NTTドコモ(docomo)の株価と配当は利益減少で今後どうなるか。業績推移・チャートを分析【9437】

NTTドコモ(9437)の株価は比較的好調ですが、業績は減収・減益見通しで主力の携帯電話事業は見えにくい部分はあります。果たして、NTTドコモの株価と配当がどうなるのか。業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。

NTTドコモの株価POINT
  • 株価には大きな割高感はなく配当利回りは高め
  • 配当性向は利益減少により気になるラインまで上昇している
  • 業績は減収・減益とやや厳しい状況
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NTTドコモの事業内容と株価指標

はじめにNTTドコモの事業内容と株価指標を確認していきます。

NTTドコモ(9437)とは

株式会社NTTドコモ(エヌティティドコモ、英語: NTT DOCOMO, INC.)は、携帯電話等の無線通信サービスを提供する日本の最大手移動体通信事業者である。

日本電信電話株式会社 (NTT) の子会社。日経平均株価及びTOPIX Core30の構成銘柄である。

wikipediaより抜粋

携帯電話で国内首位、NTTグループの中核企業です。主な事業は「通信事業(通信サービス)」ですが非通信事業も拡大中です。

参考:事業セグメント|NTTドコモ

株価指標と配当利回り

現在の株価:2,977.5円

予定年間配当:120円

年間配当利回り:約4%

予想PER:16.8倍、PBR:1.8倍

※株価は2020年3月10日終値

通信キャリア銘柄内では比較的割高ですが、明らかに割高という感じでもないです、配当利回りはかなり高いです。

NTTドコモの業績推移と株価チャート・配当推移

次にNTTドコモの業績推移と株価チャート・配当推移を確認していきます。

売上高と経常利益の推移

2019年3月期は減益、2020年3月期は減収・減益の見通しです。携帯電話事業にて新料金プランで顧客還元を拡大したことが減益の主な要因です。

参考:財務ハイライト|NTTドコモ

株価チャートについて

下記はNTTドコモ5年分の週足株価チャートです。

株価は比較的レンジで推移しているものの長期で見ると上昇しています。若干、業績が伸び悩んでいるもののその影響は大きく株価に出ていないと見えます。

配当推移について

下記はNTTドコモの配当推移です。年2回、中間配当(9月)と期末配当(3月)を実施しています。

NTTドコモの年間配当金推移

2015年3月期:65円
2016年3月期:70円
2017年3月期:80円
2018年3月期:100円
2019年3月期:110円
2020年3月期:120円(予)

配当は毎年増配しています。

配当方針は「連結ベースの業績、財務状況及び配当性向に配意しながら、安定性・継続性を考慮」としています。利益が減少している中でも増配しているため2020年3月度の配当性向は約68%となる見通しです。

少々気になる高さまで配当性向が上昇していますが、財務は非常に健全なので減配・無配となる可能性は低いです。しかし、この先も増配を続けるには増益が必要と考えられます。

参考:配当推移|NTTドコモ

NTTドコモの直近決算と今後

最後にNTTドコモの直近決算内容の確認と今後について考えてみます。

最近の決算を確認

2020年1月30日の決算にて2020年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結税引き前利益は7,964億円と発表、通期計画の8,380億円に対する進捗率は95.0%となりました。

前年同期比で12.6%と厳しい推移ですが、通期計画の達成は問題なさそうです。

今後について

主力の携帯電話事業はこの先も同業他社との料金競争激化、楽天のキャリア参入、2020年春から5Gのサービス提供開始予定がどこまで影響するのか見えない部分があります。携帯電話市場(スマートフォン・タブレット)はいまだに拡大していますが、日本の人口を考えるといつ停滞してもおかしくない状況です。

ここ最近の決算では前年同期比で減収・減益が続きやや厳しいものの株価に大きな割高感は出ていなくて、配当利回りも高いです。財務も健全な企業であるのはプラスポイントです。

参考:ドコモを取り囲む事業環境|NTTドコモ

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