【ソフトバンク上場】初値1463円、ソフトバンク株は買うべきか

2018年12月19日に、東証1部にソフトバンクが上場しました。

 

公募価格1,500円。上場初値は1,463円で公募割れ、終値が1,282円となりました。しばらくは乱高下しそうなソフトバンク株が今後どうなっていくかを考えていきます。

 

上場前に書いた記事はこちら

【ソフトバンクIPO】ソフトバンク株は買ってよいのか。
ソフトバンク株式会社(9434)のIPO申し込み受付が開始されました。 仮条件は予定通りの1500円です。...

ソフトバンクについて

IPOのとき、一番気になっていたのが「年間配当利回りが5%」「短期的には10%程度の上昇が見込める」という矛盾発言をする専門家を良く見かけた事です。

 

配当利回りが良い株というのは長期保有してこそですが、短期的には上がるので買い。という、なんとも腑に落ちないセリフです。

 

ソフトバンクに限らずKDDIもドコモも携帯電話料金の値下げで来年以降、苦戦を強いられるのが想定されるので、何としても売り出したい人たちがこのようなセリフになってしまったのではないでしょうか。

 

当然ですが、収益が減少すれば減配当となる可能性があり、株価の下落をまねくとともに上場後も約63%の株を保有するソフトバンクグループへの支払いも減ることとなります。

 

しかし、必ずしも減収、減配になると決まったわけではないです。

 

携帯電話、スマートフォンが飛ぶように売れた数年前に比べると収益が伸び悩んでいるのは事実ですが、今でも緩やかに利益は伸ばしているし、今後厳しくなることもわかっています。

 

そのため、人員の配置転換を打ち出しており、その代わりに自動化(ロボット、AI、RPA)を積極的に導入する考えです。

 

もともと、ソフトバンクの孫氏はAIに前向きで、世界中のAI関連会社に投資をおこなっています。

 

どこまで自動化できるか未知数ですし、設備投資も必要ですがうまくコストカットできれば、利益を伸ばす事は十分に可能です。

ソフトバンクグループについて

実は、そんなソフトバンクの親にあたるソフトバンクグループのほうが心配です。

 

ソフトバンクグループの稼ぎ頭は「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」にあります。記憶に新しいところでは、大量保有しているnVidia株が暴落した際には、ソフトバンクグループ株も大幅に下落しました。

 

今回のソフトバンク株の売り出しで得た約2兆6千億円も主に投資に回すものとみられており、ソフトバンクグループの収益の柱はさらにファンドの運用成績に寄ります。

 

ソフトバンク・ビジョン・ファンドが保有する株が上昇すれば何も問題ないですが、大きく下落することになると収益は減り株価が下落します。ソフトバンクグループが目指しているのはバークシャー・ハサウェイなのでしょうか・・・。

 

さらに、現在約18兆円の有利子負債を抱えています。

 

ものすごく単純に言ってしまうと「今は金利が安いから、お金を借りて大きく増やすために投資をし、支払う金利はソフトバンクからの配当で賄う」で回しています、今後も「金利が安い」、「投資が順調」、「ソフトバンクの高配当」。というのが前提になります。

 

今は歯車がかみ合っているので良いが、どこがでズレてしまうとソフトバンクグループ株が大きく下落する可能性があります。まるでバブルがはじけるかのように。。

最後に

ソフトバンクの初値が決まると、あれだけ自信満々だった専門家達が手のひらを返すように「先行き不安」だの「問題が山積み」とマイナス発言ばかりしています。

 

確かに、ソフトバンク株は直近では厳しいです。それは上場前からわかっていました。しかし、数年後には伸びる可能性を秘めています。

 

株主優待という特効薬を使えば、優待内容によっては株価の下落を抑えるどころか、大きく上昇することも考えられます。

 

今は相場全体が下落している影響も大きく、株価が下落していますが、ソフトバンク株に限らず「焦らず行動すること。」が重要です。

 

個人的には何度も言ってますが、「現時点での1500円は明らかな買いではないが、ソフトバンク株には前向き」です。一番の理由は携帯がスマートフォンへ変わったように、いつかスマートフォンが「何か」に変わる可能性が高く、その担い手となるのではないか。と考えているからです。

 

しばらくは上下すると思うので、見るだけですが。。。

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