三井化学の株価分析。配当はどうなる?業績推移・配当推移を分析してみた【4183】

三井系の総合化学メーカー三井化学(4183)の株価・配当がどうなるのか。業績推移と株価チャート・配当推移を分析してみました。

三井化学の株価POINT
  • 業績は売上・利益ともに減少推移しており厳しい
  • 2021年3月期の配当は未定、減配する可能性もある
  • 不安材料は強めで長期で株価は下落推移している
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三井化学の事業内容と株価指標

はじめに三井化学の事業内容と株価指標を確認していきます。

三井化学(4183)とは

三井化学株式会社(みついかがく)は、三井グループの総合化学メーカーである。山口県和木町で工場を開業以後、事業拡大・海外展開を行い、三井東圧化学と三井石油化学工業との合併を経て、1997年10月1日に三井化学となる。

総合化学3位、石油化学の比率が高い。ペットボトルの原料であるPETペレットやポリエチレン、ポリプロピレンの触媒など日常品の様々な原材料を市場に供給している大手総合化学メーカー。

三井化学 – Wikipediaより抜粋

三井化学は創業して108年の歴史の長い会社です。自動車用製品やヘルスケア製品などの事業を展開しています。海外売上比率は約45%あります。

参考:三井化学ってどんな会社?|三井化学株式会社

株価指標と配当利回り

下記は三井化学の2020年6月4日終値時点の株価指標と配当利回りです。

現在の株価:2,398円
予定年間配当:未定
年間配当利回り:—
予想PER:22.9倍、PBR:0.87倍

PERは割高、PBRは割安です。2021年3月期の配当は未定です。

三井化学の業績推移と株価チャート

次に三井化学の業績推移と株価チャートを確認していきます。

売上高・経常利益の推移

下記は三井化学の売上高と経常利益の推移です。

売上・利益ともに減少しており業績は中々厳しい推移です。

参考:業績推移|三井化学株式会社

株価チャートの推移

下記は三井化学5年分の週足株価チャートの推移です。

株価は下落して推移しています、ここ最近ではやや上昇していますが、業績見通し・過去の株価を考えるとさらに下落してもおかしくはない状況です。

三井化学の配当推移と決算内容

次に三井化学の配当推移と決算内容を確認していきます。

配当金の推移

下記は三井化学の配当金の推移です。年2回、中間配当と期末配当を実施しています。株式併合後の配当金額に換算してあります。

三井化学の年間配当金推移

2015年3月期:25円
2016年3月期:40円
2017年3月期:70円
2018年3月期:90円
2019年3月期:100円
2020年3月期:100円
2021年3月期:未定

配当は増配推移しています。

配当方針は「総還元性向30%以上」としています。配当性向は2019年3月期が25.9%、2020年3月期の配当性向は51.3%とかなり上昇しています。2021年3月期の配当ですが利益が予定通りで年間配当を100円とした場合は約95%です。そのため、減配する可能性も考えられます。

参考:配当情報|三井化学株式会社

決算内容の確認

2020年5月14日の決算を発表。2020年3月期の連結経常利益は655億円と発表、2021年3月期の連結経常利益は340億円の見通、年間配当は未定としています。

三井化学の今後の株価について

最後に三井化学の株価上昇ポイントと下落ポイントを考えてみました。

今後の株価について

事業として「モビリティ」、「ヘルスケア」、「フード&パッケージング」、「次世代事業」、「基盤素材」を展開しています。売上の主力は基盤素材、利益はモビリティ事業です。

今後、短期的には自動車産業の減速によりモビリティ事業の悪化、基盤素材事業は価格競争の激化。また、米中貿易摩擦の激化による中国経済の悪化も業績へ悪影響があります。

長期的にはモビリティ事業以外にも現状の比率は大きくないですがヘルスケア事業、フード&パッケージング事業のニーズは高く伸びしろが見込めます。

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