カンロ(2216)の優待と配当の利回り検証、株価は今後どうなるのか考えてみた

東証2部に上場している「のど飴」が主力商品のカンロ(2216)ですが株価がやや低迷しています。株主優待を実施するカンロですが、今後の株価はどうなるのか、株価の割安度や業績推移、配当、株主優待などから考えてみました。

  • カンロについて、過去の業績と株価チャートを確認
  • 株価の各指標や配当利回り、株主優待を確認
  • これからの見通しについて、最近の業績や今後について

カンロ(2216)について

はじめにカンロ(2216)について基本的な事と過去の業績推移、株価チャートを確認していきます。

カンロとは

カンロ株式会社(KANRO Co., Ltd.)は、飴を中心とした菓子を製造する日本の食品メーカーである。キャッチフレーズは「ひと粒のメッセージ」。

社名の由来は、中国の故事から、天から降る甘い露であり、不老不死の薬の意でもある「甘露」(かんろ)に因み、子供たちに親しまれるよう、カタカナ表記の「カンロ」とした。 コーポレート・スローガンは「糖から未来をつくる。」。

wikipediaより

主力商品は飴ですが、この先はグミを強化して売り上げ増を狙っています。飴の市場は停滞傾向にある一方でグミは成長市場と言われています。

過去の売上と利益の推移

カンロの過去5期分+今期の予想売上高・経常利益の推移です。

緩やかではありますが、業績は伸びています。2019年12月期も増益を目指しています。

株価チャート

約3年分の株価の推移です

緩やかに伸びていた株価が2018年9月に急上昇しました。業績上方修正があったとはいえ、異常な上昇です。これはそもそも出来高が小さいので起きた事と推測され、その後は元の株価まで戻ってきています。

今は狭めのレンジで推移し伸び切れていないという印象です。

株価の各指標と配当推移、株主優待について

次にカンロの株価指標、配当と株主優待について見ていきます。

株価、各指標と配当利回りはどうなっているか確認

カンロの現在の株価は1,688円。 年間配当は30円の予定なので年間配当利回りは約1.7%です。PERは18.6倍、PBRは1.13倍。東証2部、お菓子関連銘柄というのを考えるとわずかに割高ですが、気にするほどでもなさそうです。

※株価は2019年10月11日終値

過去の配当推移を確認

カンロ、過去の配当推移一覧です。

2014年12月期2015年12月期2016年12月期2017年12月期2018年12月期2019年12月期(予)
30円30円30円30円32.5円30円

カンロは2019年6月末に1株を2株に株式分割をしており1株当たり30円(株式分割前で60円)+αの安定配当を打ち出しています。

2018年12月期も普通配当は30円、特別配当は2.5円です。配当性向や配当方針から現状では減配する可能性は低いと考えられます。

参考:中期経営計画|カンロ株式会社公式サイト

株主優待制度について

カンロは株主優待を実施しています。毎年12月末に保有株式数に応じて自社商品をいただくことができます。

保有株式数優待内容
100株~599株1,000円相当の自社商品
600株~999株2,000円相当の自社商品
1,000株~3,000円相当の自社商品

優待利回りですが、100株保有(168,800円)で1,000円相当なので約0.6%です。

参考:株主優待|カンロ株式会社公式サイト

最近の業績と今後の見通しを確認

最後に最近の業績と今後について見ていきます。

最近の業績を確認

2019年8月1日の決算にて2019年12月期第2四半期累計(1-6月)の経常利益は5億円と発表しました。通期計画の10.7億円に対する進捗率は47.3%となっています。

また、決算前の2019年7月29日に通期の経常利益を11億円から10.7億円に下方修正を行っています。2018年12月期の経常利益は10.45億円のため、増益か減益か微妙なラインです。

今後の見通しについて

下方修正の主な理由としては新グミライン稼働の遅れによる新製品の発売遅れで、この先は順調に推移する予定です。現在のカンロの市場シェアですが、飴はトップ、グミは3位とそれぞれ上位にいます。

東証2部というのもあり、普段の出来高が少ない流動性の低い銘柄なので2018年9月頭のように一気に株価が上昇することもあれば、一気に下落することもあります。

今考えると株価3,000円(分割前で6,000円)は異常でしたが、1,500円台は比較的買いやすい価格でもあります。とはいえ、何の前触れもなくいきなり株価が急落する可能性もあるため、もし保有する場合はじっくりと保有するのが良いと考えています。

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