金利低下で株価は上がる?金利と株価の関係・影響のある銘柄を考えてみた

世界的に景気減速懸念や様々な問題が出ている中でもNYダウをはじめ株価は比較的好調に推移しています。その要因の一つとしてアメリカをはじめ世界的な金利低下の影響があると言われています。今回は「金利」と「株価」の関係について考えてみました。

金利と株価のPOINT
  • 金利低下は株価上昇の要因となるケースが多い
  • あくまでも金利と株価の関係は傾向で確実というわけではない
  • 銘柄により影響度が異なるので注意が必要
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金利と株価の関係について

改めて説明するまでも無いとは思いますが、まずは「金利」の基本から「株価との関係」について確認していきます。

金利とは

金利は大きく短期金利と長期金利に分けられる。1年未満の貸し出しに対する金利を短期金利といい、銀行預金利率の目安にもなっている。1年以上の金利は長期金利といい、住宅ローンや企業融資における金利の目安ともなっている。長期金利は短期金利より変動リスクの分高くなっていることが多く、将来の物価変動や経済の先行きなどが影響を与える。

一般に、金利が低ければ預金のメリットは低くなり、低利で融資を受けることができるので、投資が増えやすくなる。

wikipediaより抜粋

身近なものだと銀行にお金を預金していると受け取る「利子」。反対にローンなどで銀行からお金を借りているときに払う「利息」は全て金利です。

金利と景気の関係

金利水準は一般の財・サービスと同様、需要と供給で決められる。一般的には好況時には資金需要が増加するため金利は上昇、不況時にはその逆で、金利は下降する。

wikipediaより抜粋

景気が良くなると物が売れます。さらに物を売るために投資を行っていきます。そのためお金を借りたい人が増えます。反対に景気が悪くなると物が売れなくなり、投資を控えるようになりお金を借りる人が減ります。

お金を借りる人が増えたときには金利を引き上げ「金利引き締め」を行い、反対にお金を借りる人が減った場合に金利を引き下げて「金融緩和」を行います。

  • 景気が良くなると金利を引き上げる
  • 景気が悪くなると金利を引き下げる

金利と株価の関係

金利が下がるとお金が借りやすくなるので借りる人が多くなります。お金を借りる人が増えて物が売れるので景気が回復する可能性が高くなる期待から株価が上昇します。

また、金利が低いので銀行預金より株を買った方が良いと考える人が増えるのも株価上昇の要因です。

株価は先の期待値が大きく影響します。リアルタイムで景気が悪化していることよりも金利低下発表を行うと将来の景気回復期待から株価が上昇することが多いです。

低金利はどのような株式銘柄に影響があるか

次に金利の変動は主にどの銘柄に影響するのかを考えてみました。

過去の金利低下時について

過去の金利低下では下値が限定的な時価総額が大きい「割安な銘柄」や「ディフェンシブ銘柄」が選ばれることが多いです。

高配当利回り銘柄について

金利低下で貯蓄から投資にシフトする場合、配当利回りの高い株式を選択する場合があります。配当利回りの高い銘柄を長期保有して配当をもらうと考えるようですが、配当利回りが高い銘柄の多くは問題を抱えているケースもあり、株価が上昇しないだけでなく配当が減る可能性も過去には起きています。

金利低下時には配当利回りが高いものではなく、過去の配当実績・現在の配当性向、業績推移などから将来配当が増える可能性がある銘柄を選ぶ方がその後の結果が良好の場合が多いです

銀行銘柄について

金利低下では全体的に株価が上昇する傾向にありますが、例外は大手金融系銘柄です。金利が低下するとお金を貸した利子が利益となる金融銘柄は業績悪化につながる可能性もあり株価は下落することが多いです。

最後に

あくまでも金利と株価の関係は「傾向」というだけで確実ではないです。しかし、このような傾向を多く知ることでさまざまなチャンスを見つけることが出来ると考えています。

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