株式相場が大きく下落した時は、どの銘柄も安く見えて買いたくなります。
しかし、良く調べていない銘柄を飛びついて買うと痛い目を見てしまうことがあります。今回は相場下落時について考えてみました。
- 株の底値判断はプロでも難しい
- 過去を知っておくのも重要だが、単純な比較はできない
- 投資スタイルは人それぞれ、周りの意見よりも自分のスタイルを信じるのが重要
株の底値を見極めるのは難しい
株式投資では出来るだけ安い価格で買うのが良い買い物です。しかし、現実には簡単にはいきません。
優れた投資家が相場下落時に取る行動とは
ウォーレン・バフェットのような優れた投資家はリーマンショック後のような相場が大きく下落し、世界中が悲観的になっているときに巨額の投資を行っています。
しかし、底値だと思ってもそこから更に下がることも当然あります。
優れた投資家でも底値を当てることは難しく、バフェットも購入後に更に下落したので保有株式数を増やす(ナンピン)を行っています。
相場下落前の行動
多くの優れた投資家は相場下落時に購入する銘柄を「事前に調べてあります」。下落してから銘柄を探すようなことはしていません。
どのような事業を行い、どれだけリスクがあるのか、将来の伸びしろを事前にしっかり把握し、相場が下落した時に問題がないと判断した場合、買い進めています。
底値での一撃を目指さない
銘柄をしっかり調べ、いくらなら保有したいか。「すぐに買わない」、「複数回に分けて買う」などを注意し行動することも重要です。
個別銘柄の長期投資スタイルの場合、明日や来週のことはあまり深く考えず、日経平均を見るのではなく「その銘柄」の事をしっかり把握しておくことが重要です。
大きく株価が上昇すると「もっと買っておけばよかった」と思うこともありますが、それだけリスクが減らせていると考えてることもできます。
相場上昇時に取る行動
株式相場に限らず、投資では上昇している時ほど「この先、更に上昇する」という話が良く出ます。
価格が上昇しているときほど欲しくなりますが、そのような場合、既に遅いケースが多いです。
投資の手法は人それぞれ
投資の手法は人それぞれです。
短期売買を得意とする人、長期保有を行う人。それぞれメリット・デメリットがあり、一概にどれが良いとは言えません。
周りの情報に流されない
株式相場が大きく下落するとニュースで扱われます。
大きく下落した後には「まだまだ下落する」と言われることもあります。しかし、本当に下落するかというと、そうではないケースも多々あります。
本当に大きく下落なのか
「大きく下落」と一言で言っても、どこから下落したのか、どれだけ下落したのか。下落の状況は、そもそも前提条件が違うため比較自体が難しいです。
日経平均が3万円近くから1,000円下落するのと、2万円から1,000円下落するのとでは意味が違います。
過去の下落時のデータも調べておく
日経平均株価は個別株と切り離して考える必要がありますが、過去にどれだけ下落したかを調べておくのも重要です。
AIが投資の世界に進出していると言われ、株式・為替ともに過去と比較すると大きく上下することも多いです。
最後に
投資で一番重要なのは冷静な判断です。もちろん、それは誰しもが分かっています。
しかし、相場が急落しニュースで話題となり、周りが騒ぐほど不安になり冷静な判断が出来なくなります。
自分はどのような投資スタイルなのか。相場環境が急変した時こそ慌てて行動しないために、事前に銘柄の選定を済ませておくことが重要です。