サムティの株価分析!減収・減益見通しだが短期株価は上昇・高配当利回り【3244】

投資用マンション開発から賃貸・ホテル事業も行うサムティ(3244)。業績はやや厳しくなる見通しですが、短期株価は上昇しています。果たして今後の株価と配当はどうなるのか。業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。

サムティの株価POINT
  • 指標は割安、年間配当利回りは高い
  • 株価は大きく下落、大きく上昇
  • 中期経営計画にて収益構造を大きくシフト
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サムティの株価指標と事業内容

はじめにサムティの株価指標と事業内容を確認していきます。

株価指標と配当利回り

株価:2,202円
予定年間配当:86円
年間配当利回り:3.91%
予想PER:7.1倍
PBR:1.06倍

2021年7月1日終値時点のデータ

指標は割安で配当利回りは高めですが、業種を考えると目立ってはいないです。

サムティ(3244)とは

サムティ株式会社は、総合不動産会社である。賃貸マンション等の企画開発、既存不動産の仕入・再生・売却、およびREIT等の運用を行う「不動産事業」、マンション・オフィスビル等の保有・賃貸を行う「不動産賃貸事業」、ホテル運営等を行う、「その他の事業」を行っている。

事業エリアは国内全域で、全国8拠点の主要都市に支店を展開し、地方主要都市圏への戦略的投資を実施している。

サムティ – Wikipediaより抜粋

2020年11月期の営業利益はキャピタルゲイン(開発利益)が約147億円、インカムゲイン(賃貸収入)が約26億円です。中期経営計画ではインカムゲインの比率を大きく増やす目標を立てています。

参考:事業概要|サムティ株式会社

サムティの業績推移と株価チャート

次にサムティの売上・経常利益の推移と株価チャートを確認していきます。

売上高・経常利益の推移

売上・利益ともに好調に推移していますが、2021年11月期は減収・減益見通しです。

株価チャートの推移

下記はサムティ5年分の週足株価チャート推移です。

株価は「広いレンジで動いている」と見るか「大きく上昇、下落している」と見るか難しいです。短期では上昇しています。

株価のメドについて

上昇した場合のメドは2,400円、下落した場合のメドは1,800円辺りと見ることが出来そうです。

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サムティの配当推移と株主優待制度

次にサムティの配当金の推移と株主優待制度を確認していきます。

配当金の推移

サムティの年間配当金推移

2016年11月期:33円
2017年11月期:47円
2018年11月期:68円
2019年11月期:79円
2020年11月期:82円
2021年11月期:86円(予)

配当金は増配しています。配当性向は2019年11月期が32%、2020年11月期が31.4%、2021年11月の予想が26.8-29%です。

参考:配当情報|サムティ株式会社

株主優待制度について

サムティの株主優待は「関連ホテル無料宿泊券」です。

保有株式数優待内容
200株~300株未満優待券 1枚
300株~600株未満優待券 2枚
600株~1,000株未満優待券 3枚
1,000株~2,000株未満優待券 4枚
2000株~5,000株未満優待券 6枚
5,000株~10,000株未満優待券 8枚
10,000株以上優待券 10枚

優待券を金額にするのは難しいですが、仮に優待券1枚を3,000円相当とした場合、優待利回りは約1.7%です。

参考:株主優待|サムティ株式会社

サムティの決算内容と今後について

最後にサムティの決算内容と今後の注意ポイントをいくつか考えてみました。

決算内容

2021年6月30日の決算にて、2021年11月期2Q累計(2020年12月-2021年5月)の連結経常利益は51.1億円と発表。あわせて通期の同利益を116-130億円予想から122-136億円予想に上方修正、年間配当を84円予定から86円予定に増額修正しています。

今後について

不動産関連事業を多角的に展開し、今後は「販売・開発」から「賃貸収入」へ大きくシフトする計画です。また、ホテルREIT設立や海外事業の収益基盤の構築なども進めています。

リスクについて

2021年11月期は上方修正しましたが減収・減益予想です。また、収益構造を大きくシフトする理由の一つに「税制の改正」があります。今後も税制も含め、他の法的規制が業績に影響する可能性もあります。

また、国内では人口減少などにより厳しくなる可能性を想定し、海外進出(ASEAN)を進めています。当然、国内より伸びしろはありますが、投資などリスクもあります。

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