トーヨーカネツの株価分析!業績が復活しつつあり、割安で配当利回りが高い【6369】

石油・LNGタンク工事の業界大手トーヨーカネツ(6369)ですが年間の配当利回りが高く、株価の指標も割安水準です。業績が厳しい時もありましたが、今は回復しつつあります。果たしてトーヨーカネツの今後の株価・配当はどうなるのか。株価指標・業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。

トーヨーカネツの株価POINT
  • 株価には割安感があり、配当利回りは高め
  • 株価は下落気味だが業績は若干復活の見通し
  • 配当が減る可能性は低い
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トーヨーカネツの事業内容と株価指標

はじめにトーヨーカネツの事業内容と株価指標を確認していきます。

トーヨーカネツ(6369)について

トーヨーカネツ(Toyo Kanetsu K.K.) は社会インフラ基盤となるLNG、LPG、原油などの備蓄用タンクを主に製造する。

wikipediaより抜粋

主な事業は機械・プラント事業、物流ソリューション事業です。世界で5,700基を超えるタンク建造の実績があり、タンク工事で業界最大手、国内外で実績があります。現在の売上・利益の柱は物流ソリューション事業です。

株価指標と配当利回り

現在の株価:2,083円

予想年間配当:100円

年間配当利回り:約4.8%

予想PER:10.2倍、PBR:0.51倍

※株価は2020年3月27日終値時点

あまり注目されない業種と言うのもあり株価指標は割安です。年間配当利回りは高い利回りです。

トーヨーカネツの業績推移と株価チャート・配当推移

次にトーヨーカネツの業績推移と株価チャート・配当推移を確認していきます。

売上高と経常利益の推移

売上・利益とも減少傾向でしたが、売上が徐々に回復し利益も2020年3月期はやや回復する見通しです。まだ物足りなさはありますが、上方修正を行っており増益となるのはほぼ確実です。

参考:財務・業績推移|トーヨーカネツ株式会社

株価チャートについて

下記はトーヨーカネツ5年分の週足株価チャートです。

株価は下落トレンドで推移していますが、決算で業績が回復傾向にあること、上方修正を行ったことで相場環境がかなり悪い中で比較的耐えている印象です。

配当金の推移について

下記はトーヨーカネツの配当金の推移です。期末(3月)の一括配当を実施しています。

2017年3月期は普通配当100円、特別配当20円です。ここ数年は1株当たり100円で据え置いています。

配当方針としては「連結配当性向50%以上(1株あたり年間100円配当を下限)」としています。2020年3月期の予想配当性向は約49%、配当推移・配当方針から考えると減配する可能性は低く、今後の利益見通し次第では増配する可能性も若干ですが見えてきています。

参考:株主還元・配当推移|トーヨーカネツ株式会社

トーヨーカネツの決算と今後について

最後にトーヨーカネツの決算内容の確認と今後について考えてみます。

決算内容を確認

2020年2月12日の決算にて2020年3月期第3四半期累計の連結経常利益は15.9億円と発表、通期計画の20.8億円に対する進捗率は76.6%となりました。

また、2020年3月13日に業績修正を発表し2020年3月期の連結経常利益を従来予想の20.8億円から26.7億円に上方修正しました。

今後について

機械・プラント事業はここ数年売上・利益が減少しており、厳しく推移しています。その反面、物流システムは好調を維持し、今後も省力化・省人化設備のニーズ、空港設備の改修需要なども見込めます。上方修正の主な要因も物流ソリューション事業が好調なことです。

業績に復活の兆しが出ているものの、まだ不透明感はあります。「割安で高配当だから」と飛びつくのではなく、どんな事業を行い、この先の業績はどうなるのか、さまざまな角度から確認することがとても重要です。

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