大阪チタニウムテクノロジーズ【5726】株価分析!需要増期待や思惑から大きく上昇

高品質の金属チタンで世界トップの大阪チタニウムテクノロジーズ(5726)。今後の株価・配当はどうなるのか、業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。

大阪チタニウムの株価POINT
  • 強い割高感、出来高急上昇で警戒も必要
  • 業績回復見通しで復配予定
  • 期待感・思惑から株価が大きく上昇
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大阪チタニウムの株価情報と業績推移

大阪チタニウムテクノロジーズの株価情報と業績推移を見ていきます。

株価指標

株価:2,921円
予想PER:67.18倍
PBR:3.94倍
予想EPS:43.48円
時価総額:1,075億円

2022年10月3日終値時点のデータ。
最新の株価参考:(株)大阪チタニウムテクノロジーズ【5726】:Yahoo!ファイナンス

PER、PBRともに割高感があります。

売上高と利益の推移

下記は大阪チタニウムテクノロジーズの売上高・営業利益・経常利益・最終利益の推移です。

厳しい業績が続き2021年3月期、2022年3月期と連続赤字になりました。

2023年3月期は黒字回復予定としています。

参考:財務ハイライト|株式会社大阪チタニウムテクノロジーズ

株価の推移

下記は大阪チタニウムテクノロジーズ5年分の週足株価チャートです。

株価は2018年から大きく下落、業績悪化の影響から安値で推移していました。

しかし、2022年以降はチタン価格高騰による収益改善・業績回復期待などから出来高が急上昇して、株価も大きく上昇しています。

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大阪チタニウムの配当情報と事業内容

大阪チタニウムテクノロジーズの配当情報と事業・決算内容を見ていきます。

配当金の推移

下記は大阪チタニウムテクノロジーズの配当金推移です。
年2回、中間配当(9月末)と期末配当(3月末)を実施しています。

大阪チタニウムの年間配当金推移

2018年3月期:15円
2019年3月期:5円
2020年3月期:5円
2021年3月期:0円
2022年3月期:0円
2023年3月期:15円(予)

2021年3月期、2022年3月期は業績悪化で無配当に。2023年3月期は年間15円に復配予定としています。

配当方針の確認

配当は「安定性に配慮しつつ25%~35%の配当性向を目安に実施」としています。2023年3月期の予想配当性向は約34%です。

大阪チタニウムテクノロジーズ(5726)とは

株式会社大阪チタニウムテクノロジーズ(おおさかチタニウムテクノロジーズ、英: OSAKA Titanium technologies Co.,Ltd.、略称:OTC)は、日本の非鉄金属メーカー。

チタンとシリコンの素材加工において世界有数のメーカーである。2007年10月に社名を住友チタニウム株式会社から変更した。

大阪チタニウムテクノロジーズ – Wikipediaより抜粋

主要事業は「チタン事業」、高品質の金属チタンは世界首位です。

筆頭株主は神戸製鋼所(5406)、第2位の株主は日本製鉄(5401)です。

2023年3月期の決算内容を時系列に確認

2022年5月13日に決算発表。
2022年3月期の経常損益は17.1億円の赤字、最終損益は31.1億円の赤字と発表。

2023年3月期の業績見通しは非開示、年間配当は未定としています。

2023年3月期1Q決算

2022年8月4日に決算発表。
2023年3月期1Q(4-6月)の経常利益は9.5億円と発表。

また、通期の業績予想を経常利益が24億円見通し、年間配当は15円予定としています。

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大阪チタニウムの今後について

大阪チタニウムテクノロジーズの今後について考えてみます。

今後について

2021年3月期は、航空機用途向けが主体の輸出スポンジチタンが大きく減少したことで業績悪化。

2022年3月期は、受注が徐々に回復しましたが、原燃料価格や運賃などのコスト上昇により引き続き厳しくなりました。

回復期待と思惑

需要回復が進んでいることに加え、様々な思惑から株価が大きく上昇。

航空機向けチタンで高いシェアをもつロシア企業があるため、スポンジチタンの需給ひっ迫、価格上昇が予想され、国内チタンメーカーの株価が期待感・思惑から大きく変動しています。

チタン価格高騰による収益改善に加え、ロシア企業の代替需要を手にすると更に業績を伸ばす可能性も考えられます。

警戒感・リスク要因

あくまでも業績拡大期待から「噂で買われている」状態です。既に株価は大きく上昇し、割高感は強めで下落するタイミングも出ています。

さらに大きく株価が上昇する可能性もありますが、過去を見ると瞬間的に大きく上昇した銘柄ほど下落した時も大きいです。

また、輸出向け航空機用金属チタンが主力のため、航空機メーカーの受注状況や為替の変動が業績に影響する可能性もあります。

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