芝浦機械の株価分析!特別配当実施で配当利回り大幅上昇も落ち着き【6104】

総合機械メーカーの芝浦機械(6104)が2020年6月30日を基準日とした特別配当を実施。この特別配当により大きく配当利回りが上昇しました。果たして今後の芝浦機械の株価と配当はどうなるのか。業績推移・配当推移・株価チャートを分析していきます。

芝浦機械の株価POINT
  • 厳しい業績推移で2021年3月期は最終赤字
  • 特別配当実施、今後の配当不透明感は強い
  • 経営改革プランの効果がどこまであるかがこの先のカギとなる
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芝浦機械の事業内容と株価指標

はじめに芝浦機械の事業内容と株価指標を確認していきます。

株価指標と配当利回り

株価:2,471円
予定年間配当:75円
年間配当利回り:3%
予想PER:59.7倍
PBR:0.73倍

2021年5月14日終値時点のデータ

PERは割高、PBRは割安です。年間配当利回りは高めです。

芝浦機械(6104)とは

芝浦機械株式会社(しばうらきかい、英: SHIBAURA MACHINE CO., LTD.)は、総合機械メーカーである。旧社名は「東芝機械」であり、かつて東芝グループに属していた。

工作機械からスタートした技術を射出成形機、ダイカストマシン、押出成形機、印刷機械、精密加工機、微細転写装置、電子制御装置、ロボット、油圧機器、鋳物、半導体装置・などの様々な事業に展開している総合機械メーカーである。ダイカストマシンのシェア世界首位。

芝浦機械 – Wikipediaより抜粋

旧社名は「東芝機械」で、元々は東芝グループでした。現在はグループから離脱しています。総合機械メーカーで携帯電話、パソコン、自動車、医療機器など様々なモノ作りに貢献する装置を製造しています。

参考:個人投資家の皆様へ|芝浦機械

芝浦機械の業績推移と配当推移

次に芝浦機械の業績推移と配当推移を確認していきます。

売上高・経常利益の推移

利益は減益が続いています。2021年3月期も経済環境の悪化により減収・減益。最終損益は29億円の赤字となりました。2022年3月期は回復見通しです。

配当金の推移

下記は芝浦機械の配当金の推移です。年2回、中間配当(9月)と期末配当(3月)を実施しています。

芝浦機械の年間配当金推移

2017年3月期:60円
2018年3月期:70円
2019年3月期:75円
2020年3月期:85円
2021年3月期:199.3円
2022年3月期:75円(予)

2021年3月期は特別配当が124.3円です。

配当方針は「配当性向40%を目途」です。2021年3月期は特別配当でかなり高配当利回りですが、赤字で配当実施。2022年3月期の予想配当性向は約180%とかなり高いです。

参考:配当について|芝浦機械

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芝浦機械の株価チャートと決算内容

次に芝浦機械の株価チャートと決算内容について確認していきます。

株価チャートの推移

下記は芝浦機械5年分の週足株価チャート推移です。

2020年1月20,21日に株価が大きく上昇しています。旧村上ファンド系のオフィスサポートからTOB実施を通告されたためです。その後は株価は急落しています。

決算内容について

2021年5月12日の決算にて2021年3月期の連結経常損益は8.7億円と発表。2022年3月期の同利益は22億円見通し、年間配当は75円予定としています。

芝浦機械の今後の株価について

最後に芝浦機械の今後の株価上昇ポイントと下落ポイントを考えてみました。

特別配当の理由と今後の配当について

2020年6月末を基準日とした特別配当は、あくまでも株主価値向上のために特別に行ったものです。連続減益で推移しており、2021年3月期は最終赤字見通しというのを考えると、今後の配当は厳しくなる可能性も考えられます。

参考:余剰金の配当に関するお知らせ|芝浦機械

今後の株価について

経済活動が減速している中で、構造改革、希望退職などの費用が重く2021年3月期の見通しは厳しくまだまだ不透明感は強いです。しかし、経営改革や設備投資が成功して2023年度の中期目標を達成、もしくは近づくことが出来れば大きく伸びることになります。

TOB通告発表以降、特別配当もあり株価は短期間で大きく上下しましたが、ある程度落ち着いています。短期的な見通しはまだまだ厳しいですが、回復しつつもあります。

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