ニチモウの株価が上昇!記念配当実施で高い配当利回りに。今後の業績・配当を分析【8091】

ニチモウ(8091)が2019年9月30日を基準日とする創立100周年記念の配当(特別配当)を1株あたり50円実施することを発表しました。これにより年間配当が100円で配当利回りが6%以上となり株価が大きく上昇しました。その後は配当権利落ちで株価が下落しましたが、業績好調で権利落ち後も株価を伸ばしています。はたしてニチモウ(8091)の株価・配当は今後どうなるか。業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。

ニチモウの株価POINT
  • 株価が上昇しているがまだ割安水準
  • 2020年3月期は最高益を更新する見通しで好調
  • 特別配当は今回限りの可能性が高いが、無理をした実施ではない
スポンサーリンク

ニチモウの株価指標と配当推移(特別配当)

はじめにニチモウの株価指標と配当推移(特別配当実施の理由など)を確認していきます。

株価指標について

現在の株価:1,901円

予定年間配当:100円

年間配当利回り:–

予想PER:3.6倍、PBR:0.41倍

※2020年2月26日終値時点

特別配当の基準日は過ぎているため、利回りは記載していません。指標はPER、PBRともにかなり割安水準です。仮に2021年3月期の配当を特別配当を落とした50円と計算した場合の年間配当利回りは約2.6%です。

配当金の推移

下記はニチモウの配当推移です。中間配当は2020年3月期のみ特別に実施しています。

ニチモウの年間配当金推移

2015年3月期:50円
2016年3月期:50円
2017年3月期:50円
2018年3月期:50円
2019年3月期:50円
2020年3月期:100円(予)

ここ8年ほどは期末配当(3月末)として1株当たり50円の配当を実施していました。

2020年3月期は、特別に第2四半期末(9月30日)を基準日とする記念配当を1株当たり50円実施しました。2020年3月期の予想配当性向は約18%と特別配当を実施しましたがさほど高くない配当性向です。

特別配当について

2019年9月末権利日の中間配当50円は「創立100周年記念」の記念配当のため、あくまでも今回限りです。2021年3月期以降は特別配当を落とした年間50円となる可能性が高いです。

参考:剰余金の配当(創立100周年記念配当)に関するお知らせ|ニチモウ株式会社

スポンサーリンク

ニチモウの業績推移と株価チャート

次にニチモウの業績推移と株価チャートを確認していきます。

売上高と経常利益の推移

2020年3月期は増益見通しで過去最高益を更新する見通しです。

また、2019年3月期は株式売却に伴う特別損失の計上で純利益が大きな赤字になりましたが、将来に向けた安定的な利益確保のため必要な処置が行えたという意味ではプラスです。

参考:特別損失の計上並びに通期業績予想と実績との差異に関するお知らせ|ニチモウ

株価チャート

下記はニチモウの5年分週足株価チャートです。

ここ数年は比較的レンジで推移しています。特別配当を発表した時には出来高が増え株価が上昇しましたが、割と緩やかな上昇です。その後も権利落ちでもそこまで株価は下落せず、業績上方修正の影響もあって株価は割と上昇しています。

ニチモウの直近決算と今後

最後にニチモウの直近決算内容の確認と今後について考えてみます。

最近の決算を確認

2020年2月7日の決算にて2020年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は22.3億円と発表、通期計画の23億円に対する進捗率は97%となりました。

今後について

売上は若干頭打ちの中で利益をしっかり確保しています。自己資本率低さや2019年3月期の特別損失の大きさなど気になる点は多いです。しかし、株価はかなり割安であることに加え、今後もしっかり利益を確保できれば配当性向が低いため将来的には増配する可能性があるのはプラスポイントです。

タイトルとURLをコピーしました