騰落レシオとは何か、目安はいくつでどんな時に有効なのか

騰落レシオが120以上なので買われすぎ、80以下だから売られすぎ。こんな感じのをたまに見かけるかと思います。

そんな騰落レシオとはいったい何なのかの簡単な解説に加え、どんな時に使えるか、どんな使い方をするのが有効なのかについて今回考えてみました。

騰落レシオとは

騰落レシオとは、市場の値下がり銘柄数に対する値上がり銘柄数の比率から、 市場での、買われすぎ、売られすぎ等の状態や、市場参加者の過熱感(強気、弱気)を見る指標として用いられる。

(25日間の値上がり銘柄数の合計)÷(25日間の値下がり銘柄数の合計)×100
を計算した25日騰落レシオが、よく利用される。

100ポイントを大きく上回った場合は買われすぎ。強気。
100ポイントを大きく下回った場合は売られすぎ。弱気。
と判断する。

wikipediaより

ものすごく簡単にいうと、「値上がり銘柄数が多ければ数値は上がる」、「値下がり銘柄数が多ければ数値が下がる。」というもので、金額は関係ないです。

数値が上がっているときは市場参加者が強気、逆に数値が下がっているときは弱気。というわけです。

一定期間での平均値なので、例えば25日騰落レシオの明日の騰落レシオですが、25日前のデータと入れ替わりで明日のデータが入ってきます。

そのため、もし明日の値上がり銘柄数が多くて相場は強気でも、25日前の方が値上がり銘柄数が多ければ騰落レシオは下落します。

騰落レシオと日経平均株価の関係を確認

直近30日分の「騰落レシオ」と「日経平均株価」をグラフにしたものです。

あくまでも参考程度ですが、黒枠を付けた部分に注目してみると騰落レシオが110を超えたあたりで推移した後に株価が下落しています。

いわゆる買われすぎていた状態です。

騰落レシオの昔と今

その昔、騰落レシオは80~120の間で動くことが多く、80を下回れば売られすぎなので買い、120以上は買われすぎなので売り。と言われていました。

しかし、現代では騰落が偏りやすく、弱気から一転して強気になると一気に過熱して130を超えることもあります。反対に、下落が暴落をよび暴落が大暴落につながると80を割れてもさらに下落するケースもあります。

実際、ここ最近は米中貿易関係の悪化で相場が弱気になっているため、上のグラフで見てみると2019年8月13日前後に騰落レシオが80以下になっていますが、その後の株価もさえません。

騰落レシオに限らず、テクニカル分析は時代につれて変化していくものです。昔は有効でも現代ではそのままではなかなか機能しないのもたくさんあります。

そのため、全く同じ方法ではなく今の時代に合わせて利用方法を変化させていくのが良いです。

現代での利用方法の一例

あくまでも一例ですが、例えば騰落レシオが110-120以上で株を買う時は注意する(買うのを控える)。また80-90くらいでは株を売るのを我慢する(損切りを待つ)。と言う方法があります。

攻めとして利用するのではなく、あくまで守りとして利用です。

最後に

テクニカルというのは相場の先読み分析には不可欠ですが、あくまでも相場の一面です。

セルインメイと呼ばれている中、私が5月に株を買った理由はいくつかありますが、その一つに騰落レシオを参考にしていたのも事実です。

しかしながら、一つの指標だけで「下がりすぎているのでこれから上がる」と判断したわけではないです。他にも様々な要因を考えて判断しました。

ちなみに今回の内容とは関係ないですが、5月に買い6月に売ったシャープと東芝テックがまた大分上がってます。日経平均自体が結構上がっているので当然と言えば当然なのですが・・・損小利小の私らしいと言えば、私らしいです。

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