みずほフィナンシャルグループの株価はどうなる?高配当で割安だが買ってよいのか【8411】

景気の先行き不安から、大手金融機関の運用悪化が懸念されていて銀行銘柄の株価が軟調です。みずほフィナンシャルグループ(8411)も例外ではなく株価があまりさえません。

今回は高配当利回りのみずほフィナンシャルグループの株価と配当が今後どうなるかを株価指標、業績推移、配当推移、株価チャートを分析して考えてみました。

みずほフィナンシャルグループの株価POINT
  • 銀行銘柄特有の割安さと配当利回りの良さ
  • 配当は増配する可能性も減配する可能性も低い
  • 業績の先行き不透明感は強いが株価は安く買いやすい

株価指標と事業内容について

まずはみずほフィナンシャルグループの株価と事業内容をみていきます

株価指標について

現在の株価:169.7円

予定年間配当:7.5円

年間配当利回り:約4.4%

PER:9.2倍、PBR:0.49倍

銀行銘柄特有の割安さです。他の銀行銘柄も同じくらいの水準なので、「割安で買い!」とはならないですね。

※株価は2019年12月2日終値

みずほフィナンシャルグループ(8411)とは

みずほフィナンシャルグループとは3大メガバンクの一つ。

2007年現在、総資産・預金量・時価総額などの点で、日本第3位の金融グループであり、世界的な銀行の中では、総資産・時価総額で第10位にランクインしている。

フォーブス世界企業総合番付2007では、トヨタ自動車、MUFG、NTTに次ぐ日本第4位(世界59位)となった。

2017年度中間決算の際、収益力向上に向けて、2024年度末までに店舗数を現在の500店舗から100店舗削減し、2026年度末までに人工知能などを使った業務効率化により、グループの従業員数を現在の約7万9000人から6万人に減らす構造改革案を公表した。

2019年度の連結決算の際、当初計画から3割増やし約130店舗削減を行うと発表。銀行を取り巻く環境が大きく変化する中で、更に経営改善・構造改革を進めるのが狙い。

wikipediaより抜粋

多くの銀行は厳しい状況が続いており、この先は主にITを利用してビジネス構造、財務構造、経営基盤の改革を進めていきます。

業績推移と株価チャート・配当推移について

続いて業績推移と株価チャートについて見ていきます。

売上高と経常利益の推移

売上は順調ですが、利益は伸び悩んでいます。構造改革が進み、どこまで利益率を上げることができるのかが利益回復のポイントとなりそうです。

株価チャートについて

株価はあまり冴えません。ここから更に下落する可能性もありますが、最悪の損失額をだしたサブプライム問題の時でも100円前後でした。

そのため、ここから下落しても割と限定的と考えることもできます。当然ですが、絶対に100円以下にはならないというわけではないです。

配当推移について

下記はみずほフィナンシャルグループの配当推移です。

2015年3月期2016年3月期2017年3月期2018年3月期2019年3月期2020年3月期(予)
7.5円7.5円7.5円7.5円7.5円7.5円

ここ最近の配当は変わらないという感じです。みずほフィナンシャルグループの株主還元方針は「当面は現状の配当水準を維持しつつ、資本基盤の一層の強化を進め早期の株主還元拡充を目指す」としています。

現状の配当水準を維持するというのは判断が難しいところです。増配期待値は小さいですが、減配する可能性も小さいと見ることが出来ます。

参考:2018年度決算|みずほFG公式サイト

最近の業績と今後の動きを確認

最近の業績と今後の動きについて確認していきます。

最近の業績を確認

2019年11月14日の決算にて2020年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は3,964億円と発表、前年同期比で15.1%減となりました。

中々厳しい業績です。

今後について

現在、みずほ銀行だけでなくメガバンクの全てで業務効率化・人員削減を進めています。

これは日本に限らずヨーロッパでは既に行われていたことで、世界的にもいかに銀行業界が厳しいかを表しています。

みずほフィナンシャルグループは銀行業だけではなく、信託、証券、リテール事業などさまざまな業務を行っており連携が加速化しています。

みずほフィナンシャルグループは株価が安く少ない投資資金で購入できるのも魅力の一つです。

安くなったら買い増ししやすいです。しかし、ただやみくもにナンピンするのはとても危険です。しっかりと考え、長期保有するのに問題がないか、何株保有するか。さまざまなことを考える必要があります。

当たり前のことですが「メガバンクだからつぶれることは無いし、配当もなくならない」と考えるのは割と危険です。もし本当につぶれることが絶対になく、配当もなくならないのであればお金を銀行に預けるのではなく、株を保有した方が明らかにお得だからです。

そうなっていないというのは、それなりにリスクがあるからです。

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