クレハの株価と配当分析!やや厳しい業績見通しだが想定より好調で株価上昇【4023】

「NEWクレラップ」などの家庭用品が有名で、合成樹脂や医薬品なども展開する中堅化学メーカーのクレハ(4023)。はたして今後の株価と配当はどうなるのか。業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。

クレハの株価POINT
  • 指標は割安、配当利回りは高め
  • 利益が落ち込む予定も株価は上昇
  • 厳しめの見通しだが、想定より悪化しない可能性も
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クレハの株価情報と事業内容

はじめに、クレハの株価指標と事業内容を見ていきます。

株価指標と配当利回り

株価:7,470円
予定年間配当:170円
年間配当利回り:2.28%
予想PER:13.6倍
PBR:0.79倍
時価総額:1,554億円

2021年8月30日終値時点のデータです。
最新の株価はコチラ⇒(株)クレハ【4023】:Yahoo!ファイナンス

化学メーカーというのもあり指標は割安です。年間配当利回りは高めです。

クレハ(4023)とは

株式会社クレハ(英: KUREHA CORPORATION)は、家庭用品、工業化学品、合成樹脂、医薬品、農薬などを中心とする中堅化学メーカー。

「NEWクレラップ」などの家庭用品部門が特に有名。かつては抗がん剤「クレスチン」(第一三共との共同販売)の売上げも大きかった。

クレハ – Wikipediaより抜粋

クレハの主要事業セグメントは「機能製品」、「樹脂製品」です。

クレハの業績推移と株価チャート

次に、クレハの業績推移と株価チャートを見ていきます。

売上高と経常利益の推移

増益推移していましたが、2021年3月期は減益に。2022年3月期はさらに減益見通しです。

参考:連結業績推移|株式会社クレハ

株価チャートの推移

下記はクレハ5年分の週足株価チャートです。

株価は2018年10月頃から下落していましたが、2020年11月以降に急上昇。一時は最高値の半値以下の4,000円まで下落しましたが、想定より業績が悪化しない見通しで一気に株価を戻しました。

株価のメドについて

上昇した場合のメドは8,000円、下落した場合のメドは6,500円辺りと見ることが出来そうです。

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クレハの配当推移と決算内容

次に、クレハの配当推移と決算内容を見ていきます。

配当金の推移

下記はクレハの配当金推移です。年2回、中間配当(9月)と期末配当(3月)を実施しています。

クレハの年間配当金推移

2017年3月期:110円
2018年3月期:125円
2019年3月期:165円
2020年3月期:170円
2021年3月期:170円
2022年3月期:170円(予)

ここ数年の配当は年間170円で据え置きです。配当性向は2020年3月期が24.5%、2021年3月期が24.6%、2022年3月期の予想が約31%です。

配当方針の確認

利益配分の方針は「業績変動の影響はあるものの、安定的・継続的な配当を実施する」です。

参考:配当情報|株式会社クレハ

決算内容について

2021年8月5日の決算にて、2022年3月期1Q(4-6月)の連結経常利益は43.6億円と発表。前年同期比54.4%増、通期計画の150億円に対する進捗率は29.1%となりました。

クレハの今後について

最後に、クレハの今後について考えていきます。

今後について

主力事業は「機能製品事業」、「樹脂製品事業」です。機能製品事業ではリチウムイオン2次電池用向けの樹脂など一部の加工品で売り上げが増加し好調、樹脂製品事業では家庭用ラップなどの売上が増加しています。

短期的な動き

2022年3月期の業績は原料価格の高騰などコスト増を見込み、やや厳しめで見通しています。しかし、需要回復・拡販も望め、1Q決算を見ると想定より悪化しない可能性も考えられます。そのため、一時は下落していた株価が戻っています。

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