NTTドコモの株価と配当は今後どうなる?増配は続く?【9437】

NTTドコモ(9437)の株価が上昇し年初来高値を更新していますが、業績は減収・減益の見通しで、この先も主力の携帯電話事業は見えにくい部分はあります。

この先NTTドコモの株価と配当がどうなるのか。現在の株価指標・業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。

NTTドコモの株価POINT
  • 株価は割安でも割高でもなく、配当利回りは良い
  • 業績は減収・減益見通しだが、株価は好調
  • 配当は増配傾向だが、配当性向が上昇している

株価指標と事業内容について

はじめに、NTTドコモの株価指標と事業内容について見ていきます。

株価指標について

現在の株価:2,990.5円

予定年間配当:120円

年間配当利回り:約4%

PER:約17倍、PBR:1.8倍

通信キャリアの中では比較的割高ですが、明らかに割高という感じではないです、配当利回りは良いです。

※株価は2019年11月22日終値

NTTドコモ(9437)とは

株式会社NTTドコモ(エヌティティドコモ、英語: NTT DOCOMO, INC.)は、携帯電話等の無線通信サービスを提供する日本の最大手移動体通信事業者である。

日本電信電話株式会社 (NTT) の子会社。日経平均株価及びTOPIX Core30の構成銘柄である。

wikipediaより抜粋

携帯電話で国内首位、NTTグループの中核です。主な事業は「通信事業(通信サービス)」ですが、非通信事業も拡大中です。

参考:事業セグメント|NTTドコモ

業績推移と株価チャート・配当推移

次にNTTドコモの業績推移と株価チャート・配当推移を見ていきます。

売上高と経常利益の推移

2020年3月期は減収・減益の見通しです。携帯電話事業にて新料金プランで顧客還元を拡大したことが減益の主な要因です。

株価チャートについて

下記はNTTドコモの約5年分の週足株価チャートです。

株価はここ半年で見ると上昇トレンドです。長い目で見ると現在の株価はレンジの上限付近とみることも出来ます。

配当推移について

下記はNTTドコモの配当推移です。

2015年3月期2016年3月期2017年3月期2018年3月期2019年3月期2020年3月期(予)
65円70円80円100円110円120円

配当は増配傾向です。利益が減少している中、増配しているため2020年3月度の配当性向は68%程度になる見通しです。

少々気になる高さまで配当性向が上昇していますが、財務は非常に健全なのでしばらくは減配・無配となる可能性は低いです。しかし、このまま増配し続けるのは現状の業績推移からは厳しいと考えられます。

参考:配当推移|NTTドコモ

最近の業績と今後の見通しを確認

最後に最近の業績と今後について考えてみます。

最近の業績を確認

2019年10月29日の決算にて2020年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結税引き前利益は5,485億円と発表、通期計画の8,380億円に対する進捗率は65.5%となりました。

通期計画を考えると若干の業績上振れの期待ができますが、前年同期比では11.7%減となっており、先の不透明感は強いです。

今後について

主力の携帯電話事業ですが、この先も同業他社との料金競争激化、楽天のキャリア参入、2020年春から5Gのサービス提供開始予定がどこまで影響するのか見えない部分があります。

携帯電話市場(スマートフォン・タブレット)はいまだに拡大していますが、日本の人口を考えるといつ停滞してもおかしくないと考えられます。

しかし、株価には割高感は出ておらず、配当利回りも良いので下落しにくいと見ることができます。

参考:ドコモを取り囲む事業環境|NTTドコモ

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