ワッツの株価は安くて買い時なのか株主優待・配当推移・株価チャートを分析【2735】

100円ショップの中堅のワッツ(2735)は株価が安いため少額から投資できるのに加え、100株保有で株主優待をもらうことができます。業績が伸び悩んでいるため、株価は下落して推移していますが、今後どうなるかを業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。

ワッツの株価POINT
  • 配当・優待の利回りは約3.2%と特別高いわけではない。
  • 不採算店舗の整理で採算が改善されている
スポンサーリンク

ワッツの事業内容と株価指標

まずはワッツの事業内容と現在の株価指標について確認していきます。

ワッツ(2735)とは

株式会社ワッツは、100円ショップ「ワッツ」「meets.」「シルク」などを全国展開する企業である。ディスカウントショップも経営している。

wikipediaより抜粋

直営の小型店が軸で海外へも展開しています。M&Aによる規模の拡大を図っています。

参考:経営方針・戦略|株式会社ワッツ

株価指標と配当利回り

現在の株価:619円

予定年間配当:10円

年間配当利回り:約1.6%

予想PER:23.7倍、PBR:0.82倍

※株価は2020年1月29日終値

ワッツの財務状況

時価総額:84億円

自己資本比率:47.1%

ROE:3.4%、ROA:3.7%
(2020年8月期予想)

PERは割高、PBRは割安です。配当利回りは平均より低く、ROEには物足りなさがあります。

ワッツの株主優待と配当推移

ワッツの株主優待制度と配当金の推移を確認していきます

株主優待制度

ワッツの株主優待は「自社オリジナル商品詰め合わせ」、権利日は8月末です。

保有株式数または保有期間優待内容
100株以上
1,000株未満
商品詰め合わせ 10点
1,000株以上
又は3年以上継続保有
商品詰め合わせ 10点
およびギフトカード1,000円分

1,000株以上または3年以上継続保有している場合には、オリジナル商品に加えてギフトカード1,000円分をいただくことができます。

100株(61,900円)で1,000円相当なので優待利回りは約1.6%です。約6万円で取得できるのはハードルが低いですが、利回りは高くないです。

また、オリジナル商品や自社で使える優待券は廃止される可能性が低いのである程度の安心感はあります。(絶対に無くならないとは言い切れません)

配当金の推移

下記はワッツの配当推移です。配当は期末(8月末)の一括配当としています。

ワッツ年間配当金の推移

2015年8月期:17円
2016年8月期:15円
2017年8月期:15円
2018年8月期:15円
2019年8月期:10円
2020年8月期:10円(予)

配当は減配傾向です。

2019年8月期は当初15円の予定としていましたが、減額修正を行い1株当たり10円となりました。

ワッツの配当基本方針は「配当性向20%~30%を目安 、安定した配当を継続して行う」としています。2020年8月期の配当性向は約38%の見通しと若干厳しい数値です。想定の利益を確保できないと減額修正・減配の可能性も出てきそうです。

参考:株主還元|株式会社ワッツ

ワッツの業績推移と株価チャート

ワッツの業績の推移と株価チャートの動きを確認していきます。

売上高と経常利益の推移

売上は順調に右肩上がりに伸びていますが、経常利益は減少しています。2020年8月期は回復する見通しですが、計画にはやや物足りなさは感じます。

株価チャートについて

下記はワッツの5年分の週足株価チャートです。

近年の業績悪化の影響と見通しの不透明感から株価が大きく下落しています。ここ最近は下落がやや落ち着いて底値圏で推移しています。

ワッツの最近の決算と今後の見通し

ワッツの最近の決算内容の確認と今後の見通しを考えていきます。

最近の決算について

2020年1月10日の決算発表にて2020年8月期第1四半期(9-11月)の連結経常利益は2.2億円と発表しました。上期計画の3.1億円に対する進捗率は71.0%、通期計画の7.9億円に対する進捗率は27.8%と好調となりました。

まだ1Qだけなので、これからが重要ではあるものの経常利益が前年同期比で40.1%増とV字回復しています。

今後について

2019年8月期は収益改善の見込めない事業から撤退、不採算店舗を中心とした閉鎖を積極的に進めました。その成果により1Qでは売上は若干下がったものの収益が改善されて、大きく利益を復活させました。今後も閉鎖や改装を進めて本格的な収益改善は今期の後半予定としています。

また、11期連続増収の見通しとしていますが、月次情報を見ると閉店の影響もあり若干厳しいかもしれません。

現時点では確実な判断は難しいところですが、株価の下値は限定的に見えます。また、消費税増税や消費者マインドの低下から、100円ショップ、ディスカウントストアなどの安いモノに人が流れる可能性は高いと言われています。もちろん、ライバル企業が多いので、簡単にはいかないですが。

参考:月次情報|株式会社ワッツ

タイトルとURLをコピーしました