日工の株価が特別配当後も上昇!今後の株価・配当はどうなる?【6306】

土木用プラントメーカーの日工(6306)ですが、2019年9月30日に特別配当と株式分割を行いました

特別配当を行った場合、その後の株価は軟調に推移するケースが多いですが、日工は業績好調・相場全体の上昇・株式分割による流動性向上などの要因もあり、権利落ち後も下落することなく株価が推移しています。

はたして日工の株価は今後どうなるのか、株価指標・業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。

記念配当と株式分割について

初めに日工の記念配当と株式分割について簡単に整理していきます。

  1. 2019年9月30日(権利付き最終日9/26)に中間配当金を1株につき100円実施
  2. 同9月30日、株式分割を行い1株を5株に。例:100株保有していると500株に。
  3. 2020年3月31日に期末配当金を1株につき20円実施。

ここからは話を分かりやすくするため、分割後の年間配当40円(通常配当20円、特別配当20円)として話を進めていきます。

配当推移について

下記は日工の配当推移です。株式分割後を基準として算出してあります。

2015年3月期2016年3月期2017年3月期2018年3月期2019年3月期2020年3月期(予)
9円10円11円12円12円40円

2020年3月期の配当は通常配当が20円、特別配当が20円です。今回の特別配当で配当金額が倍になるというのはインパクトがあります。配当は増配傾向なので、2021年3月期は特別配当を抜いた20円+αが本線です。

参考:業績と株主還元は?|日工株式会社

株価指標と事業内容について

次に日工の株価指標と事業内容について見ていきます。

株価指標と配当利回り

現在の株価:710円

予定年間配当:–

PER:13.8倍、PBR:0.89倍

あまり注目されていない業種というのもあり、市場全体平均から見ると若干の割安ですが、過去の水準から考えると最近の株価上昇により明らかに割安という感じではないです。配当金額、利回りに関しては中間配当が終了しているため、あえて記載しませんでした

仮に年間20円(2021年3月期のラインと考えられる金額)とした場合の利回りは約2.8%です。悪くない水準と考えられます。

※2019年11月15日終値時点

日工(6306)について

日工株式会社(にっこう NIKKO CO., LTD.)は、アスファルトプラント・生コンクリートプラント等の建設機械、コンベヤ等の産業機械、破砕機、仮設足場、防水板、ショベル等の製造・販売を行う会社である。

wikipediaより

現在の売り上げ構成のうち50%がアスファルトプラント関連で、それにコンクリート関連を含めると75%以上となっています。

参考:日工ってどんな会社?|日工株式会社

業績推移と株価チャートについて

次に日工の業績推移・株価チャートを見ていきます。

売上高・経常利益の推移

2019年3月期は業績が大きく落ち込みましたが、2020年3月期は増収・増益見込みでV字回復する見通しです。

株価チャートを確認

下記は日工の直近約3年分の週足株価チャートです。

2019年3月期は業績下方修正を行いましたが、株価への反応は割と限定的でした。やや上昇気味のレンジで推移していた株価ですが、特別配当を実施すると発表した2019年5月以降はレンジを抜けて大きく上昇トレンドとなっています。

2019年9月末の中間配当の権利落ち後に株価は下落しましたが、その後は順調に推移しています。

最近の業績と今後の見通しを確認

最後に最近の業績と今後について見ていきます。

最近の業績を確認

2019年11月7日の決算にて2020年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は10.3億円と発表、通期計画の25億円に対する進捗率は41.4%となりました。

前年同期比で73.8%増と好調ですが、2020年3月期の通期計画を考えると若干物足りなさは感じます。ここから更に伸ばすことが必要となっています。

今後の見通しと特別配当について

この先、中国・ASEANへの積極的な展開がどうなるか見えにくい部分は有ります。とはいえ、いきなり大きく業績がへこみ、利益が激減というのもなかなか想像しにくい銘柄ではあります。

参考:日工の成長戦略は?|日工株式会社

また、特別配当を実施した場合、権利落ち後に株価が上がってこないというのをよく見かけますが、日工の場合は比較的好業績+期待値があるため、株価は順調に伸びています。しかし、株価が上昇したことで割安感が薄れてきたため、そろそろ止まってもおかしくないポイントではあります。

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