ワッツの株価分析!長期で株価下落が需要増による業績回復で株価急上昇【2735】

100円ショップ中堅のワッツ(2735)の株価は長期で下落していますが、ここ最近では巣ごもり需要増・好調な業績もあり株価が上昇しています。果たして今後の株価・配当はどうなるのか。業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。

ワッツの株価POINT
  • 配当・優待の利回りのお得感はあまりない
  • 不採算店舗の整理と巣ごもり需要などで業績が大きく改善
  • 短期的な株価はかなり上昇している
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ワッツの事業内容と株価指標

はじめにワッツの事業内容と株価指標について確認していきます。

ワッツ(2735)とは

株式会社ワッツは、100円ショップ「ワッツ」「meets.」「シルク」などを全国展開する企業である。ディスカウントショップも経営している。

ワッツ – Wikipediaより抜粋

100円ショップが主力、直営の小型店が軸です。海外へも展開しM&Aによる規模の拡大を図っています。

参考:経営方針・戦略|株式会社ワッツ

株価指標と配当利回り

2020年7月13日終値時点のワッツの株価指標と配当利回りです。

株価:1,001円
予定年間配当:10円
年間配当利回り:約1%
予想PER:23.1倍、PBR:1.28倍

株価指標はPERは割高、PBRは割安です。年間の配当利回りは低めです。

ワッツの株主優待制度と配当推移

次にワッツの株主優待制度と配当金の推移を確認していきます。

株主優待制度について

ワッツの株主優待は「自社オリジナル商品詰め合わせ」、権利日は8月末です。

保有株式数
または保有期間
優待内容
100株以上
1,000株未満
オリジナル商品
1,000円相当
1,000株以上
又は3年以上継続保有
オリジナル商品
2,000円相当

100株保有で1,000円相当と換算すると優待利回りは約1%です。利回りは高くはないです。また、オリジナル商品や自社で使える優待券は廃止される可能性が低いのである程度の安心感はあります。(絶対に無くならないとは言い切れません)

配当金の推移について

下記はワッツの配当金の推移です。配当は期末(8月末)の一括配当としています。

ワッツの年間配当金推移

2015年8月期:17円
2016年8月期:15円
2017年8月期:15円
2018年8月期:15円
2019年8月期:10円
2020年8月期:10円(予)

配当は減配して推移しています。

2019年8月期は当初15円の予定としていましたが、減額修正を行い1株当たり10円となりました。

ワッツの配当基本方針は「配当性向20%~30%を目安、安定した配当を継続して行う」としています。2020年8月期の予想配当性向は業績上方修正し約23%です。

参考:株主還元|株式会社ワッツ

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ワッツの業績推移と株価チャート

次にワッツの業績推移と株価チャートの推移を確認していきます。

売上高と経常利益の推移

下記はワッツの売上高と経常利益の推移です。

売上は順調に右肩上がりに伸びていますが、経常利益は減少しています。2020年8月期は大きく回復する見通しです。

株価チャートの推移

下記はワッツ5年分の週足株価チャートの推移

業績悪化と今後の不安感から長期で株価が下落して推移していましたが、ここ最近ではマスク・除菌関係の商品需要拡大、巣ごもり需要で売上が増加。株価が大きく上昇しています。

ワッツの決算内容と今後の見通しについて

最後にワッツの決算内容の確認と今後の見通しを考えていきます。

決算内容について

2020年7月10日の決算にて2020年8月期第3四半期累計(2019年9月-2020年5月)の連結経常利益は12億円と発表、あわせて、通期の同利益を従来予想の7.9億円から14.3億円に上方修正しました。

今後について

2019年8月期は収益改善の見込めない事業から撤退、不採算店舗を中心とした閉鎖を積極的に進めました。その成果に加えて特需もあり利益が大きく復活しています。今後も閉鎖や改装を行い、更に収益改善を進めていきます。

また、今後は景気減速・消費者マインドの低下から、100円ショップ、ディスカウントストアなどの安いモノに人が流れる可能性が高いと言われています。しかしライバル企業も多く、既に株価がある程度上昇しています。

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