分散投資?集中投資?「卵は一つのカゴに盛るな」から考える

投資の世界では有名な格言がたくさんあります。

その中の一つに「卵は一つのカゴに盛るな。」という言葉があります。

「卵は一つのカゴに盛るな」とは

「卵は一つのカゴに盛るな。」とは、すべての卵を同じカゴの中に入れてしまうと、そのカゴを落とした場合、すべての卵が割れてしまうが、複数のカゴに分けて卵を入れておけば一つのカゴを落としてもほかの卵は助かる。という意味だ。

投資の世界では、特定の商品にだけ投資をするのではなく、複数の商品に分散して投資することでリスクをおさえることができる。という事になる。

具体的には、例えば、ある自動車メーカーの会社の株を1万株買う。のではなく、自動車メーカー3000株、電力会社3000株、銀行2000株、食品関係2000株という感じにすれば、自動車メーカーの株の価値が落ちても被害がおさえられる。ということだ。

更には株式市場全体の下落にそなえて、債券、不動産、金、プラチナ、など投資先を分散させる方法や、米ドル、ユーロ、トルコリラなど投資する地域を分散させる方法などがあります。

分散投資のメリット

分散投資のメリットを株を考えてみましょう。日本株は上下しながらですが成長しており、その全体の成長率は年あたり約1%~2%となっています。

個別株で見ると1年後10倍になるものもあれば、10分の1になるものもありますが、複数の株を保有することは市場全体の成長率に近いものになっています。

つまり、保有株を分散させるとは、10倍になる可能性が低くなる代わりに、10分の1になるリスクも減らせる。ということです。

市場全体の成長にそった安定したリターンが望める。ということですね。

分散投資のデメリット

では、次に分散投資のデメリットを考えてみます。今から10年前、2008年のリーマンショック後、市場全体の株価が暴落しました。日本株、外国株、多くの投資家が大きな損失を出すことになりました。すべてのカゴを落としてしまい、卵が割れてしまったのです。もし、将来同じような事があった場合、同じようにすべての卵が割れてしまう可能性もあります。

もう一つ、「卵は一つのカゴに盛るな。」と離れた投資法で莫大な資産を築いた有名な投資家にウォーレン・バフェットがいます。

バフェットは資産の多くを特定の株式に集中して投資することで有名です。そのバフェットは「分散投資は無知である」と述べたとされています。自分がその株に投資する価値があると感じたのであるなら、そこに集中するべき。という考え方です。

昨年、多くの億り人を出した仮想通貨への投資ですが、リスクを恐れず多くの資産を仮想通貨へ投資したことで莫大なリターンを得た方もたくさんいます。反対に、売り時を逃した人はいまだに大きな含み損を抱えてる方もいます。

最後に

投資の目的により、考え方が変わってくると思います。若くてリスクを取れる人。年配であまりリスクの取れない人。短期で資産を増やしたい。長期的な資産を形成したい。人それぞれだと思います。

「分散投資したほうが良い」と言われてるから。という理由で分散投資するのではなく、自分がどれだけのリスクをとれるか、その投資先にどれだけ自信があるか。自分にあった方法を見つけるのも投資の一つだと考えます。

場合によっては分散することがリスクとなる場合もあります。

余談ですが、、、多くの日本人は日本円で銀行に預金しています。

なぜなら、それが一番安全だと考えているからだと思います。日本に住んでいる場合はある程度、日本円を持つのは間違っていないです。しかし、経済成長率が低く低金利の日本円で全ての資産を集中保有というのは、それだけで自分の資産を減らしているのです。

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