トーヨーカネツ(6369)の株価を分析!割安で高配当に加え業績が回復しつつある

石油・LNGタンク工事の業界大手トーヨーカネツ(6369)ですが年間の配当利回りが高く、株価の指標も割安水準です。業績も回復しつつあり、株価もやや上昇してきました。

トーヨーカネツのこの先の株価と配当がどうなるかを各指標や株価チャート、配当の推移、業績と最近の動きから考えてみました。

  • トーヨーカネツの株価指標と配当利回りについて確認
  • トーヨーカネツとはどういう会社か、業績推移と株価チャートについて
  • 最近の業績と今後の見込みについて考えてみる

株価指標と配当について確認

はじめにトーヨーカネツの指標と配当利回りについて確認します。

株価の各指標と配当利回り

現在の株価:1,982円

予想年間配当:100円

年間配当利回り:約5%

PER:13.4倍、PBR:0.52倍

あまり注目されない業種とはいえPBRは割安水準です。年間配当利回りは約5%と高い利回りです。

※株価は2019年10月23日終値時点

過去の配当推移を確認

トーヨーカネツの配当推移です。

2015年3月期2016年3月期2017年3月期2018年3月期2019年3月期2020年3月期(予)
40円50円120円100円100円100円

2017年3月期は普通配当100円、特別配当20円としています。ここ数年は1株当たり100円で据え置き、期末(3月末)に一括配当です。

方針としては連結配当性向50%以上としています(1株あたり年間100円配当を下限)。2020年3月期の予想は62.3%、方針から考えると減配する可能性は低そうですが、増配する可能性も低いです。

参考:株主還元・配当推移|トーヨーカネツ公式サイト

トーヨーカネツ(6369)について

ここからはトーヨーカネツについての基本的なこと、業績推移と株価チャートを確認していきます。

トーヨーカネツとは

トーヨーカネツ(Toyo Kanetsu K.K.) は社会インフラ基盤となるLNG、LPG、原油などの備蓄用タンクを主に製造する。

wikipediaより抜粋

主な事業は機械・プラント事業、物流ソリューション事業です。世界で5,700基を超えるタンク建造の実績があり、タンク工事で業界最大手、国内外で実績があります。現在の売上・利益の柱は物流ソリューション事業です。

参考:財務・業績推移|トーヨーカネツ公式サイト

売上高と経常利益の推移

トーヨーカネツの過去5期分+今期の予想売上高・経常利益の推移です。

売上・利益ともにやや伸び悩んでいる印象です。2020年3月期は前期から利益を伸ばす見込みとなっています。

株価チャートを確認

トーヨーカネツの約3年分の株価チャートの週足です。

株価は下落トレンドですが、1Qの決算で若干回復傾向であることに加え、相場全体が上昇したこともあり、株価はやや戻しつつあります。とはいえ戻りが弱い印象はあります。

最近の業績と今後について

最後に直近の業績と今後について考えてみます。

最近の業績を確認

2019年8月8日の決算にて2020年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常損益は0.6億円と発表、通期計画の20.8億円に対する進捗率は3.2%となりました。

進捗率は気になるところですが、前年同期は赤字であったこと、今後の空港設備の改修需要などから、この先どこまで計画に近づくことができるかがポイントとなりそうです。

今後について

機械・プラント事業はここ数年売上・利益が減少しており、厳しく推移しています。その反面、物流システムは好調を維持し、今後も省力化・省人化設備のニーズ、空港設備の改修需要なども見込めます。

高配当だからと飛びつくのではなく、株価の下落がしっかりと止まった、業績が回復していくことが確認できてから保有するのは有りなのではと考えています。

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