投資初心者に「誤った知識を埋め込むコラム」が多いと感じる3つの理由

投資初心者向けのコラムによく書いてあるのが「投資は無くなって良いお金でする」、「分散投資」、「早めの損切り」の3点です。

投資初心者はまずはリスクを極力減らすのが良い。という考えから書いてあるのだと思います。もちろん否定はしないです、その通りだと思います。

しかし、それが必ずしも正解というわけではないとも考えています。




無くなってよいお金はない

「投資は余裕資金で行う。」これは当然です。借金をして行うものではないです。以前に「株を買うのに必要なお金を考える」ところでも書きました。

【株初心者その2】株を買うのに必要なお金
実際に株取引を始める前に知っておいたほうが良いことはたくさんあります。その中でも、特に重要な「株取引は投資」であること。「株取引に必要なお金はいくらか。」をわかりやすく説明します。

しかし、余裕資金=「無くなっても良いお金」ではないと思います。はっきり言って無くなって良いお金なんて1円もないと思います。少なくとも私は100円でも無くなったら嫌です。当然ですが、増やすために投資を行うのですから。

当たり前ですが、ある程度のリスクを背負わないとリターンはないです。投資とはそういうものだと考えています。そして、余裕資金の範囲は人それぞれ違います。

生活費や直近で必要な分は投資に回してはいけないですが、私は「定期預金をするくらいなら投資に回した方が良い。」と思っています。しかし、人によっては「ある程度定期預金も必要という考えも正解」と思っています。

1000万円持っている人で、100万円程度を投資に回せる人もいれば700万円近く投資回せる人もいると思います。どの金融商品を選ぶとどれだけのリスクリターンがあるのか。それにより投資できる金額も変わると思います。

「投資は無くなってよいお金で行う」というよりは「投資商品をしっかり理解してそのリスクリターンにあったお金を投じる」ものと考えています。所持金全てを日本円の現金で貯金する事自体リスクがあると私は思っています。

必ずしも分散投資が良いとは限らない

これは以前「卵は一つのカゴに盛るな」を考えるところで書きましたが、分散投資はリスクが分散されるかというと必ずしもそうでない場合もあります。

分散投資?集中投資?「卵は一つのカゴに盛るな」から考える
投資の世界では有名な格言がたくさんあります。 その中の一つに「卵は一つのカゴに盛るな。」という言葉があります。 「卵は一つの...

ひとむかしまえ、「安全な初心者向け銘柄の代表」と言われていた某電力会社に退職金をオールインして1点投資していた人で悲惨な目にあっている人もいると聞きます。

100%安全なものはないので、リスクを考えるとある程度分散するのは正しいかと思いますが、知らない商品に分散するくらいなら自分がしっかりと理解しているものに投資した方がリスクは少ないと考えています。

損切りのタイミングは難しい

損切りができないと、どんどん損が膨らんで塩漬けになってしまうので、上がる見込みのない株は早めに損切りして他の銘柄を購入するのに回した方が良い。というのを見ます。

これはとても難しいです。「明らかに上がる見込みはない。これは下がり続ける。」のがわかるなら空売りをすればいいのですから。。。

人によってその銘柄を購入した理由は異なると思います、少し下がったからといって明確な理由もなく損切りしてしまっては「損切り貧乏」になってしまいます。

もちろん、損切りがダメというわけではないです。早めの損切りというのは傷口が深くならないです。とはいえ、損切りのタイミングはその人や銘柄によるのではないかと感じています。

最後に

タイトルでは「誤った知識を埋め込むコラム」と攻めたタイトルにしましたが、正確にいうと「間違ったことは言ってないが、初心者全員に当てはまるものでもない」と感じています。

投資の手法に100点の正解はないです。100点の正解があれば皆それをすればいいですが、実際はそんなことありません。

デイトレードで資産を増やす人も実際にいます。長期保有を考えてさまざまな株を分散保有していても、そのほとんどの株が下落した人もいます。安全配当を重視して、ディフェンシブな優良株を買ったのに暴落して配当がなくなる。ということもあります。

「分散投資をした方が良い=投資信託に誘導」、「損切りを早くした方がいい=株の売買を頻繁にさせて手数料を取る」というのを考えてるのかなぁ・・・なんてへそ曲がりな事を思ったりしてます。

あくまでも投資素人の私の感想ですが(笑)

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