松井証券の株価分析!高配当期待があるが配当性向は高い推移・株価も下落推移【8628】

ネット証券の先駆者である松井証券(8628)。業績が厳しく減配。株価も下落推移しています。果たして今後の松井証券の株価と配当はどうなるのか。業績推移・株価チャート・配当推移と配当性向を分析してみました。

松井証券の株価POINT
  • 利益回復もやや苦戦している印象
  • 配当性向・DOEが上昇しており更に減配の可能性も
  • 新たな商品・サービス開発を行い巻き返しを図る
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松井証券の株価指標と事業内容

はじめに、松井証券の株価指標と事業内容を見ていきます。

株価指標と配当利回り

現在の株価:807円
予想年間配当:未定
年間配当利回り:—
予想PER:—
PBR:2.73倍

2021年7月27日終値時点のデータです。
最新の株価はコチラ⇒松井証券(株)【8628】:Yahoo!ファイナンス

2022年3月期の業績予想・配当予想は未定です。

松井証券(8628)とは

松井証券株式会社(まついしょうけん、英: Matsui Securities Co., Ltd.)は、日本の証券会社。長らく一般的な中堅の証券会社であったが、インターネット証券に参入し大きく成長。

2001年8月には、インターネット取引専業の証券会社として、日本で初めて東証第1部に上場した。オンライン証券取引を専門に扱う業者としては、日本において最大手だった時代もあった。

松井証券 – Wikipediaより抜粋

以前は「ネット証券の先駆者」でしたが、現在の口座開設数はSBI証券、楽天証券のネット証券二大巨頭と比較し離されています。

松井証券の業績推移と株価チャート

次に、松井証券の業績推移と株価チャートを見ていきます。

売上高と経常利益の推移

2018年3月期-2020年3月期は連続減収・減益で厳しい推移でしたが、2021年3月期は相場環境が大きく変化したことがプラスに働き増収・増益に。

株価チャートの推移

下記は松井証券5年分の週足株価チャート推移です。

2018年は業績回復見通し・特別配当実施の影響などで株価が上昇。しかし、特別配当権利落ち日に大きく株価が下落し、その後も下落推移。2020年3月以降は口座開設数増の影響などもあり、やや上昇しましたが不安定な動きをしています。

株価のメドについて

上昇した場合のメドは950円、下落した場合のメドは700円辺りと見ることが出来そうです。

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松井証券の配当金と配当性向推移

次に、松井証券の配当金と配当性向の推移を見ていきます。

配当金の推移

下記は松井証券の配当金の推移です。年2回、中間配当(9月)と期末配当(3月)を実施しています。

松井証券の年間配当金推移

2017年3月期:33円
2018年3月期:44円
2019年3月期:84円
2020年3月期:45円
2021年3月期:40円
2022年3月期:未定

2019年3月期は普通配当が45円、100周年記念の特別配当が39円です。2020年3月期は普通配当を据え置き、2021年3月期は減配しています。

配当性向の推移と配当方針

松井証券の配当性向推移

2017年3月期:79%
2018年3月期:88%
2019年3月期:225%
2020年3月期:188%
2021年3月期:100%
2022年3月期:未定

松井証券の配当方針は「配当性向60%以上且つ純資産配当率(DOE)8%以上を基準」です。配当性向はかなり高い水準で推移しており、DOEも10%を超えています。

参考:配当・株主還元|松井証券

松井証券の決算内容と今後について

最後に、松井証券の決算内容確認と今後について考えてみます。

決算内容について

2021年7月27日の決算にて、2022年3月期1Q(4-6月)の経常利益は31億円と発表。前年同期比2.3%増となりました。

今後の見通し

2020年3月、相場全体の株価が大きく下落した影響で各証券会社の口座開設数、売買数が急増。その後、日経平均の大幅上昇の影響もあり各証券会社の売上・利益が大きく伸びました。

リスク要因と成長期待

業績低迷、競合他社との激しい手数料競争などマイナス要因もありますが、手数料は各社限界ラインまで下がっているとの見方もあり、今後はサービス差が顧客数に結び付く可能性が高いです。

松井証券は先進的なサービスに定評があるため、その面での期待感はあります。また、配当性向が高く減配警戒は強めですが、積極的に株主還元する方針なので利益が増えればしっかりと配当に還元すると考えられます。

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