金利低下で株価が上がる?どのような銘柄は注目されるのか

現在、景気減速懸念や、米中貿易問題を抱える中でNYダウが最高値を更新しています。その原因の一つとしてアメリカをはじめ、世界的な金利低下によって債券から株へのシフトが進んでいることが考えられます。

この先、金利低下の影響により果たして株価が上がるのか、どのような銘柄が選ばれるのか考えてみました。

低金利は株式へどのような影響があるか

過去の金利低下時はどうだったのか

過去このような金利低下で債券から他の商品にシフトする場合、 金などの先物や株式、中でも下値が限定的な「高配当利回り株」や「ディフェンシブ銘柄」が選ばれることが多いです。

実際に金利低下が明確になり始めると、金の先物価格やNYダウが上がっています。しかし、日本株市場は少し違う動きをしています。

日本株はこれからなのか

日本株は金利低下後も市場全体に勢いがないですが、中でも高利回り銘柄でも元気がない銘柄が目立ちます。例えば、JT(2914)は特に軟調で、現在の年間配当利回りは6%を超えています。個別株の株価伸び悩みにはそれぞれ固有の要因もありますが、JT以外にも「時価総額が大きいが、利回りが高いまま放置されている銘柄」は少なくありません。

そのため、今後これら高配当株が選ばれる可能性があると考えています。

高利回り株が伸びる可能性

日本株全体が伸び悩んでいる原因に為替が円高に進んでいることや外国人投資家が日本株から離れているという影響があります。また、高利回りの銘柄にはそれぞれリスクを抱えている銘柄もあります。

しかし、NYダウは最高値更新。今月末にはアメリカの利下げがほぼ確定。加えて年内に再度利下げがあるとみられている中、これから円高の影響が少ない銘柄、配当利回りの良い高配当株に人気が集まる可能性があると考えています。

また、配当利回りの良い銘柄が選ばれるであろうもう一つ大きな理由として、何かと話題の「老後2,000万円問題」があります。ニュースで取り扱うようになって以降、政府や証券会社の思惑通りNISAやiDeCoの口座開設がかなり増えているそうです。

そんなNISA買付金額のランキングが下記です。※SBI証券2019/7/8 ~ 2019/7/12

順位前週比コード銘柄名
18267イオン
2NEW7181かんぽ生命保険
32914日本たばこ産業
47201日産自動車
58591オリックス
64502武田薬品工業
7NEW9201日本航空
8NEW6178日本郵政
9NEW9424日本通信
108411みずほフィナンシャルグループ

見てもらうとわかるようにほとんどが高配当銘柄です。

このことから、今後も高配当株にお金を投じて長期保有しようとする人が増えるのではないかと考えています。

個人的にはNISAで長期保有するなら現在高利回りのものではなく、過去の配当実績、配当性向、業績などから将来配当が増えて高利回りになる可能性がある銘柄の方が良いと考えていますが。

あくまでも現時点で高配当な銘柄は下値が堅くなりやすいというだけで、将来大きな伸びが期待できるかというと疑問です。

最後に

これから高配当銘柄は上がる可能性があると考えていますが、そもそも日本株自体が上がらない可能性はあります。10月には消費税増税で消費の落ち込みが警戒されています。

しかし、短期的に下がりすぎた高配当銘柄の場合、減配気配がなければリバウンドが狙えると考えています。そのため、高配当銘柄はあくまでも短期保有がねらい目だと考えています。

少し話はそれますが、NISAのランキングを見ると、何かと問題の日産、かんぽ生命、日本郵政がランクインしているのは長期で考えると今は安いと考えている人が多いってことなんですかね?

私は今の不透明な状況では買う気にならないですが・・・。

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