みずほフィナンシャルグループの株価と配当を分析!高配当で割安だが買ってよいのか【8411】

景気の先行き不安から大手金融機関の運用悪化が懸念され、多くの銀行株が下落して推移しています。みずほフィナンシャルグループ(8411)も例外ではなく株価が下落しています。

今回は配当利回りが高く割安の、みずほフィナンシャルグループ(8411)の株価と配当が今後どうなるかを業績推移、配当推移、株価チャートを分析してみました。

みずほフィナンシャルグループの株価POINT
  • 銀行銘柄特有の割安さと配当利回りの高さ
  • 配当は増配する可能性も減配する可能性も低い
  • 業績の先行き不透明感はあるが株価は安く買いやすい水準
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みずほFGの事業内容と株価指標

はじめにみずほフィナンシャルグループの事業内容と株価指標を確認していきます。

みずほフィナンシャルグループ(8411)とは

みずほフィナンシャルグループとは3大メガバンクの一つ。

2007年現在、総資産・預金量・時価総額などの点で、日本第3位の金融グループであり、世界的な銀行の中では、総資産・時価総額で第10位にランクインしている。

フォーブス世界企業総合番付2007では、トヨタ自動車、MUFG、NTTに次ぐ日本第4位(世界59位)となった。

2017年度中間決算の際、収益力向上に向けて、2024年度末までに店舗数を現在の500店舗から100店舗削減し、2026年度末までに人工知能などを使った業務効率化により、グループの従業員数を現在の約7万9000人から6万人に減らす構造改革案を公表した。

2019年度の連結決算の際、当初計画から3割増やし約130店舗削減を行うと発表。銀行を取り巻く環境が大きく変化する中で、更に経営改善・構造改革を進めるのが狙い。

wikipediaより抜粋

多くの銀行は厳しい状況が続いており、この先は主にITを利用してビジネス構造、財務構造、経営基盤の改革を進めていきます。

みずほフィナンシャルグループは銀行、信託、証券、アセットマネジメント(資産運用)およびシンクタンクを擁するグローバルな金融グループです。

参考:みずほFG|みずほの概要

株価指標と配当利回り

現在の株価:122.3円

予定年間配当:7.5円

年間配当利回り:約6.1%

PER:6.6倍、PBR:0.35倍

※株価は2020年3月19日終値

銀行銘柄特有の割安さです。他の銀行銘柄も同じくらいの水準なのは注意する点です。年間の配当利回りは高いです。

みずほFGの業績推移と株価チャート・配当推移

次にみずほFGの業績推移と株価チャート・配当金の推移を確認していきます。

売上高と経常利益の推移

売上は順調ですが、利益は伸び悩んでいます。この先はどこまで構造改革が進み利益率を上げることができるのかが利益回復のポイントとなりそうです。

株価チャートの推移

下記はみずほFG5年分の週足株価チャートの推移です。

株価は長期でも短期でも下落して推移しています。ここから更に下落する可能性もありますが、過去最大の損失額となったリーマンショック・サブプライム問題の時でも株価は100円前後でした。

そのため、ここから下落しても割と限定的と考えることもできます。しかし、絶対100円以下にはならないと言えないです。投資の世界に絶対はないです。

配当金の推移

下記はみずほフィナンシャルグループの配当金の推移です。年2回、中間配当(9月)と期末配当(3月)を実施しています。

みずほフィナンシャルグループの年間配当金推移

2015年3月期:7.5円
2016年3月期:7.5円
2017年3月期:7.5円
2018年3月期:7.5円
2019年3月期:7.5円
2020年3月期:7.5円(予)

ここ最近の配当は年間7.5円で据え置きです。

みずほフィナンシャルグループの株主還元方針は「当面は現状の配当水準を維持しつつ、資本基盤の一層の強化を進め早期の株主還元拡充を目指す」としています。

現状の配当水準を維持するというのは判断が難しいところです。増配期待値は小さいですが、減配する可能性も小さいと見ることが出来ます。

参考:2018年度決算|みずほFG公式サイト

みずほFGの決算内容と今後について

最後にみずほフィナンシャルグループの決算内容の確認と今後について考えていきます。

決算内容を確認

2020年1月31日の決算にて2020年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は5,615億円と発表、前年同期比2.6%増となりました。

上期決算は前年同期比で15.1%減と厳しかったですが、3Qで戻してきました。

今後について

現在、みずほ銀行だけでなくメガバンクの全てで業務効率化・人員削減を進めています。これは日本の金融業に限らずヨーロッパでも既に行われおり世界的に銀行業界が厳しいことを表しています。みずほフィナンシャルグループは銀行業だけではなく、信託、証券、リテール事業などさまざまな業務を行っており連携が加速化し改善を進めています。どこまで改善できるか不透明感はあるものの着実に進めば改善する可能性は高いです。

また、みずほフィナンシャルグループは株価が安く少ない投資資金で購入できるのも魅力の一つです。株価が安いので少しづつ購入し、安くなったら買い増ししやすいです。しかし、ただやみくもにナンピンするのはとても危険です。しっかりと考えて長期保有するのに問題がないか、何株保有するか。さまざまなことを考える必要があります。

当たり前のことですが「メガバンクだからつぶれることは無いし、配当もなくならない」と考えるのは割と危険です。もし本当につぶれることが絶対になく、配当もなくならないのであればお金を銀行に預けるのではなく、株を保有した方が明らかにお得だからです。

そうではないというのは、当然それなりにリスクがあるからです。

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