日工の株価分析!高い配当利回りで株主優待も新設!株価は上昇推移【6306】

土木用プラントメーカーの日工(6306)。2021年3月期から株主優待を新設し、配当利回りが高い銘柄です。はたして今後の日工の株価と配当はどうなるのか。業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。

日工の株価POINT
  • 株価は割安水準で配当利回りは高い
  • 十分な利回りだが配当性向は高め
  • 業績は比較的安定しているが、中国向けの不透明感はある
スポンサーリンク

日工の事業内容と株価指標

はじめに日工の事業内容と株価指標を確認していきます。

株価指標と配当利回り

株価:721円
予定年間配当:30円
年間配当利回り:4.16%
予想PER:14.9倍
PBR:0.92倍

2021年4月2日終値時点のデータ

市場全体平均と比較するとやや割安ですが、過去の水準と比較すると明らかな割安ではないです。年間配当利回りは高いです。

日工(6306)について

日工株式会社(にっこう NIKKO CO., LTD.)は、アスファルトプラント・生コンクリートプラント等の建設機械、コンベヤ等の産業機械、破砕機、仮設足場、防水板、ショベル等の製造・販売を行う会社である。

日工 – Wikipediaより

売り上げ構成のうち50%がアスファルトプラント関連で、それにコンクリート関連を含めると75%以上です。空港・高速道路用アスファルトの90%以上が日工のプラントから供給されています。

参考:日工ってどんな会社?|日工株式会社

日工の配当推移と株主優待制度

次に日工の配当推移(記念配当)と株主優待制度について確認していきます。

配当推移について

下記は日工の配当金の推移です。年2回、中間配当(9月)と期末配当(3月)を実施しています。株式分割後の金額に換算してあります。

日工の年間配当金推移

2016年3月期:10円
2017年3月期:11円
2018年3月期:12円
2019年3月期:12円
2020年3月期:40円
2021年3月期:30円(予)

2020年3月期の配当は通常配当が20円、100周年の記念配当が20円です。

2021年3月期は特別配当を落としましたが、それでも高い配当で普通配当は増配推移しています。2021年3月期の予想配当性向は約62%と高い水準です。

参考:業績と株主還元は?|日工株式会社

株主優待制度について

日工は2021年3月末に株主優待を新設。「自社製品またはQUOカード」です。500株以上を1年以上保有し、3月末が権利日です。

※2021年3月度のみ、優待開始の初年度のため1年以上の保有条件は適用せず

保有株式数優待内容
500株以上 1,999株未満
1年以上3年未満
1,000円分
500株以上 1,999株未満
3年以上
2,000円分
2,000株以上
1年以上3年未満
4,000円分
2,000株以上
3年以上
8,000円分

自社製品のエアーシャベル(1,000円相当換算)、またはQUOカード(1,000円分)を自由に組み合わせることが出来ます。500株保有で年間1,000円分なので優待利回りは約0.3%です。

参考:株主優待制度|日工株式会社

スポンサーリンク

日工の業績推移と株価チャート

次に日工の業績推移と株価チャートを確認していきます。

日工の売上高・経常利益の推移

2019年3月期は業績が落ち込みましたが、2020年3月期は増収・増益。2021年3月期も増収・増益予想で過去最高益を更新する見通しです。

株価チャートの推移

下記は日工5年分の週足株価チャート推移です。

ゆるやかに上昇推移していた株価ですが、特別配当の実施を発表した2019年5月以降は大きく株価が上昇。2020年に入ると一時的に株価は下落しましたが、短期でも上昇しています。ここからの上昇メドは800円、下落メドは600円と見ることが出来ます。

日工の決算内容と今後の株価について

最後に日工の決算内容と今後について考えていきます。

決算内容を確認

2021年2月12日の決算にて2021年3月期3Q累計(4-12月)の連結経常利益は14.9億円と発表。前年同期比28.9%増、通期計画の27億円に対する進捗率は55.5%となりました。3Q単体は赤字ですが、過去の業績を見ても3Qは厳しい時も多く、4Qの年度末が稼ぎ時期です。

今後の見通し

この先、中国・ASEANへの積極的な展開がどうなるか見えにくい部分はあります。とはいえ、国内で高いシェアがあるため、いきなり大きく業績が凹み利益が激減というのは想像しにくい銘柄でもあります。2021年3月期も受注活動が堅調に推移しています。

また、特別配当を実施した場合、権利落ち後に株価が上昇しないというのをよく見かけますが、日工の場合は比較的好業績というのもあり株価は順調に伸びています。しかし、株価が上昇したことで以前より割安感が薄れたことや配当性向が高い水準なのは気になる点です。

参考:日工の成長戦略は?|日工株式会社

タイトルとURLをコピーしました