワークマンの配当推移です。

2015年3月期2016年3月期2017年3月期2018年3月期2019年3月期2020年3月期(予)
21.75円23円26.5円29円36.5円36.5円

ワークマンの配当は3月末の一括配当で、2020年3月期の配当は据え置き予定です。しかし、ここ数年は増額修正が既定路線なので40円~50円ほどに増額修正する可能性は高いです

株価が高いので増額しても配当利回りは良くないです。しかし、毎年増配しているのはかなり好印象です。

最近の業績について

2019年11月5日の決算にて2020年3月期第2四半期累計(4-9月)の経常利益(非連結)は93.5億円と発表、通期計画の163億円に対する進捗率は57.4%となりました。

1Qの経常利益は前年同期比で52.5%増、2Qの経常利益も50.9%増とかなり好調で、今後上方修正する可能性は高いです。

今後の株価上昇要因と下落要因について

最後にワークマンの株価がこれから上昇するか、下落するか、それぞれ考えてみました。

株価上昇要因について

ワークマンの株価ですが、かなり割高になっており期待値が高く、ここから更に株価を上げるには強い材料は必要です。その1番の候補となりそうなのが東証1部への昇格です。

現在のワークマンはジャスダックに上場していますが、「時価総額」や「利益」などの規模を考えるといつか東証1部に上がる可能性は高いです。

2019年4月には株式分割を行っています。あくまでも分割は投資家層の拡大と株式市場の活性化を図るために行っていますが、過去多くの企業が1部昇格前に株式分割を行っています。現在の株価を考えると再度分割する可能性もありえます。

マクドナルド、ワークマン、セリアの3社は東証1部昇格の可能性があると言われており、将来はかなりの高い確率で昇格すると考えられます。とはいえ、3社とも数年前から噂がありますが東証再編のこともあり、どうなるかまだ分からないというのが現状です。

また、配当は10年連続増配、配当性向も適正で利益率も高く、今後の業績次第ではまだまだ配当が増える可能性が高いのはプラス材料です。自己資本率が高い事、有利子負債が少ないのも安心材料の一つです。

株価下落要因について

ワークマンは先述したように業績好調で毎年増収・増益です。しかし、株価というのは業績が良ければ上がるという簡単なものではないです。業績が良くても、上がりすぎた株価が調整的に下がるのは良くあることです。

基本的に株価というのは「先の期待値込みの需要と供給」で価格が決まっています。現在のワークマンの株価は各指標を見てもわかるようにかなり割高で期待値が高いです。もちろん、期待値以上に業績が良くなれば、ここから株価が上昇しさらに割高になる可能性もあります。過去にそのような銘柄はたくさん見てきました。

店舗数は年々増えて、売上・利益もかなり上昇していますが、どこかでその勢いが鈍くなるタイミングが必ずあります。2020年3月期はほぼ間違いなく過去最高益を更新し、上方修正する可能性が高いです。しかし、株価には織り込まれています

最後に

ワークマンの株価は少し過熱気味ですが、本当に「第2のユニクロ(ファーストリテイリング)」であるならば、まだまだ株価上昇を狙うこともできます。ファーストリテイリングは株価が3倍になった後、少しもみ合いそこから更に倍になりました。

景気減速に対する警戒感が出ているため、例えその企業の業績が問題なくても、市場全体の株価が下落しつられて安くなる可能性はどの銘柄にもあります。

そのようになっても「応援し続けることができるか、保有し続けることができるか。」が株を購入する最後の決め手になると考えています。

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