相場下落時に買いたい株の銘柄は事前に選定し一覧を作成しておくことが重要

2020年2月末より、新型コロナウイルスの影響で多くの銘柄の株価が大きく下落しています。現在はやや持ち直しましたが、未だこの先の株価がどうなるかの不安は強めです。これだけ大きく株価が下落していると、どの銘柄も安く見えて買いたくなります。しかし、良く調べていない銘柄を飛びついて買ってしまうと痛い目を見てしまうことがあります。今回はそんな相場下落時について考えてみました。

  • 落ちるナイフはつかむなと言うが株の底値判断は難しい
  • 過去を知っておくのも重要だが単純に比較はできない
  • 投資スタイルは人それぞれ、周りの意見よりも自分のスタイルを信じるのが重要
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株の底値を見極めるのは難しい

株式投資は他の買い物と同じで出来るだけ安い価格で買った方が良い買い物です。しかし、現実には簡単にはいきません。

相場上昇時に取る行動

株式相場において、株価が上昇している時ほど「この先、更に上昇する」という話が良く出ます。実際、2020年の年始、多くの専門家が相場は上昇すると予想していました。「早く買わないと損をしてしまう」と買った人もいるかと思います。価格が上昇しているときほど欲しくなるものですが、そのような場合、既に遅いケースが多いです。(仮想通貨もそうでした)

優れた投資家が相場下落時に取る行動

ウォーレン・バフェットのような優れた投資家はリーマンショック後のような世界中が悲観的になっているときに巨額の投資を行っています。とはいえ、株価が下落し悲観的になっているときは当然買いにくいです。

底値だと思ってもそこから更に下がることが当然あります。普通の投資家は株の底値は簡単に分かりません。優れた投資家でも底値を当てることは難しく、購入後に更に下落して保有株式数を増やすということもバフェットは行っています。

しかし、多くの優れた投資家の選ぶ銘柄は「事前に調べてある銘柄」です。相場が下落してから銘柄を探すようなことはしていません。どのような事業を行い、どれだけリスクがあるのか、将来の伸びしろを事前にしっかり把握し、相場が下落した時に買い進めています。

底値での一撃を目指さない

株の底値が分からない以上、その銘柄をしっかり調べいくらなら保有したいか。「すぐに買わない」、「数回に分けて買う」などを注意し行動することも重要です。コツコツと長期投資スタイルの場合、明日や来週のことはあまり深く考えず、日経平均を見るのではなくその銘柄の事をしっかり把握しておくことが重要です。

この場合、「もっと買っておけばよかった」と思うことは1度や2度では済まないくらいありますが、それだけリスクが減らせていると考えてることもできます。

投資の手法は人それぞれ

基本ですが投資の手法は人それぞれです。短期売買を得意とする人、長期保有を行う人。それぞれメリット・デメリットがあり、一概にどれが良いとは言えません。

周りの情報に流されない

相場が大きく下落するととたんに大騒ぎになります。しかし、大きく下落した後「まだまだ下落する」と言われたとき本当に下落するかというと、そうではないケースも多々あります。日経平均が1万6千円台まで下落した後、わずか一週間で1万9千円まで復活すると誰が予想できたでしょうか。

現在は特にAIが投資の世界に進出していると言われ株式・為替ともにジェットコースターのように大きく上下することが多いです。今回の新型コロナウイルスの影響で大きく下落しているのは「リーマンショック以上」と言われることも多いですが、そもそも前提条件が違うため比較自体が難しいです。

過去の暴落時のデータも調べておく

過去、日経平均が50%以上の下落率で下落した場合、株価が戻るまでに5年近く時間がかかっています(バブル崩壊前まではまだ戻っていないですが)。それを考えると今回の新型コロナの日経平均リミットは約1万2千円と考えることができます。そこまで下落した場合、株価が戻るまでかなりの長い期間が必要となる可能性が出てきます。

しかし、逆に言えばバブル崩壊以外では基本的に暴落前の株価に戻るとも言えます。もちろん、日経平均の話なので個別株とは切り離して考える必要がありますが。

リーマンショックでは為替が急激に円高に進んだ影響が大きく、多くの銘柄の業績が悪化しました。しかし、中には影響が小さい銘柄もありました。新型コロナの影響はどのような銘柄にあるのか、事前に銘柄の事を調べていれば大きな影響のある銘柄の把握はできます。

最後に

投資で一番重要なのは冷静な判断です。もちろん、それは誰しもが分かっています。しかし、相場が急落し周りが騒ぐほど不安になり冷静な判断が出来なくなります。

そもそも自分はどのような投資スタイルなのか。相場環境が急変した時こそ、よく思い出すことが重要です。

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