正栄食品工業の株価分析。利益伸び悩みも中期株価は上昇!配当推移・株主優待を確認【8079】

食材専門商社である正栄食品工業(8079)。2017年に株価が急上昇、その後急落しましたが中期的な株価が上昇しています。果たして今後の株価はどうなるのか。業績推移・株価チャートの分析に加え、株主優待制度も確認してみました。

正栄食品工業の株価POINT
  • 株価に割安感はなく、配当利回りは低め
  • 売上・利益ともにやや厳しい推移
  • 株価は中期で上昇
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正栄食品工業の株価指標と事業内容

はじめに正栄食品工業の株価指標と事業内容を確認していきます。

株価指標と配当利回り

株価:3,825円
予定年間配当:48円
年間配当利回り:1.25%
予想PER:23.4倍
PBR:1.5倍

2021年6月18日終値時点のデータ

株価指標に割安感はないです。年間配当利回りもやや低めです。

正栄食品工業(8079)とは

正栄食品工業は食材専門商社として、原料乳製品、油脂類、製菓原材料類、缶詰類、乾燥果実・ナッツ類、菓子・リテール商品類などの輸入および卸販売を行っています。また、食品メーカーとしての事業も行っています。

参考:会社概要|正栄食品工業株式会社

正栄食品工業の業績推移と株価チャート

次に正栄食品工業の業績推移と株価チャートを確認していきます。

売上高と経常利益の推移

売上・経常利益ともにやや減少推移です。2020年10月期は増益でしたが、2021年10月期は減益見通しです。

参考:業績・財務情報|正栄食品工業株式会社

株価チャートの推移

下記は正栄食品工業5年分の週足株価チャート推移です。

株価は2017年に5倍近く急上昇、2018年末には連続減益見通しから大きく株価が下落しましたが、2019年以降でみると上昇レンジで推移しています。

株価のメドについて

ここから上昇した場合のメドは4,500円、下落した場合のメドは3,200円辺りと見ることが出来そうです。

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正栄食品工業の株主優待制度と配当推移について

次に正栄食品工業の株主優待制度と配当推移について確認していきます。

株主優待の内容

正栄食品工業の株主優待は100株以上保有で「自社製品の詰め合わせ」、500株以上保有で「通販カタログ掲載商品の50%割引券」です。権利日は4月末と10月末の年2回です。

所有株式数優待品
100株以上自社製品(菓子類の詰め合わせ)
500株以上割引商品券 1枚
1,000株以上割引商品券 2枚
3,000株以上割引商品券 3枚
5,000株以上割引商品券 5枚

優待のお得度について

自社製品の詰め合わせは約3,000円分です。年間6,000円相当で換算すると優待利回りは約1.6%です。

500株以上保有しているといただける割引商品券は1枚につき通販カタログ掲載商品が3,000円まで50%引きとなります。こちらの権利獲得は少しハードルが高いです。

参考:株式情報|正栄食品工業公式サイト

配当金の推移について

下記は正栄食品工業の配当金の推移です。年2回、中間配当(4月)と期末配当(10月)を実施しています。

正栄食品工業の年間配当金推移

2016年10月期:24円
2017年10月期:40円
2018年10月期:46円
2019年10月期:46円
2020年10月期:48円
2021年10月期:48円(予)

2021年10月期は据え置き予定です。配当性向は2020年10月期が28.9%、2021年10月期の予想が約29%です。

配当方針の確認

配当の基本方針は「安定的な配当を維持すること」です。

正栄食品工業の決算と今後について

最後に正栄食品工業の決算内容の確認と今後について考えていきます。

決算内容について

2021年6月14日の決算にて、2021年10月期2Q累計(2020年11月-2021年4月)の連結経常利益は32.7億円と発表。前年同期比0.9%増、通期計画の40億円に対する進捗率は81.8%となりました。上期の予想より上振れているため、通期でも上振れる可能性はあります。

今後の見通しについて

2019年10月期は米中貿易摩擦の影響、円高や天候不順の影響などから下方修正を行い厳しい状況に、2020年10月期は巣ごもり需要の期待がありましたが想定以上とまではいきませんでした。

短期的な動き

短期的に見ると、売上は販売価格減少などの影響で厳しいですが、利益は自社加工品が好調なこともあり想定より上振れています。

長期的な動き

人件費上昇や原材料コストなどの他に、中国・アメリカに加工工場があるため、それぞれの国の情勢に業績が左右されます。株価に特別な割安感もないです。

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