松井証券の株価分析!減配当も高利回り!今後の株価・配当はどうなるか分析【8628】

ネット証券の先駆者である松井証券(8628)。業績が厳しく推移し減配当予定です。果たして今後の松井証券の株価と配当はどうなるのか。業績推移・株価チャート・配当推移と配当性向を分析してみました。

松井証券の株価POINT
  • 配当性向・DOEが上昇しており更に減配の可能性も
  • 利益推移が厳しく苦戦している印象が強い
  • 新たな商品・サービス開発を行い、巻き返しを図る
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松井証券の事業内容と株価指標

はじめに松井証券の事業内容と株価指標を確認していきます。

株価指標と配当利回り

現在の株価:883円
予想年間配当:40円
年間配当利回り:4.53%
予想PER:—
PBR:2.97倍

2021年4月2日終値時点のデータ

業績予想非開示の為PERは算出不可、PBRは割高です。減配予定ですが、年間配当利回りは高いです。

松井証券(8628)とは

松井証券株式会社(まついしょうけん、英: Matsui Securities Co., Ltd.)は、日本の証券会社。長らく一般的な中堅の証券会社であったが、インターネット証券に参入し大きく成長。

2001年8月には、インターネット取引専業の証券会社として、日本で初めて東証第1部に上場した。オンライン証券取引を専門に扱う業者としては、日本において最大手だった時代もあった。

松井証券 – Wikipediaより抜粋

以前はネット証券の先駆者でしたが、現在の口座開設数はSBI証券、楽天証券のネット証券2大巨頭と比較し離されています。

参考:業務情報|松井証券

松井証券の配当金と配当性向推移

次に松井証券の配当金と配当性向の推移を確認していきます。

配当金の推移

下記は松井証券の配当金の推移です。年2回、中間配当(9月)と期末配当(3月)を実施しています。

松井証券の年間配当金推移

2016年3月期:45円
2017年3月期:33円
2018年3月期:44円
2019年3月期:84円
2020年3月期:45円
2021年3月期:40円(予)

2019年3月期の配当84円は100周年記念の特別配当が39円、普通配当は45円です。2020年3月期の普通配当は据え置き。2021年3月期は減配予定です。

配当性向の推移について

松井証券の配当方針は「配当性向60%以上且つ純資産配当率(DOE)8%以上を基準」です。配当性向は年々上昇しており、DOEも10%を超えて上昇しています。2021年3月期は利益が回復する可能性が高いですが、厳しくなると更に減配する可能性も想定されます。

松井証券の配当性向推移

2015年3月期:66%
2016年3月期:78%
2017年3月期:79%
2018年3月期:88%
2019年3月期:225%
2020年3月期:188%

参考:配当・株主還元|松井証券

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松井証券の業績推移と株価チャート

次に松井証券の業績推移と株価チャートを確認していきます。

松井証券の売上高と経常利益の推移

売上・利益ともに減少して推移しています。かなり厳しい状況です。2021年3月期は相場環境の悪化がプラスに働き増収・増益となる可能性が高めです。

株価チャートの推移

下記は松井証券5年分の週足株価チャート推移です。

2018年は業績回復見通しや特別配当実施の影響もあり株価が上昇。しかし、特別配当権利落ち日に大きく株価が下落し、その後も下落推移。2020年3月以降は口座開設数増の影響などもあり、底値から抜け出していますが、やや不安定な動きです。

松井証券の決算内容と今後について

最後に松井証券の決算内容確認と今後について考えてみます。

決算内容について

2021年1月28日の決算にて2021年3月期3Q累計(4-12月)の経常利益は91.7億円と発表、前年同期比44%増となりました。また、2021年3月期の年間配当は40円予定としています。

今後の見通し

松井証券に限らず、証券会社では相場が低迷すれば動く投資家が減り手数料収入が減ります。反対に、相場が活発になると売買も増え手数料収入が増えます。2020年3月に株価が大きく下落した影響から口座数、売買数が急増。その後、日経平均の大幅上昇の影響もあり、売上・利益ともに戻しています。

松井証券は業績低迷、競合他社との激しい手数料競争などマイナス要因は多いですが、デジタル通貨の決済サービスを開始予定など、新たなサービスの開始・提供に取り組んでいます。配当性向が高く減配警戒は強めですが、積極的に還元する方針の為、利益が戻ればしっかりと配当に還元すると考えられます。

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