価格帯別出来高と株価チャートから株価の上値メドと下値メドの目安を考える方法

自分の保有する株の株価がどこまで上昇するか(上値メド)、どこまで下落するのか(下値メド)を予測するのは非常に難しいです。さまざまな方法でこの上値メド・下値メドを探る方法がありますが、今回は「価格帯別出来高」と「株価チャート」から探る方法について簡単に解説していきます。

価格帯別出来高のPOINT
  • その価格で取引が活発だったことを表すもの
  • あくまでも下値メド・上値メドの参考の一つ
  • 他の指標や出来事などと組み合わせることが重要
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価格帯別出来高とは

名前の通り「価格帯ごとの出来高」です。出来高が多いというのは「その価格で売買した投資家が多い」ことを表しています。

価格帯別出来高と株価チャートから上値メドを見る

下記はJT(2914)の株価チャートと価格帯別出来高です。

段階的に出来高の多い箇所があり、中でも特に多いのが2,500円あたりです。このあたりの価格で売買した株主が多い事を表しています。

株価チャートと上値メド

株価は下落して推移しています。この下落が止まり上昇し始めた場合の上値メドとして価格帯別出来高が参考になります。

現在の株価は出来高が多い価格帯よりも下にあります。これは含み損を抱えている投資家が多いことを示しています。そのため、株価が上昇して出来高が多い価格帯に近づくほど売りにでる投資家が増えて上値が重くなる可能性があります。

価格が上昇した場合の上値メドとして出来高の多い場所が参考になります。

価格帯別出来高と株価チャートから下値メドを見る

下記はゼリア新薬工業(4559)の株価チャートと価格帯別出来高です。

価格帯別出来高で多いのは2,100円と1,900円、1,950円あたりです。

株価チャートと下値メド

現在の株価は出来高の多い場所に挟まれる形です。ここから出来高の多い価格帯まで下落すると押し目買いが入りやすくなり下値が堅くなります。そのため下値メドは1,900円-1,950円と見ることが出来ます。

価格が下落した場合の下値メドとして出来高の多い場所が参考になります。

最後に

もちろん、この価格帯別出来高はあくまでも一つの目安です。

大きな材料が入ればこの目安はひとたまりもなく突破されます。しかし、大きな材料がない場合は意識されることも多いです。また、そもそも出来高が少ない銘柄には適用できません。あくまでも参考の一つとして、他の指標や出来事などと組み合わせて考えることがとても重要です。

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