ワッツの株価が下落して安くなっているが買い時か。株価チャート・配当推移と株主優待を分析【2735】

100円ショップの中堅のワッツ(2735)の株価が長期で下落して推移しています。100株保有で株主優待を受けることもできるワッツですが、果たして今後の株価・配当はどうなるのか。業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。

ワッツの株価POINT
  • 配当・優待の利回りは特別高いわけではない。
  • 不採算店舗の整理と新型コロナウイルスの影響で業績が大きく改善
  • 業績上方修正の期待から株価はやや上昇
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ワッツの事業内容と株価指標

はじめにワッツの事業内容と株価指標について確認していきます。

ワッツ(2735)とは

株式会社ワッツは、100円ショップ「ワッツ」「meets.」「シルク」などを全国展開する企業である。ディスカウントショップも経営している。

wikipediaより抜粋

100円ショップが主力、直営の小型店が軸です。海外へも展開しM&Aによる規模の拡大を図っています。

参考:経営方針・戦略|株式会社ワッツ

株価指標と配当利回り

下記は2020年4月10日終値時点の株価指標と配当利回りです。

現在の株価:595円

予定年間配当:10円

年間配当利回り:約1.68%

予想PER:22.8倍、PBR:0.76倍

株価指標はPERは割高、PBRは割安です。年間の配当利回りは低めです。

ワッツの財務状況

時価総額:83億円

自己資本比率:44.8%

ROE:0.7%、ROA:3.2%
(2019年8月期)

ワッツの株主優待制度と配当推移

次にワッツの株主優待制度と配当金の推移を確認していきます。

株主優待制度について

ワッツの株主優待は「自社オリジナル商品詰め合わせ」、権利日は8月末です。

保有株式数
または保有期間
優待内容
100株以上
1,000株未満
商品詰め合わせ 10点
1,000株以上
又は3年以上継続保有
商品詰め合わせ 10点
およびギフトカード1,000円分

1,000株以上または3年以上継続保有している場合には、オリジナル商品に加えてギフトカード1,000円分をいただくことができます。100株保有で1,000円相当と換算すると優待利回りは約1.68%です。約6万円で保有できるのはハードルが低いですが、利回りは高くはないです。

また、オリジナル商品や自社で使える優待券は廃止される可能性が低いのである程度の安心感はあります。(絶対に無くならないとは言い切れません)

配当金の推移について

下記はワッツの配当金の推移です。配当は期末(8月末)の一括配当としています。

ワッツの年間配当金推移

2015年8月期:17円
2016年8月期:15円
2017年8月期:15円
2018年8月期:15円
2019年8月期:10円
2020年8月期:10円(予)

配当は減配して推移しています。

2019年8月期は当初15円の予定としていましたが、減額修正を行い1株当たり10円となりました。

ワッツの配当基本方針は「配当性向20%~30%を目安、安定した配当を継続して行う」としています。2020年8月期の予想配当性向は約38%と若干厳しい数値です。想定の利益を確保できないと減額修正・減配の可能性も出てきそうです。

参考:株主還元|株式会社ワッツ

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ワッツの業績推移と株価チャート

次にワッツの業績推移と株価チャートの推移を確認していきます。

売上高と経常利益の推移

下記はワッツの売上高と経常利益の推移です。

売上は順調に右肩上がりに伸びていますが、経常利益は減少しています。2020年8月期は回復する見通しです、上期決算を考えるとここから上方修正する可能性は高いです。

株価チャートの推移について

下記はワッツ5年分の週足株価チャートです。

業績悪化の影響と見通しの不透明感から長期で株価が下落して推移しています。ここ最近では新型コロナウイルスの影響でマスク・除菌関係の商品需要拡大で売上が増加したことにより、株価が上昇しています。

ワッツの決算内容と今後の見通しについて

最後にワッツの決算内容の確認と今後の見通しを考えていきます。

決算内容について

2020年4月9日の決算にて2020年8月期第2四半期累計(2019年9月-2020年2月)の連結経常利益は7.8億円と発表、通期計画の7.9億円に対する進捗率は99.1%となりました。

通期計画は新型コロナウイルスの影響で据え置きとしていますが、かなりの高い確率で今後上方修正に期待ができます。

今後について

2019年8月期は収益改善の見込めない事業から撤退、不採算店舗を中心とした閉鎖を積極的に進めました。その成果に加えて特需もあり利益が大きく復活しています。今後も閉鎖や改装を行い、更に収益改善を進めていきます。

現時点では確実な判断は難しいですが、ここから株価が下落しても限定的に見えます。また、今後は景気減速・消費者マインドの低下から、100円ショップ、ディスカウントストアなどの安いモノに人が流れる可能性は高いと言われています。しかしライバル企業も多いため、簡単にはいかないです。

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