すてきナイスグループ(8089)の株価が戻ってきた?今後はどうなる?上場廃止はありえるのか?

2019年5月にすてきナイスグループ(8089)が粉飾決算の疑いで家宅捜索を受けました。その後、株価は大きく下落、社長は辞任。会社側は粉飾を否定していますが(当たり前ですが・・・)、今後の株価がどうなるか、上場廃止になるのか、過去の出来事などから考えてみました。

  • すてきナイスグループとは、事件銘柄について
  • すてきナイスの株価について、株価チャートを確認
  • 最近の出来事と今後について考えてみる

すてきナイスグループ(8089)とは

すてきナイスグループとは住宅建築用資材の国内流通・輸入販売事業、住宅分譲・不動産仲介事業などを行っている会社です。

2019年5月16日、横浜地方検察庁は証券取引等監視委員会と合同で、金融商品取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)疑いにより、すてきナイスグループの家宅捜索を行っている。

※wikipediaより

不動産関連の株は危険?

まず大前提として「すべての企業がダメではない」です。中には素晴らしい企業もたくさんあります。そのうえであえて言わせてもらうと、やはり「不動産」を取り扱う会社はいくつか危険だと感じています。

ここ最近だけをみても「レオパレス21の施工不良問題」、「アパマンの爆発事故」など。

もちろん、不動産と一括りにするのはおかしいという意見もあるかと思います。私も雑誌などでよく見る「5G関連銘柄」、「キャッシュレス銘柄」などで一括りでさまざまな銘柄が紹介されているのはあまり好きではないです。

基本的に事件は売り

「事件は売り、事故は買い」と呼ばれる投資格言があります。会社として問題のあった事件の場合、その後のちょっとしたニュースで株価が大きく動き不安定になり、手を出すとやけどをすることがあります。

株価と株価チャートを確認

次にすてきナイスの株価と株価チャートを見てみます。

株価について

現在の株価:900円

予想年間配当:未定

2020年3月期の業績・配当は未定としています。

※株価は2019年10月24日終値

株価チャートを確認

すてきナイスの約3年分の株価チャートの週足です。

粉飾決算で家宅捜索を受けた後大きく株価が下落しましたが、現在は下落前の水準まで戻しています。

最近の出来事と今後について

最後に最近の出来事と今後について考えてみます。

最近の出来事について

2020 年 3 月期の通期業績予想および期末配当予想を非開示に、2019 年 3 月末日を基準日とする剰余金の配当は見送らせていただくことといたしました。

2019年8月9日開示情報より 抜粋

東京証券取引所は2019年9月19日の取引終了後、同社株を9月20日から特設注意市場銘柄に指定したと発表しました。

過去の粉飾決算例

過去に粉飾決算をして上場廃止となった有名なものに「ライブドア」があります。他には東芝が1部から2部へ降格したなど。

また、ビックカメラの場合は監査銘柄に指定されましたが、影響が重大であるとまではいかないとして指定解除されて上場は維持されました。

現在の容疑は架空の売上32億を計上して利益を水増しした疑惑です。金額だけをみると過去のものと比べてやや低いので上場廃止まではいかないかもしれないですが、赤字を黒字としていた疑惑があり、もし事実であるなら厳しい判決が出る可能性も十分考えられます。

すてきナイス株は購入してもよい?

会社側は金融商品取引法違反(平成27年3月期の有価証券報告書の虚偽記載)の容疑が今後の業績に与える影響が未確定な要素が多いとみています。

特設注意市場銘柄に指定されたことで1年後に東京証券取引所が内部管理体制等の審査を行い、内部管理体制等に問題があると認められる場合には、原則として上場廃止となります。問題なければ指定は解除されます。

かなり、不確定要素が多く、最悪は上場廃止も想定されます。もちろん、確定ではないため、これからも様々なニュースが出てきては株価が大きく動くケースが想定されます。

このような事件銘柄は短期筋も仕掛けてくるため、落ち着くまでは手を出さない方が吉です。このようになると「安い」という判断基準は全くなくなります。

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