FXのレバレッジは無しが良い?規制はどうなる?

FXの特徴の一つに「レバレッジをかけることができる」というのがあります。

現在、国内の個人口座の場合、最大25倍までレバレッジをかけることができます。これは例えば10万円を証拠金とした場合、最大で250万円分のポジションを持つことができるということです。

※2019年8月時点

今回はこのレバレッジについて、レバレッジはなしで運用するのが良いのか、これからレバレッジ規制はどうなるのか考えてみます

レバレッジの歴史と今後

その昔、日本の国内業者でも100倍以上の高いレバレッジをかけることができました。

しかし、あまりにも「高いレバレッジはギャンブル性が高い」とされ、2010年に最大50倍までに規制され、2011年には現在の最大25倍まで規制されることになりました。

ここ近年では「最大10倍までに規制しよう」という動きもあります。現時点ではレバレッジ10倍規制案は見送られ検討段階のため、直ぐに最大レバレッジが10倍になることはなさそうですが、招待的にはもしかすると10倍までに規制されるかもしれません。

適正なレバレッジとはいくつなのか

最大25倍までかけることができるレバレッジですが、適正値は人それぞれ異なります。レバレッジ管理を意識するようになってから勝てるようになったという人も多くいます。

このレバレッジが絶対良いという決まった値はありません。取引スタイル、保有期間などにより人それぞれ適正レバレッジは異なります。

レバレッジの基本

当然ですが、レバレッジを高くすればリスクとリターンが高くなります。

例としてドル円を見てみます。1月3日のように暴落して大きく変動する日もありますが、ここ数年では1日平均1円程度年間では10円~20円動くことが多いです。

つまり、100万円を証拠金とした場合、レバレッジをほぼなしとしたら1万通貨保有するので1日の上下幅は1万円前後、1年間保有し続けると、年間では10万円~20万円動くことになります。

レバレッジ10倍の場合は10万通貨保有するので1日10万円前後動くことになります。100万円を使って1日10万円近く動くのはハイリスク・ハイリターンと言えます。

とはいえ、証拠金が10万円の場合に1万円動くのと、100万円で10万円動くのでは気持ちが違うと思います。これが運用資金が増えるほど同じ率で利益を上げ続ける難しさだったりします。

長期保有は「レバレッジなし」くらいの心構え

FXでは外貨預金の利子のように近いスワップポイントを狙った長期保有の投資法がありますが、この場合はレバレッジなしくらいの構えが良いです。

もちろん、通貨により動く値幅が違うので一概には言えないですが、一般的に3倍くらいの低レバレッジなら大丈夫と言われています。しかし、10年近く保有するつもりの場合、レバレッジ3倍でも場合によっては強制ロスカットされる可能性があります。

リスクをできるだけ減らす投資法がスワップポイント投資なのに強制ロスカットをされては意味がないです。出来るだけレバレッジをおさえるのが長期保有の心構えです。

短期保有でも15倍以下にとどめる方が統計的に勝てる

FXの実態調査からレバレッジ15倍以上の高レバレッジの人は負けている人が多いという結果が出ています。高レバレッジでも冷静な判断ができれば問題ないですが、高すぎるレバレッジでは大きな損切りになることも覚悟し、それが実行できるかが重要です。

ひたすら我慢をしているといつかは強制ロスカットされてしまい、大きな損失を出す可能性が高いです。

最後に

自分に合ったレバレッジを考えるときは想定されるリスクとリターンから許容できる範囲で考えるのがベストです。 リスクの許容範囲、求めるリターンは人により異なるため、適切なレバレッジは人により異なります。

あくまでも目安ですが、スワップポイント狙いの長期投資はレバレッジなしくらいの気持ちで、あまりリスクをとりたくなく慎重にコツコツいきたい人はレバレッジ3倍程度、リスクが取れて大きなリターンを求める人ではレバレッジ10倍程度が良いでしょう。

そういう意味では最大レバレッジが10倍までに規制されても大きな問題にはならないかと思います。

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