クレハの株価と配当分析!やや厳しい見通しで短期の株価は下落【4023】

「NEWクレラップ」などの家庭用品が有名で、合成樹脂や医薬品なども展開する中堅化学メーカーのクレハ(4023)。はたして今後の株価と配当はどうなるのか。業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。

クレハの株価POINT
  • 株価指標は割安、配当利回りは高め
  • 利益が落ち込む予定で短期の株価下落
  • 厳しめの見通しだが、想定より悪化しない可能性も
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クレハの株価情報と事業内容

はじめにクレハの株価指標と事業内容を確認していきます。

株価指標と配当利回り

株価:6,430円
予定年間配当:170円
年間配当利回り:2.64%
予想PER:11.7倍
PBR:0.68倍

2021年6月1日終値時点のデータ

化学メーカーというのもあり指標は割安です。年間配当利回りは高めです。

クレハ(4023)とは

株式会社クレハ(英: KUREHA CORPORATION)は、家庭用品、工業化学品、合成樹脂、医薬品、農薬などを中心とする中堅化学メーカー。

「NEWクレラップ」などの家庭用品部門が特に有名。かつては抗がん剤「クレスチン」(第一三共との共同販売)の売上げも大きかった。

クレハ – Wikipediaより抜粋

事業セグメント

主要事業セグメントは「機能製品」、「樹脂製品」です。

参考:セグメント別業績推移|株式会社クレハ

クレハの業績推移と株価チャート

次にクレハの業績推移と株価チャートを確認していきます。

売上高と経常利益の推移

増益で推移していましたが、2021年3月期は減益。2022年3月期は大きく減益見通しです。

株価チャートの推移

下記はクレハ5年分の週足株価チャート推移です。

株価は2018年10月頃から下落、2020年11月以降に急上昇。一時は最高値の半値以下の4,000円まで下落しましたが、想定より業績が悪化しない見通しもあり一気に株価を戻しています。

株価のメドについて

2022年3月期がやや厳しい見通しもあり短期で下落しています。ここから更に下落した場合のメドは5,500円、上昇した場合のメドは8,000円辺りと見ることが出来そうです。

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クレハの株価チャートと決算内容

次にクレハの株価チャートと決算内容を確認していきます。

配当金の推移

下記はクレハの配当金の推移です。年2回、中間配当(9月)と期末配当(3月)を実施しています。

クレハの年間配当金推移

2017年3月期:110円
2018年3月期:125円
2019年3月期:165円
2020年3月期:170円
2021年3月期:170円
2022年3月期:170円(予)

ここ数年の配当は年間170円で据え置きです。配当性向は2020年3月期が24.5%、2021年3月期が24.6%、2022年3月期の予想は約31%です。

配当方針の確認

利益配分の方針は「業績変動の影響はあるものの、安定的・継続的な配当を実施する」です。

参考:配当情報|株式会社クレハ

決算内容について

2021年5月12日の決算にて2021年3月期の連結経常利益は177億円と発表。2022年3月期の同利益は150億円見通し、年間配当は170円予定としています。

クレハの今後について

最後にクレハの今後について考えていきます。

今後の株価について

2019年はアナリストや証券会社が目標株価を1万円近くに設定しましたが、2020年に目標株価・投資判断を格下げ。その後、想定より業績が悪化しないこともあり株価が急上昇。2021年2月には再び投資判断格上げし目標株価を高く設定しています。

しかし、短期で見ると2019年-2020年と同じように、格上げ後に業績がやや厳しくなる予想もあり、株価が下落しています。

2022年3月期の業績は原料価格の高騰などコスト増を見込み、やや厳しめで見通しています。しかし、需要回復・拡販も望めるため、想定より利益が悪化しない可能性も当然考えられます。

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