相場不透明時は内需銘柄(ディフェンシブ銘柄)が安心?銘柄選択のポイントを考察

2020年2月、新型コロナウイルス感染症の影響で大きく株価が下落しました。2020年5月現在の日経平均株価はやや戻ってきましたが、まだまだこの先を考えるとどうなるか不透明感は強いです。

そんな今回は「相場が不透明な時は内需株が安心」なのか考えてみました。

ディフェンシブ銘柄選別のPOINT
  • ディフェンシブ銘柄は守りに強い、保守的な銘柄
  • 全ての銘柄が当てはまるわけではなく、影響度などを確認することが重要
  • 既に株価を戻した銘柄も多く株価指標などの確認も重要
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内需関連株、ディフェンシブ銘柄とは

はじめに、内需関連株やディフェンシブ銘柄とは何か、基本的な点を確認していきます。

内需関連株とは

国内に主な事業基盤を持つ企業で、代表的な業種としては、不動産、建設、倉庫、電鉄、電力などのほか、鉄鋼、紙・パルプなどの素材産業、銀行、保険といった金融などがあります。

内需関連株 – SMBC日興証券より抜粋

内需関連株は主に国内で事業を展開している企業です。そのため、為替の動きや海外の経済状況などの影響を受けにくいです。

ディフェンシブ銘柄とは

景気動向に業績が左右されにくい銘柄のこと。生活必需品である食品や医薬品、社会インフラである電力・ガス、鉄道、通信などの企業が代表的です。

ディフェンシブ銘柄 – 大和証券より抜粋

ディフェンシブ銘柄とは主に生活必需品を扱う企業です。景気後退時でも利益に影響が少ないため守りに強いともいわれます。

この先の国内外の経済減速懸念が強い現状では内需関連というよりはディフェンシブ銘柄というのがポイントとなりそうです。

銘柄選別のポイント

次に銘柄選別のポイントについて考えていきます。当然ですが、ディフェンシブ銘柄だから全てが守りに強い。安心ではないです。

好業績で成長期待値もある

多くの銘柄に言えることですが、減収・減益が続いている企業は避けるべきです。外部要因や経済動向に関係なく更に業績が悪化する可能性を秘めています。内需関連、ディフェンシブ銘柄の中でも「最高益を更新、または利益が安定している」そのような銘柄がねらい目です。

株価指標が割安であること

業績が順調な企業かつ期待値が高い場合、既に他の人が狙っており株価が上昇していることが多いです。そのため、株価指標が割安なものがねらい目です。目安としてはPERは10倍程度、PBRは1倍程度です。

その他

他に注意する点として、ある程度の企業規模であることが望ましいので時価総額も大きめであることも重要です。また、配当はどうなっているか。ディフェンシブ銘柄でも影響が本当に小さいのかなども考慮する必要があります。例えば電力会社は商業・工業圏での電力消費量が減少している点は気にするポイントです。

最後に

過去に相場が大きく下落した時(リーマンショック時)の株価を確認するのも重要です。当時と違い、為替はそこまで大きく動いていないので同じ動きになるとは言えませんが、参考になる点はあります。

また、内需銘柄はリスクオフ相場になれば必ず上がるものではないです。既に多くの人が内需銘柄に資産を逃がしていれば当然出遅れることになります。実際に4月、5月に株価を戻した多くの銘柄がディフェンシブ系です。

景気敏感株や業績が大きく悪化している銘柄は大きく株価が下落しているため、この先復活すれば大きな利益が狙えるかもしれません。当然ですが、それらの銘柄はリスクが高いです。

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