永谷園ホールディングスの株価分析!売上は好調、利益も復活・安定配当【2899】

みそ汁やお茶漬けで有名な永谷園ホールディングス(2899)。一時は利益減少により株価が下落していましたが、ここにきて利益が回復し株価も上昇する気配を見せています。果たして今後の永谷園の株価はどうなるのか。業績推移・株価チャートに加え配当や株主優待も分析してみました。

永谷園ホールディングスの株価POINT
  • 株価指標に割安感はない、配当・優待の利回りはやや低め
  • 売上は好調だが利益はやや伸び悩むときもあり
  • 国内はやや厳しい状況、今後は海外が伸ばすポイント
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永谷園の事業内容と株価指標

はじめに永谷園ホールディングスの事業内容と株価指標を確認していきます。

永谷園ホールディングス(2899)とは

株式会社永谷園ホールディングス(ながたにえんホールディングス、Nagatanienholdings Co.,Ltd.)は、日本の食品企業グループ、永谷園グループの持株会社である。2015年10月1日に株式会社永谷園から商号を変更した。新設の子会社である永谷園をはじめとする事業会社を傘下に持つ。

永谷園ホールディングス – Wikipediaより抜粋

永谷園ホールディングスは主な事業として「国内食料品事業」と「海外食料品事業」を展開しています。海外が伸びていますが、まだまだメインは国内です。食料品事業は「お茶漬け・ふりかけ類」、「スープ類」、「調理食品類」を展開しています。

参考:事業セグメント別業績・営業の概況|永谷園ホールディングス

株価指標と配当利回り

下記は永谷園HDの2020年5月25日終値時点の株価指標と配当利回りです。

現在の株価:2,209円
予定年間配当:31円
年間配当利回り:1.4%
予想PER:23倍、PBR:1.26倍

PERはやや割高、PBRは平均的です。年間の配当利回りは低めです。

永谷園の業績推移と株価チャート

次に永谷園ホールディングスの業績推移と株価チャートを確認していきます。

売上高・経常利益の推移

下記は永谷園ホールディングスの売上高と経常利益の推移です。

売上は好調で13期連続で増収です。利益のほうは物流費・原材料費の上昇でやや苦戦しているときもあります。2021年3月期は増益の見通しです。

株価チャートの推移

下記は永谷園ホールディングス5年分の週足株価チャートの推移です。

利益の落ち込みにより2018年10月頃から株価は下落して推移しています。ここ最近では利益回復などもあり株価は落ち着いて比較的レンジで推移しています。

永谷園の配当推移と株主優待

次に永谷園ホールディングスの配当推移と株主優待制度を確認していきます。

配当金の推移

下記は永谷園ホールディングスの配当金の推移です。年2回、中間配当と期末配当を実施しています。株式分割後の株数に換算してあります。

永谷園HDの年間配当金推移

2016年3月期:31円
2017年3月期:31円
2018年3月期:31円
2019年3月期:31円
2020年3月期:31円
2021年3月期:31円(予)

配当は年間31円の据え置きで推移しています。

配当方針として「株主様の利益を重視し、安定した配当を継続的に行っていく」としています。2019年3月期の配当性向は52.5%、2020年3月期の配当性向は48%、2021年3月期の予想配当性向は約32%です。減配する可能性は低そうです。

参考:配当状況|永谷園ホールディングス

株主優待制度

永谷園ホールディングスの株主優待は「自社製品1,000円分」です、3月末時点で100株以上保有している人が対象です。 100株保有で1,000円分なので優待利回りは約0.45%です。利回りは低めです。

参考:株主優待制度のご案内|永谷園ホールディングス

永谷園の決算内容と今後について

最後に永谷園ホールディングスの決算内容の確認と今後について考えていきます。

決算内容について

2020年5月22日の決算にて2020年3月期の連結経常利益は31.3億円と発表、2021年3月期は32億円に伸びる見通し、年間配当は31円で据え置きの方針としています。

今後について

2020年3月期は国内食料品事業の売上高は前年同期比で0.6%減、海外食料品事業は2.7%増となりました。国内では消費税増税の影響による個人消費の低迷、低価格志向もありやや伸び悩んでいますが、海外市場では「健康」、「高品質」を中心に比較的好調に推移しています。

今後も国内では厳しい状況が続くとみられ海外でどこまで伸ばせるかがポイントとなりそうです。

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