ローソク足から投資家心理を読む

「ローソク足には投資家の心理が詰まっている。」と言われ、多くの投資家が活用して売買タイミングを分析しています。

日足、週足、月足。他のインジケータとの組み合わせなど、ローソク足の活用方法はさまざまです。

今回は、そんなローソク足から「投資家がどのように考えているのか」を読む方法について考えてみます。




ローソク足とは

以前、ローソク足の基本的な記事を書きましたので、あまりいないとは思いますが、「そもそもローソク足ってなに?」という方は下記記事を参考にしてみてください。

投資家心理と転換点

まずはローソク足単体での投資家心理を考えてみます。

下図のように、ひげが長く実態が短い形状を「小陽線」、「小陰線」とよび、小陽線は「上昇期待をしているが、迷っている状態」な人が多いことを表し、反対に小陰線は「下がりそうだけどまだ迷っている状態」な人が多いと読むことができます。

この「小陽線」、「小陰線」が現れたとき、「相場の転換」となる場合があります。

下記は日経平均株価の週足です。

もちろん、必ずというわけではないですが相場の転換となるときは「小陽線」、「小陰線」が出現するケースが多いです。

上昇トレンドと下降トレンド

「小陽線」、「小陰線」は良く出現します。当たり前ですが、出現するたびに相場が転換するわけではないです。

相場の転換を見極める精度を高めるため、「小陽線」、「小陰線」が現れる前にどのようなチャートの形をしていたかを確認することも重要です。

下落トレンド時に「小陰線」が現れると上昇トレンドに転換。上昇トレンド時に「小陽線」が現れると下落トレンドに転換。

下落トレンド中に上昇して小陽線が現れると下落トレンド再開、上昇トレンド中に下落して小陰線が現れると上昇トレンド再開。

傾向から様々な状況を推測し、週足だけではなく、月足、日足、1時間足など複数の時間軸ではどのようになっているのかを確認することで短期的、中長期的にどのように推移する可能性が高いか予測します。

最後に

今回のローソク足の「小陽線」、「小陰線」はあくまでもその形が出ると相場が転換するかもしれないものです。 他にも転換を探る方法として移動平均線や一目均衡表などがあります。

しかし、どれも100%当てはまるものではないですし、複合しても100%当たるものにはなりません。

現在、要人発言で相場の動きは大きく変わります。仮に下落トレンドにがっちり当てはまる条件だとしても、「消費税増税を延期」と言えばいきなり上昇トレンドになるでしょう。

株にもFXにも活用する武器の一つとしてローソク足は非常に有効です。10回中6回使えるものであれば、回数をこなすことで非常に有効な手段になります。

どのようなテクニカルも100%当てはまるものはないです。1回の失敗で資産の多くを飛ばさない。数多く試行できる資産管理を行う。これが最重要です。

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