三井住友FG(8316)の株価と配当について、今後の見通しを考える

三井住友FG(8316)について株価と配当が今後どうなるか、各指標、業績推移や最近の動きから考えてみました。

すでにメガバンクの三菱UFJ、みずほFGでも書きましたが、大手金融機関の見通しは厳しく株価が軟調です。しかし、株価が下落したことで高配当利回りになり下値が限定的にもなっています

三井住友FGの株価と配当、各指標を確認

まずはじめに、株価と各指標、株価が下落したことで高くなっている配当利回りについて確認します。

各指標と配当利回り

三井住友FGの現在の株価は3,538円。 年間配当は180円の予定なので年間配当利回りは約5.1%です。PERは6.9倍、PBRは0.45倍。銀行銘柄特有の割安さと高配当利回りです。

※株価は2019年9月9日終値

過去の配当推移を確認

三井住友FGの過去の配当推移です。

2015年2016年2017年2018年2019年2020年(予)
140円150円150円170円180円180円

配当は増配傾向にあります。配当性向は若干上がっていますが会社の方針として配当性向40%を目指しているのに加えて累進的配当政策(減配せず、配当維持もしくは増配)を打ち出しているため、これからも増配する可能性は高いです。

参考:配当情報|三井住友フィナンシャルグループ公式サイト

参考:SMBCグループの経営戦略|三井住友FG公式サイト

株価チャートと業績の推移を確認

次に株価チャートと業績の推移を見ていきます。

株価チャートを確認

下記、直近3年の週足チャートです。

ここ最近は若干株価が軟調です。過去のチャートを見ると今の3,500円から更に下落すると3,000円以下になる可能性もありますが、配当利回りや現時点での業績を考えると今の3,500円前後で一旦もみ合いになりそうです。

過去の売上と利益の推移

過去5期分の売上高と経常利益の推移です。

伸び悩んでいるという印象ですが、大きくは下落しておらず何とか持ちこたえているという感じです。

最近の業績と今後の動きを確認

最近の業績と今後の動きについて確認していきます。

三井住友FGとは

株式会社三井住友フィナンシャルグループ(みついすみともフィナンシャルグループ、英語: Sumitomo Mitsui Financial Group, Inc. )は、三井住友銀行(SMBC、都市銀行)、SMBC信託銀行 、三井住友カード(クレジットカード会社)、三井住友ファイナンス&リース、日本総合研究所、SMBC日興証券を傘下に置く金融持株会社である。

wikipediaより

SMBCグループは各業界トップクラスの企業で構成されており、MUFG、みずほFGと比較するとROEが若干高いです。累進的配当をする方針で10年減配なしです。

最近の業績を確認

2019年7月30日の決算で2020年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は2,614億円に減少と発表しました。前年同期比で約21%減なので厳しい出だしという印象です。

今後の見通しについて

大手金融機関はこの先どこまでコスト削減を出来るかによって大きく業績が左右されます。三井住友FGは2019年8月31日にALBERT(3906)と金融サービスの開発や業務高度化を目的とする業務提携を発表しました。

今後はRPAによる業務の効率化をはじめとする経営改善・構造改革を進めていくとみられます。どこまでコスト削減・業務効率化が進むのか非常に注目しています。

参考:SMBCグループの経営戦略|三井住友FG公式サイト

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