みずほFG(8411)の株価はどうなる?高配当で割安だが買ってよいのか

景気の先行き不安から、大手金融機関の運用悪化が懸念されていて銀行銘柄の株価が軟調です。みずほFG(8411)も例外ではなく株価が下落気味です。

今回は株価が下落したことで高配当利回りになった、みずほFG(8411)の株価が今後どうなるか、各指標、業績推移や最近の動きから考えてみました。

  • 現在の株価、各指標と配当利回りを確認
  • 株価チャート、業績の推移を確認
  • これからの動向を最近の業績などから確認

みずほFGの株価と各指標を確認

まずは株価と各指標、配当利回りを確認します。

各指標と配当利回り

みずほFGの現在の株価は158.4円。 年間配当は7.5円の予定なので年間配当利回りは約4.7%です。PERは8.5倍、PBRは0.46倍。銀行銘柄特有の割安さです。他の銀行銘柄も同じくらいなので、「割安だ!買い!とはならない」ですね。

※株価は2019年9月6日終値

過去の配当推移を確認

みずほFGの過去の配当推移です。

2015年2016年2017年2018年2019年2020年(予)
7.5円7.5円7.5円7.5円7.5円7.5円

ここ最近の配当は変わらないという感じです。みずほFGの株主還元方針は「当面は現状の配当水準を維持しつつ、資本基盤の一層の強化を進め早期の株主還元拡充を目指す」としています。

参考:2018年度決算|みずほFG公式サイト

現状の配当水準を維持するというのは判断が難しいところです。もちろん、業績に問題がなければ適切な利益還元はものすごくプラス材料になります。

株価チャートと業績の推移を確認

次に株価チャートと業績の推移を見ていきます。

株価チャートを確認

下記、直近3年の週足チャートです。

ちょうど3年前くらいから下落トレンドです。ここから更に下落する可能性もありますが日本企業で最悪の損失額をだしたサブプライム問題を食らったときでも100円前後でしたのでここから下落したとしても、割と限定的なのではと考えることができます。

とはいえ、当時とは発行済み株式数が違うので単純に絶対に100円以下にならないというわけでもないです。

過去の売上と利益の推移

過去5期分の売上・利益の推移です。

ここ数年は特に利益が伸び悩んでいます。2019年は特に厳しい中で配当を維持しました。そのため、配当性向は100%を超えています。

最近の業績と今後の動きを確認

最近の業績と今後の動きについて確認していきます。

最近の業績を確認

2019年7月31日の決算では2020年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は2,198億円と発表。出だしとしてはまずまずとも言えますが、過去の業績を見ても1Qだけで先はまったく読めないです。

今後の動きについて

2017年度中間決算の際、収益力向上に向けて、2024年度末までに店舗数を現在の500店舗から100店舗削減し、2026年度末までに人工知能などを使った業務効率化により、グループの従業員数を現在の約7万9000人から6万人に減らす構造改革案を公表した。

2019年度の連結決算の際、当初計画から3割増やし約130店舗削減を行うと発表。銀行を取り巻く環境が大きく変化する中で、更に経営改善・構造改革を進めるのが狙い。

wikipediaより抜粋

今後、みずほ銀行だけでなくメガバンクの全てでリストラを進め人員削減をしていきます。これは何も日本だけに限らずヨーロッパでは既に行われていたことで、世界的にもいかに銀行業界が厳しいかを表しています。

言い方は悪いですが機械などに置き換えることができる仕事が多いってことなのでしょう。これは銀行に限らず一昔前のライン作業も同じです。

機械は何年も前から計算や同じ動きをすることは人間よりもはるかに優れています。最近の人工知能(モドキ)も年々進歩しています。

さいごに

みずほFGは銀行だけではないです。信託、証券、リテール事業などさまざまな業務を行っており連携が加速化しています。

株価が安い事から少ない投資資金で購入できるのも魅力の一つです。安くなったら買い増しするということがしやすいです。

とはいえ、ただやみくもにナンピンするのはとても危険です。しっかりと考え、長期保有するのに問題がないか、何株保有するか。さまざまなことを考える必要があります。

当たり前のことですが「メガバンクだからつぶれることは無いし、配当もなくならない」と考えるのは割と危険です。もし本当につぶれることが絶対になく、配当もなくならないのであればお金を銀行に預けるのではなく、株を保有した方が明らかにお得だからです。

そうなっていないというのは、それなりにリスクがあるからです。もちろん、リスクとリターンを考え保有している人もたくさんいます。一部の地方銀行よりはるかに安定しているのも事実です。

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