「黄金比」とは何か、「トレンド転換」の見極め方とは【株式用語】

今回紹介する株式用語は相場の転換点に関する基本である「黄金比」 とは何かと「トレンド転換」とは何かについてです。簡単な解説と利用方法について書いていきます。

トレンド転換とは

多くの投資家は「どこで相場の流れが変わるのか」が一番知りたいことだったりします。

どこで上がるか分かれば買うし、どこで下がるか分かれば売ります。株式相場全体としては永久に上がり続ける、永久に下がり続けることはないです。個別銘柄で見ても多くの銘柄が上がっていたものがどこかで下がりはじめ、下がっていたものでもどこかで上がり始めまる銘柄が多いです。

もちろん、個別銘柄の場合は例外があり上がり続ける、下がる続けて最悪は上場廃止となることもありますが。

そんな相場の流れが変わることを「トレンド転換」と呼びます。

過去のチャートを見ると、「ここが上昇から下降に変わったトレンドの転換点だったな」というのが分かりますが、事前にそのポイント(トレンド転換点)を発見するのはとても困難で数多くのテクニカルを利用し転換点を探る方法がありますが、いまだ完璧なものは無いですし、この先も完璧なものが出てくる可能性は低いです。

トレンドの種類と転換を見極める手法

トレンドには「上昇トレンド」、「下降トレンド」、「横ばいトレンド」の3つがあります。トレンド転換を探る手法はたくさんありますが、ローソク足、移動平均線、一目均衡表などのメジャーな指標を組み合わせて分析するのがわりと有名です。

一つ、移動平均を利用した転換を見極める例を紹介します。下記は日経平均株価のチャートです。赤線が25日移動平均線、青線が75日移動平均線です。ちょうど7月25日現在、横ばいトレンドが強く出ているので近日中にトレンド転換する可能性が高いです。

22,000円を抜ければ再度上昇トレンドに、反対に21,000円を下回れば下落トレンドへ転換する可能性が高いです。この場合、早く仕掛けたい場合は21,800円を明確に(終値で)抜けたタイミングで買いを入れる方法がありです。反対に21,500円を下回るようだと売り目線です。

もちろん、ダマしの可能性もあるのですぐに損切りが出来る人でないと早掛けは痛手となることがあります。また、安全にいこうとすると天井や底をつかんでしまう可能性もあります。

これは移動平均だけを見た場合なので、実際には他のテクニカル指標や出来事などを複合的に考えて動く方が確率はぐっと上がります。

黄金比とはなにか

諸説がかなりありますが、建造物や絵画などで視覚的に美しいとされる割合のことで、1:(1+√5) /2の比率です。(約1:1.618)

黄金比は今からおよそ800年前、イタリアの数学者レオナルド・フィボナッチが発見したと言われるものです。(インドではもっと前から知られていたとも)

自然とこの黄金比が意識される出来事が多く、チャートでも意識されるケースが多いです。

投資で黄金比の具体的な利用例

投資の世界では上値のメドや下値のメドに使用されることが多く、例えば下記は日経平均株価のチャートを直近高値と安値でフィボナッチ・リトレースメントを引いたものです。ここの0.618、0.5、0.382のラインは特に意識されることが多く、そのラインが上昇時の上値のメドや、下落時の下値のメドとして使用されたりします。

実際に上昇した時、下落した時、このラインで止まることが多いです。(もちろん、必ず止まるわけではないですが)

黄金比に関してですが、フィボナッチの比率を利用した有名な相場理論に「エリオット波動」がありこれも多くの投資家が利用しています。

最後に

今回、両方とも日経平均株価のチャートを例にしました。この「トレンド転換」、「黄金比」は基本的な内容ですが、全ての銘柄に当てはまるわけではないです。

特に出来高の小さい個別銘柄では当てはまらないことが多いため注意が必要です。

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