ワッツの株価分析!長期下落の株価が需要増・業績回復で急上昇!【2735】

100円ショップ中堅のワッツ(2735)。株価は長期で下落していましたが、巣ごもり需要増などによる好業績で株価が上昇しました。果たして今後の株価・配当はどうなるのか。業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。

ワッツの株価POINT
  • 株価に割高感は無く、配当利回りは平均水準
  • 不採算店舗の整理、巣ごもり需要で業績が大きく改善
  • 株価上昇も一旦は落ち着き
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ワッツの事業内容と株価指標

はじめにワッツの事業内容と株価指標について確認していきます。

株価指標と配当利回り

株価:898円
予定年間配当:15円
年間配当利回り:1.67%
予想PER:16.3倍
PBR:1.12倍

2021年1月15日終値時点のデータ

株価指標はやや割安です。年間の配当利回りは平均水準です。

ワッツ(2735)とは

株式会社ワッツは、100円ショップ「ワッツ」「meets.」「シルク」などを全国展開する企業である。ディスカウントショップも経営している。

ワッツ – Wikipediaより抜粋

100円ショップが主力、直営の小型店が軸です。海外へも展開しM&Aによる規模の拡大を図っています。 100円ショップ業界4位の大手ですが、ダイソーとセリアの二大巨頭が大きくシェアを持っています

参考:経営方針・戦略|株式会社ワッツ

ワッツの株主優待制度と配当推移

次にワッツの株主優待制度と配当金の推移を確認していきます。

株主優待制度について

ワッツの株主優待は「自社オリジナル商品詰め合わせ」、権利日は8月末です。

保有株式数
または保有期間
優待内容
100株以上
1,000株未満
オリジナル商品 1,000円相当
1,000株以上
又は3年以上継続保有
オリジナル商品 2,000円相当

100株保有で1,000円相当と換算すると優待利回りは約1.1%です。利回りは高くはないですが、オリジナル商品や自社で使える優待券は廃止する可能性が低めです。しかし、変更や長期保有条件追加などの可能性は考えられます。

配当金の推移について

下記はワッツの配当金推移です。期末(8月末)の一括配当を行っています。

2019年8月期は当初15円の予定としていましたが、減額修正を行い1株当たり10円に。2020年8月期は当初10円予定でしたが増額修正を行い15円となりました。

配当基本方針は「配当性向20%~30%を目安、安定した配当を継続して行う」としています。2021年8月期の予想配当性向は約27%です。

参考:株主還元|株式会社ワッツ

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ワッツの業績推移と株価チャート

次にワッツの業績推移と株価チャートの推移を確認していきます。

売上高と経常利益の推移

売上は順調に右肩上がりですが、経常利益は減少していました。しかし、2020年8月期は需要増から大きく回復。2021年8月期はその反動もあり減収・減益見通しです。

株価チャートの推移

下記はワッツ5年分の週足株価チャートの推移です

2017年8月頃から業績悪化と今後の不安感により株価が下落していました。しかし、2020年3月にマスク・除菌関係の商品需要拡大・巣ごもり需要で売上が増加し株価が大きく上昇。2021年8月期が減収・減益見通しによりやや落ち着いたものの再度上昇する気配も見せています。

ワッツの決算内容と今後の見通しについて

最後にワッツの決算内容の確認と今後の見通しを考えていきます。

決算内容について

2021年1月12日の決算にて2021年8月期1Q(9-11月)の連結経常利益は4.7億円と発表。あわせて上期の同利益予想を3.7億円から7.5億円に上方修正しています。

今後について

2019年8月期は収益改善の見込めない事業から撤退し、不採算店舗を中心とした閉鎖を積極的に進めました。その成果に加えて特需もあり2020年8月期に利益が大きく伸びています。今後も閉鎖や改装を行い、更に収益改善を進めていきます。

今後は景気減速・消費者マインドの低下から、100円ショップ、ディスカウントストアなどの安いモノに人が流れる可能性が高いと言われています。また、上期の利益予想を上方修正しており、今後、通期の業績予想も上方修正する可能性があります。

しかし100円ショップはライバル企業も強いです。短期的には業界全体が好調ですが、今後はどれだけ差別化できるかがポイントとなります。

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