松井証券の株価分析!配当はどうなる?株価チャート・配当推移と配当性向を調査【8628】

松井証券(8628)は2019年3月期に創業100周年の記念配当を実施すると発表後、年間配当利回りが高くなり株価が上昇しましたが、配当権利日以降に大きく株価が下落し現在も株価があまりさえません。低迷しています。果たして松井証券の株価と配当は今後どうなるのか。業績推移・株価チャート・配当推移と配当性向について分析してみました。

松井証券の株価POINT
  • 配当性向・DOEが上昇しており減配の可能性もある
  • 利益の推移が厳しく苦戦している印象が強い
  • 新たな商品・サービスの開発をおこなっているので将来に期待
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松井証券の事業内容と株価指標

はじめに松井証券の事業内容と株価指標を確認していきます。

松井証券(8628)とは

長らく一般的な中堅の証券会社であったが、インターネット証券に参入し大きく成長。2001年8月には、インターネット取引専業の証券会社として、日本で初めて東証第1部に上場した。オンライン証券取引を専門に扱う業者としては、日本において最大手だった時代もあった。

wikipediaより

以前はネット証券の先駆者でしたが、現在の口座開設数はSBI証券、楽天証券のネット証券2大巨頭と比較するとだいぶ離されています。

参考:業務情報|松井証券

株価指標と配当利回り

下記は松井証券の2020年4月28日終値時点の株価指標と配当利回りです。

現在の株価:783円

予想年間配当:未定

年間配当利回り:—

予想PER:—、PBR:2.51倍

業績予想非開示の為PERは算出不可。PBRは割高です。配当も未定としていますが、仮に年間45円とした場合の配当利回りは約5.7%です。

松井証券の配当と配当性向推移

次に松井証券の配当と配当性向の推移を確認していきます。

配当金の推移

下記は松井証券の配当金の推移です。年2回、中間配当(9月)と期末配当(3月)を実施しています。

松井証券の年間配当金推移

2016年3月期:45円
2017年3月期:33円
2018年3月期:44円
2019年3月期:84円
2020年3月期:45円
2021年3月期:未定

2019年3月期の配当84円は100周年記念の特別配当が39円なので普通配当は45円です。2020年3月期の配当は実質据え置き。2021年3月期の配当は未定としています。

配当性向の推移と今後の配当について

松井証券の配当性向推移

2015年3月期:66%
2016年3月期:78%
2017年3月期:79%
2018年3月期:88%
2019年3月期:225%
2020年3月期:188%

配当性向は上昇しており、DOEも10%を超えて上昇しています。松井証券の配当に関する基本方針は「配当性向60%以上且つ純資産配当率(DOE)8%以上を基準」としていることからも減配する可能性も考えられます。

参考:配当・株主還元|松井証券

松井証券の業績推移と株価チャート

次に松井証券の業績推移と株価チャートを確認していきます。

売上高・経常利益の推移

下記は松井証券の売上高と経常利益の推移です。

売上・利益ともに減少して推移しています。かなり厳しい状況です。

株価チャートの推移

下記は松井証券5年分の週足株価チャートの推移です。

2018年は業績がやや回復する見通しや特別配当の影響もあり株価が上昇していましたが2019年3月期の特別配当権利落ち日に大きく株価が下落し、その後の株価の動きもあまりさえないです。

松井証券の決算内容と今後について

最後に松井証券の決算内容確認と今後について考えてみます。

決算内容について

2020年4月27日の決算にて2020年3月期の経常利益は90.1億円と発表、2021年3月期の業績見通しは非開示、年間配当を未定としています。

今後の見通し

松井証券に限らず、証券会社では相場が低迷すれば動く投資家が減り手数料収入が減ります。反対に、相場が活発になると売買も増え手数料収入が増えます。新型コロナウイルスの影響により多くの株価が下落した影響から2,3月に口座数、売買数が急増しています。

現在の松井証券の株価は下落トレンドで指標も割高ですが、証券会社として創業100周年の大企業であるのは強みです。しかし、現状の業績は競合他社との手数料競争が激しく厳しい推移をしています。配当を維持できると年間利回りは高くなりますが、減配する可能性も出ています。

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