テクニカル分析とファンダメンタル分析はどっちが正解?メリット・デメリットを考えてみる

株や為替などの投資の世界ではさまざまなテクニカル分析とファンダメンタル分析があります。

専門家の中にもテクニカル分析を重視する人、ファンダメンタル分析を重視する人、さまざまな人がいます。そして、テクニカル分析とファンダメンタル分析は相反するものとして扱われることが多いです。

今回は、そのテクニカル分析とファンダメンタル分析について考えてみます。

テクニカル分析とは

テクニカル分析には具体的な技法としていくつかの種類が存在しますが、その考え方を大別すると次の2つに分けられます。
1.取引価格の上昇トレンドと下落トレンドの転換を見出す方法。
2.取引価格に対する値頃感、変動値幅を算出する方法。
これらを実行する方法として、 チャート分析による図解的手法 判定方法の意味づけ、人間による視覚的判断で利用、コンピュータで数値的に計算する手法 分析の自動実行、分析チャートの作図で利用

wikipediaより

テクニカル分析はものすごくたくさんの種類があります。

「移動平均線を元に売買ルールを決めている。」という一つだけでも実に多くの方法があります。

例えば、超有名なゴールデンクロス買いと呼ばれるものは「短期の移動平均線が長期の移動平均線を下から上に突き抜けたときに買う」というものですが、それ以外にも移動平均線を利用した手法として「移動平均線をローソク足が下から上へ突き抜ければ買う」、「現在の株価と移動平均線の乖離率が○%になったら買う」などたくさんのものがあります。

テクニカル分析のメリット

テクニカル分析のメリットの一つに、基本的に経済情勢やその会社のことを調べずに機械的に取引を行い、試行回数をもって結果を出すところにあります。

多くの情報が入るとその分判断力が鈍くなる可能性があります。テクニカル分析では具体的な数値で機械的に取引することで感情を排除することができます。

テクニカル分析否定派の意見

テクニカル分析をしないという人の理由で多いものは「あいまいで作為的」、「節目に線を引いたらその線の通りに動くのが論理的に説明できない」というのを聞きます。

例えば、移動平均線を使う場合、過去のチャートに合うようなパラメータ日数を設定した場合、当然「過去の動きでは有効」になります。いわゆる都合のいいデータです。しかし、必ずしもそれが将来も有効かというとそうでないケースが多々あります。

とはいえ、実際にテクニカルを使っている人が多いのも事実ですし、有効となるケースも当然あります。私もテクニカル分析を当然します。

ファンダメンタル分析とは

企業のファンダメンタル分析とは、財務諸表、健全性、経営、競争優位性、競合相手、市場などを分析することである。先物や為替に適用する場合は、経済、金利、製品、賃金、企業経営の全般的な状況に着目する。

wikipediaより

特に長期保有する場合、ファンダメンタル分析は判断材料として有効と言われています。私も長期保有する銘柄は必ず様々な視点からその銘柄を調べます。

ファンダメンタル分析のメリット

例えば、有名で分かりやすいファンダメンタルの代表はPER、PBRの指標です。

株価というのは企業の価値です。ものすごく簡単に言ってしまうと、1億円の価値がある土地を持っている会社の時価総額が1億円以下の場合、その会社の株を全て買うと1億円以下で会社が保有する土地が手に入ることになります。

あくまでも理屈的にですが、株価が本来の会社の価格より低ければ将来、株価が上昇します。

ファンダメンタル分析否定の意見

とはいえ、これもテクニカル分析と同様に全ての場合に有効かというとそうでない場合もあります。

今の財務が健全でも将来も必ず健全とは言い切れません。PERやPBRなどの指標もそうですが、あくまでもファンダメンタルは現時点でどうかというものです。

将来、新たな競合相手が現れる可能性、売上が大きく落ち込む可能性も当然あります。

明らかに株価が安いのにいつまでたっても安いままの株もありますし、逆に高いままの株もたくさんあります。株というのは理屈通りには動きません

さいごに

私は、「テクニカルのみ」→「ファンダメンタルのみ」→「両方」→「テクニカル8割、ファンダメンタル2割」→「テクニカル3割、ファンダメンタル7割」(今ココ)です。

現在は比較的長期で保有するのを前提としているのでこのようになっていると考えています。短期で保有する場合はテクニカルの方を重視することもあります。

とはいえ、私が個人的に一番重要だと考えているのは・・・

テクニカル分析・ファンダメンタル分析およびアノマリーにおいて、完璧に取引市場を予測しうるものは、現在存在していないし、将来に渡って完璧なものは存在しない可能性が非常に高い。

wikipediaより
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