カンロの株価分析!業績悪化も株価の動きは小さめ・配当は安定推移【2216】

東証2部に上場している「のど飴」が主力商品のカンロ(2216)。今後の株価と配当がどうなるか、業績推移・配当推移・株価チャートを分析してみました。東証2部ということもあり、あまり注目されない銘柄で出来高も少なめですが、株主優待を実施する飴メーカーとして有名です。

カンロの株価POINT
  • 株価に割高感はなく、配当・優待利回りは平均的
  • 業績下方修正で連続減益とやや厳しめ
  • 安定配当方針だが業績の短期的な不透明感はある
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カンロの事業内容と株価指標

はじめにカンロの事業内容と株価指標を確認していきます。

株価指標と配当利回り

株価:1,438円
予定年間配当:32円
年間配当利回り:2.23%
予想PER:18.4倍
PBR:0.93倍

2020年9月18日終値時点のデータ

株価に特別な割高感は無いです。配当利回りは平均的です。

カンロ(2216)とは

カンロ株式会社(KANRO Co., Ltd.)は、飴を中心とした菓子を製造する日本の食品メーカーである。キャッチフレーズは「ひと粒のメッセージ」。

社名の由来は、中国の故事から、天から降る甘い露であり、不老不死の薬の意でもある「甘露」(かんろ)に因み、子供たちに親しまれるよう、カタカナ表記の「カンロ」とした。 コーポレート・スローガンは「糖から未来をつくる。」。

カンロ – Wikipediaより一部抜粋

カンロの主力商品は飴ですが、この先はグミを強化して売り上げ増を狙っています。飴の市場は停滞傾向にある一方でグミは成長市場と言われています。飴にもグミにも有名な商品があります。

参考:事業内容|カンロ株式会社

カンロの業績推移と株価チャート

次にカンロの業績推移と株価チャートを確認していきます。

売上高と経常利益の推移

2019年12月期は下方修正を行い減益。2020年12月期は増収・増益の見通しでしたが下方修正を行い、大きく減益見通しです。

参考:業績ハイライト|カンロ株式会社

株価チャートの推移

下記はカンロ5年分の週足株価チャートの推移です。

緩やかに伸びていた株価が2018年9月に急上昇しました。業績上方修正があったとはいえ、そもそも出来高が少ないので起きた事と推測されます。その後は元の株価まで戻り、現在は緩やかに株価が推移しています。

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カンロの配当推移と株主優待制度

次にカンロの配当推移と株主優待を確認していきます。

配当金の推移

下記はカンロの配当推移です。年2回、中間配当(6月)と期末配当(12月)を実施しています。

カンロの年間配当金推移

2015年12月期:30円
2016年12月期:30円
2017年12月期:30円
2018年12月期:32.5円
2019年12月期:30円
2020年12月期:32円(予)

2019年6月末に1株を2株に株式分割をしています。

中期経営計画にて「1株当たり30円+α」の安定配当を目指しています。2019年12月期の配当性向は業績下方修正を行ったことで48.7%、2020年12月期の予想配当性向は約41%の見通しです。

参考:中期経営計画|カンロ株式会社公式サイト

株主優待制度について

カンロの株主優待は「自社商品」です。12月末が権利日です。

保有株式数優待内容
100株~
599株
1,000円相当の自社商品
600株~
999株
2,000円相当の自社商品
1,000株~3,000円相当の自社商品

100株保有で1,000円相当なので優待利回りは約0.67%です。

参考:株主優待|カンロ株式会社公式サイト

カンロの決算内容と今後について

最後にカンロの決算内容の確認と今後について考えていきます。

決算内容を確認

2020年8月6日の決算にて2020年12月期2Q累計(1-6月)の経常利益は3.5億円と発表、前年同期比30.6%減、通期計画の8億円に対する進捗率は43.9%となりました。

今後の見通しについて

2019年12月期に下方修正した主な理由は新グミライン稼働の遅れによる新製品の発売遅れ、加えてグミ市場の成長足踏みです。現在のカンロの市場シェアは飴がトップ、グミが3位とそれぞれ上位にいます。しかし、中期経営計画を取り下げ短期的にはやや厳しい状況です。

東証2部というのもあり、出来高が少ない流動性の低い銘柄なので2018年9月のように一気に株価が上昇することもあれば、一気に下落することもあります。1,500円以下は比較的買いやすい価格です。しかし、普段の出来高が小さい銘柄は良くも悪くも大きく株価が動く可能性があるのは注意する点です。

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