明電舎の株価分析!減配当可能性があるが業績は悪くない【6508】

住友系の重電機器大手メーカーの明電舎(6508)の株価と配当は今後どうなるのか。業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。業績悪化により減配当する可能性があります。

明電舎の株価POINT
  • 株価指標にやや割安感、年間配当は減配する可能性あり
  • 2021年3月期は減益予想もこれまでの業績は悪くない
  • 短期的な不透明感は有るがある程度の安定感もある
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明電舎の株価情報と事業内容

はじめに明電舎の株価情報と事業内容を確認していきます。

株価指標と配当利回り

株価:1,666円
予想年間配当:未定
年間配当利回り:—
予想PER:16.1倍
PBR:0.89倍

2020年9月8日終値時点のデータ

株価指標は割安感があります。年間配当は未定ですが、仮に年間40円とした場合の利回りは約2.4%です。

明電舎(6508)とは

株式会社明電舎(めいでんしゃ、英文社名:Meidensha Corporation)は、電気機器メーカーであり、住友グループ広報委員会に参加する企業である。

重電機器およびシステム、水処理システム、産業システム機器などを手がける。重電8社の一角。また、準大手重電3社の一角。自動車開発用試験装置で国内首位。1897年12月22日創業の老舗で、2017年に創業120周年を迎えた。

明電舎 – Wikipediaより抜粋

主な事業は水処理・公共インフラ、電力・エネルギー事業などの「社会インフラ事業」、電動力応用製品、動力計測装置などの「産業システム事業」、その他「保守・サービス事業」です。

参考:中期経営計画|明電舎

明電舎の業績推移と株価チャート

次に明電舎の業績推移と株価チャートを確認していきます。

売上高・経常利益の推移

2020年3月期は過去最高売上・利益と好調でしたが、2021年3月期は自動車向けやインフラ事業が打撃を受けて減収・減益見通しです。やや弱気な見通しとも取れます

株価チャートの推移

下記は明電舎5年分の週足株価チャートの推移です。

業績悪化見通しにより株価は下落し安値水準です。

ココからの一旦の上値メドは約1,900円、下値メドは約1,300円と見ることが出来ます。業績悪化懸念があるものの株価は比較的安めです。

明電舎の配当推移と決算内容

次に明電舎の配当金の推移と決算内容を確認していきます。

配当金の推移

下記は明電舎の配当金の推移です。年2回、中間配当(9月)と期末配当(3月)を実施しています。

明電舎の年間配当金推移

2016年3月期:40円
2017年3月期:40円
2018年3月期:45円
2019年3月期:45円
2020年3月期:50円
2021年3月期:未定

配当は増配傾向ですが、2021年3月期の中間配当は減配しています。

配当方針は「安定的かつ業績に応じた適正な配当を実施することを基本方針」、中期経営計画にて「配当性向を安定的に30%レベル」としています。2020年3月期の配当性向は27.6%、2021年3月期は中間配当を20円ですが、予想最終利益と配当性向30%レベルから考えると年間配当は30円から35円ラインとなります。

決算内容について

2020年7月31日の決算にて2021年3月期1Q(4-6月)の連結経常損益は29.5億円の赤字と発表、また、2020年8月31日に2021年3月期の中間配当を20円実施する方針、年間配当は未定としています。

明電舎の今後について

最後に明電舎の今後について考えていきます

今後の株価について

日本を含む世界的に活動制限や景気動向に不透明があり、2021年3月期は減収・減益見込みです。1Q決算では赤字でしたが過去の1Qも赤字なので金額だけを見ると業績への影響は軽微です。

電力会社や官公庁・自治体向けの売上・利益が年度末の4Q(1-3月)に集中するため4Qの占める割合が大きいです。短期的には自動車関連向けの需要が落ち込み、回復時期が見えにくいなどのマイナス影響がありますが、インフラ事業の需要は比較的安定しています。

2020年3月期は過去最高売上・利益で株価指標にやや割安感もあります。2021年3月期の業績予想はやや弱気とも見て取れるため、想定より悪化しない可能性も考えられます。

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