トルコリラ円スワップ運用報告【2019年8月末】

2019年8月30日時点のトルコリラ円のスワップポイント投資の運用報告です。

私のトルコリラ円のスワップポイント投資に対する考えはこちら

現在のトルコリラポジション

先月比、約-20,000円です。またずいぶんと下がってしまいました。米ドルをはじめ各通貨が円高に進んでいる中よく堪えていましたが先週あたりからの下落で大きくマイナスが膨らみました。

今後のトルコリラ考察

ここ最近、一番怖いと感じているのは「老後に2,000万円足りない問題」です。あの問題以降、これまで投資に特に興味のなかった人も色々と調べだし、何とかしてお金を増やそうとしています。

投資は早めに始めた方が良いと考えていますが、慌てて増やすのは投資ではないとも考えています。結構年配の人が「銀行にお金を預けてもお金増えないしなぁ、なんかトルコとかのお金で預けておくと年利が良いらしいじゃん」というのを聞いて、「あー、これは危ないやつだ」と感じました。

バブルもそうですが、周りに流されて行動する、一部の情報を鵜呑みにする。このような出来事は過去に多くあり、そのほとんどの結果がひどいことになっています。

トルコリラのこの先の怖さを今月の出来事から色々と考えてみました。

週明けの軽いフラッシュクラッシュについて

8月26日早朝、先週末の米中貿易問題の悪化から各通貨が大きく円高に傾きました。特にトルコリラでは一時16円台まで下落する場面もありました。

その後は大きな下髭を付けてほぼ戻ってきましたが、この大きな下髭で多くのトルコリラ買いポジションが強制ロスカットされたという観測もあります。

トルコリラのような流動性の低い通貨はこのように狙われたような大きな下落をした後に戻ってくることがよくあります。

この先の利下げについて

トルコは7月25日に政策金利を従来の24%から市場予想の2.5%を超える4.25%の利下げを行い、19.75%としました。エルドアン大統領はこの先も緩やかに利下げして政策金利15%にすることを目標としているため今後も利下げする可能性は高いです。

利下げをして仮に為替レートが変わらなくてもスワップポイントには大きな影響です。既に各FX業者では1万通貨保有で1日80円以下のスワップポイントになりつつあります。利下げ前は1日100円以上が業者が多かったので大きく利回りが下がっています。

今後も利下げするようだとさらにスワップポイントが悪くなります。実際に15%になれば、1日のスワップポイントが50円前後まで下がる可能性が高いです。

相変わらず不安定なエルドアン大統領

エルドアン大統領は8月25日にイスタンブール市長を批判し、選挙後には多少落ち着いていた政治不安がここにきて高まりつつあります

米国との関係は改善に向かっている一方でロシアとの関係が若干悪くなっているのも気になるところです。これは、あちらを立てればこちらが立たず・・・という難しい関係ですが。

最後に

日本人には特に理解できないかもしれないですが、高金利の通貨というのはリスクが高いです。「お金だから無くならないでしょ?」と言うのは平和な日本的な考えで実際に諸外国ではお金が紙くず同然になることがあります。

個人的にはトルコリラが紙くずになるとは考えていないので保有していますが、100%ないとはいえません。それはどの通貨も同じです。それこそ日本円でも可能性は0%ではないです。

全ての資産を日本円、もしくは1種類だけの株や通貨に集中投資するのは非常に高リスクですが、同じように、高金利通貨や高配当株だけに多くの資産を振り分けるのも非常にリスクが高いです。

私は10年以上さまざまなモノに投資を行っていますが、年間利回りが5%以上あるものでリスクが低いものは見たことがありません。

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