ワークマン(7564)の株価が上昇トレンド、東証一部昇格について考えてみる

第2のユニクロと言われ「業績」、「株価」ともに大きく伸ばしている株式会社ワークマンですが、その株価が今後どうなるか、各指標や株価チャートなどさまざまな角度から考えてみます。

  • ワークマンとは?事業内容、業績を確認
  • 現在の株価と各指標、チャートから割安か割高か確認
  • 今後どこまで株価が伸びるのか、東証一部昇格はあるのか

ワークマンの事業内容、業績

まず初めにワークマンの基本について見ていきます。

ワークマンとは

日本全国に約800店舗を擁し、工場・土木現場向け用品の専門店としては、国内最大の売上げをほこる。また、商品の値段は安く「作業服のユニクロ」とも呼ばれるが、営業利益率は8%と高い。

wikipediaより

フランチャイズチェーン店で、その店舗数は年々増えており、ここ数年の店舗数は下記のように推移しています。

2012年710店舗
2014年743店舗
2016年784店舗
2017年807店舗
2018年832店舗

某コンビニでは人件費、ロイヤリティでさまざまな問題が明るみになっていますが、ワークマンでは今のところ、悪い話や訴訟の話は聞いたことがないです。

もちろん、フランチャイズという性質上、全ての店が成功するのは難しいですがコンビニのように24時間営業、年中無休で営業しているわけではなくお客さんも大量に来ないので比較的小人数でお店を回すことができるのが強みです。

最近の業績

ここ数年の売り上げ、利益は順調に右肩上がりです。2019年8月6日の決算では2020年3月期第1四半期(4-6月)の経常利益(非連結)は50.7億円と発表。年間計画の163億に対する進捗率は31.1%と変わらず好調です。

株価チャート、各指標と配当推移を確認

次に各指標を確認していきます。

週足株価チャート

見事な上昇トレンドです。わずか2年で3倍近い株価になっています。業績好調に加え、期待値が高いからでしょう。とはいえ、ここ数カ月はもみ合いになっています。

株価と各指標、配当利回り

ワークマンの現在の株価は5,280円。 年間配当は36.5円の予定なので年間配当利回りは約0.7%です。PERは39.6倍、PBRは6.43倍です。指標の上ではかなり割高です。

※株価は2019年8月22日終値

過去の配当推移を確認

ワークマンの過去の配当推移です。

2014年2015年2016年2017年2018年2019年2020年(予)
20.75円21.75円23円26.5円29円36.5円36.5円

今期の予定は据え置きですが、ここ10年ほど連続で増配しているので個人的には今期、増額修正の可能性は高いとみています、40円が本線です。とはいえ、株価が高いので利回りは良くないですね。

今後について

ワークマンの株価が今後上昇するか、下落するか、それぞれの要因をまとめました

株価上昇要因、東証一部昇格?

一番大きそうなのは東証1部への昇格です。現在のワークマンはジャスダックに上場していますが、「時価総額」や「利益」などの規模を考えるといつか東証1部に上がる可能性は高いです。

2019年4月には株式分割を行っています。あくまでも分割は投資家層の拡大と株式市場の活性化を図るために行っていますが、過去多くの企業が1部昇格前に株式分割を行っています。

マクドナルド、ワークマン、セリアの3社は数年前から1部昇格の可能性があると言われており、かなりの高い確率で昇格する可能性があります。とはいえ、3社とも数年前から噂がありますが東証再編のこともあり、どうなるか分からないというのが現状です。

また、配当が10年連続増配、配当性向も適正なので今後の業績次第ではまだまだ配当が増える可能性が高いです。

株価下落要因

ワークマンは先述したように業績も良好で毎年増収・増益です。しかし、株価というのは業績が良ければ株価が上がるというものではないです。

基本的に株価というのは「先の期待値込みの需要と供給」で価格が決まっています。現在のワークマンの株価は各指標を見てもわかるように割高です。もちろん、ここから株価が上昇しさらに割高になる可能性もあります。過去にそのような銘柄をたくさん見てきました。

現在の株価は「好業績込み」の株価となっています。既に会社の年間計画よりも良い業績になるであろうという株価です。もし、計画通りだと株価は下落します。

最後に

ワークマンの株価は少し過熱気味ですが、本当に「第2のユニクロ(ファーストリテイリング)」であるならば、まだまだ上を狙うこともできます。ファーストリテイリングは株価が3倍になった後、少しもみ合いそこから更に倍になりました。現在のワークマンは注目度が高く、一つのニュースで大きく株価が上下する状態となっています。

しかし、株価というのは不思議なもので、その会社に問題がなくても、他の株の損失が膨らむことで利益の出ている株を売却して損失を補填するなどが良くあります。

景気減速が出ており、かなり弱気な日経平均株価を予想する人もたくさんいます。そうなると、企業の業績に関係なく、市場全体の株価が下落しつられて安くなる可能性が当然あります。

そのようになっても「保有し続けることができるか。」が株を購入する最後の決め手になると考えています。そして、いつまで保有するのかを考えるのは重要です。

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