割安株投資は本当に有効なのか。メリットとデメリット。

株を購入する基準は人それぞれで、短期投資の人はチャートの形から選ぶ傾向が強く、長期投資の人は「事業内容」、「業績見通し」に加えてPBRやPERの各指標から選ぶ傾向が強いです。

今回は、 会社の利益や資産に対しての評価が株価に反映されておらず、株価が低い状態のいわゆる「割安(バリュー)」と呼ばれている株に投資することについて考えてみました。




割安株の判断

割安かどうかの基準は色々ありますが、代表的なものとしてPERとPBRがあります。PERとPBRについて詳しくは下記に記載しています。

割安株投資法(バリュー投資法)とは

株価は「いつかは適正な価格になる」という考えで、割安なお買い得な時に買っておけばいつかは上がるだろう。と銘柄を選ぶ方法です。

具体的にはPER15倍以下とかPBR1倍以下といったものを選んで購入することです。

実際に、過去を見ると相場全体が下落した時にPBR1倍以下になった有名企業の大型株を買っておけば、その後株価が戻ることが多く有効な手法だったりします。

割安な理由がある

当然ですが株は誰でも安い時に買いたいです。そのため、割安な株が買われずに放置されているということは、それなりの理由があったりします。

相場全体が下落しているわけでもないのに割安な状態の株は「業績の先行きが不透明」、「業界全体の成長があまり望めない」などの理由で割安になっている場合があります。その場合は改善されないといつまでも割安なまま株価が上がらないどころかドンドン下がるということも多々あります。

もちろん、改善が見込めれば株価は上昇します。

割高株(成長株)はどうか

では、反対に割高な株はどうか。「これから成長するだろう株」や「人気の優待株」はかなり割高なケースがあります。

だからといって「将来株価が下がって適正値になるか」というとそうでもなく、割高なままどんどん株価が上がる株もたくさんあります

例えば、ワークマン(7564)ですが、私が1年近く前に気になっていた時はすでにPBRが3倍近くで、割高なため見送りましたが、その後も株価はドンドン上昇し、今ではPBRが6.5倍近くになっています。

メリットとデメリット

割安株、割高株にはそれぞれメリットとデメリットがあり、一概にどちらを購入するのが正解というのはないです。

割安株のメリットは高値でつかむことがないことです。割高株の場合、いつかは天井になる可能性が高く、もしかすると「自分が買ったタイミングが天井」になってしまうという点がデメリットです。

割安株のデメリットとしては「たとえ業績に問題がなくても適正の株価になるには時間がかかる事が多い」という点です。成長株は購入後もドンドン株価が伸びることもあり、短期間に利益が狙えて、かつ下落したらすぐ損切りという手段がとりやすいのがメリットです。

最後に

株価は「需要と供給で成り立っています」

その価格には将来の期待値が高く反映されているため、現在の株価が割安でも将来の不安が強ければさらに割安になります。

割高でもそれ以上に将来期待されれば株価は上昇しさらに割高になります。そのため、割安な株を購入すれば必ず利益を上げられるということはありません。

私はPERやPBRを確認するときは「割安かどうか。」よりも「割高すぎないか。」の方を重要視しています。

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