芝浦機械の株価分析!特別配当実施で配当利回り大幅上昇も落ち着き【6104】

総合機械メーカーの芝浦機械(6104)が2020年6月30日を基準日とした特別配当を実施。この特別配当により大きく配当利回りが上昇しました。果たして今後の株価と配当はどうなるのか。業績推移・配当推移・株価チャートを分析していきます。

芝浦機械の株価POINT
  • 厳しい業績推移で2021年3月期は最終赤字
  • 特別配当実施、今後の配当不透明感は強い
  • 経営改革プランの効果がどこまであるかがこの先のカギとなる
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芝浦機械の株価指標と事業内容

はじめに、芝浦機械の株価指標と事業内容を見ていきます。

株価指標と配当利回り

株価:2,717円
予定年間配当:75円
年間配当利回り:2.76%
予想PER:65.6倍
PBR:0.84倍
時価総額:814億円

2021年8月13日終値時点のデータです。
最新の株価はコチラ⇒芝浦機械(株)【6104】:Yahoo!ファイナンス

PERは割高、PBRは割安です。年間配当利回りは高めです。

芝浦機械(6104)とは

芝浦機械株式会社(しばうらきかい、英: SHIBAURA MACHINE CO., LTD.)は、総合機械メーカーである。旧社名は「東芝機械」であり、かつて東芝グループに属していた。

工作機械からスタートした技術を射出成形機、ダイカストマシン、押出成形機、印刷機械、精密加工機、微細転写装置、電子制御装置、ロボット、油圧機器、鋳物、半導体装置・などの様々な事業に展開している総合機械メーカーである。ダイカストマシンのシェア世界首位。

芝浦機械 – Wikipediaより抜粋

旧社名は「東芝機械」で、元々は東芝グループでした。総合機械メーカーで携帯電話、パソコン、自動車、医療機器など様々なモノ作りに貢献する装置を製造しています。

芝浦機械の業績推移と株価チャート

次に、芝浦機械の業績推移と株価チャートを見ていきます。

売上高・経常利益の推移

利益は減益が続いています。2021年3月期も経済環境の悪化により減収・減益。最終損益は29億円の赤字となりました。2022年3月期は回復見通しです。

株価チャートの推移

下記は芝浦機械5年分の週足株価チャートです。

2020年1月に大きな上髭を付けています。旧村上ファンド系のオフィスサポートからTOB実施を通告されたためです。その後の株価は下落しています。

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芝浦機械の配当推移と決算内容

次に、芝浦機械の配当金推移と決算内容を見ていきます。

配当金の推移

下記は芝浦機械の配当金推移です。年2回、中間配当(9月)と期末配当(3月)を実施しています。

芝浦機械の年間配当金推移

2017年3月期:60円
2018年3月期:70円
2019年3月期:75円
2020年3月期:85円
2021年3月期:199.3円
2022年3月期:75円(予)

2021年3月期は特別配当が124.3円です。2021年3月期は特別配当でかなり高配当利回りですが、赤字で配当実施。2022年3月期の予想配当性向は約180%です。

利益配分の方針確認

芝浦機械の配当方針は「安定配当を維持し、業績に応じた利益配分」としています。

参考:配当について|芝浦機械

決算内容について

2021年7月29日の決算にて、2022年3月期1Q(4-6月)の連結経常利益は3.9億円と発表。通期計画の22億円に対する進捗率が17.7%となりました。

芝浦機械の今後について

最後に、芝浦機械の今後の株価上昇ポイントと下落ポイントを考えてみました。

特別配当の理由と今後の配当について

2020年6月末を基準日とした特別配当は、あくまでも株主価値向上のために特別に行ったものです。連続減益で推移しており、2021年3月期は最終赤字というのを考えると、今後の配当は厳しくなる可能性も考えられます。

参考:余剰金の配当に関するお知らせ|芝浦機械

今後の株価について

経済活動が減速している中で、構造改革、希望退職などの費用が重く2021年3月期は厳しくなりました。

不透明感と回復期待

まだまだ不透明感は強いですが、経営改革や設備投資が成功して2023年度の中期目標を達成、もしくは近づくことが出来れば大きく伸びることになります。また、TOB通告発表以降は特別配当もあり株価が短期間で大きく上下しましたが、既にある程度落ち着いています。短期的な見通しはまだ厳しいですが、業績が回復しつつもあります。

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