株とFXではどちらが儲かるか。違いやメリット・デメリットから向き・不向きを判断

「株かFXどちらがいいのか、どちらが儲かるのか」。私の答えとしてはありきたりですが「人により異なる」です。今回は「株とFXの違い」、「メリット・デメリット」から「どちらが向いているのか」を考えてみました。

株とFXの違いPOINT
  • 株は投資先、FXは投資タイミングが重要
  • メリット・デメリットが大きく異なる
  • どちらが向いているかは人により異なる
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株とFXそれぞれの違いとは

そもそも株とFXは何が大きく異なるのか。その違いを知ることで「どちらが儲かるか、どちらが良いのか」が見えてきます。

投資対象が異なる

株とFXで一番大きく異なる点は「株は企業に投資」をし「FXは為替(外貨)に投資」という投資対象です。

株のきっかけ

株の場合「良く利用する・よく聞く会社の株を買ってみたい」というところから投資を始めるきっかけになることも多いです。日本株では東京証券取引所の第1部に上場している企業だけで2000企業を超えます。

東証1部銘柄が増えすぎたため、2022年4月に新たな市場区分に再編するのが決定しています。

FXの対象

FXの投資対象(厳密には投機ですが)は米ドル・ユーロなどの誰もが知っているメジャー通貨から、トルコリラ、南アフリカランドなどマイナーな新興国通貨がいくつかあります。実際に多くの人がFXで取引している通貨となると10種類前後と限られてきます。

株は投資対象の選択、FXは売買タイミングが重要です。

レバレッジの違い

株の現物取引では、資金分(100万円あれば100万円分)しか取引できませんが、信用取引では資金の約3倍まで取引できます。株価は1年で10倍になるテンバガーと呼ばれる銘柄もあれば、業績悪化などで1年で半額以下になる銘柄、最悪は上場廃止で紙くず同然になることもあります。

株式投資では、一気に大きな損失が出る可能性があるため、(信用取引)で最大取引できる金額は資金の約3倍までです。

参考:信用取引|株式|SMBC日興証券

FXは高いレバレッジが可能

FXの場合、国内業者だと証拠金(資金)の25倍まで取引ができます。昔は100倍の取引もできましたが、高すぎるレバレッジは危険なため現在は25倍までとなっています。(近年、10倍までに規制する動きも出ています)

高レバレッジが可能な理由

米ドルなどのメジャー通貨の場合、良く動く年でも1年で30%前後です。いきなり米ドルが紙くずになる可能性は株式と比較するとかなり低いです。例えば、1月に1ドル100円だったのが、12月には1ドル50円になるのは中々想像しにくいですね。一気に大きな損失が出る可能性が株と比べると低いので高いレバレッジをかけることができます。

※マイナーな新興国通貨では1年で半分になる可能性もあるので注意が必要です。

株とFXでは他にも違いがたくさんありますが、特に大きな違いは「投資対象」と「レバレッジ」の2つです。

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株とFXのメリット・デメリット

次に、株とFXのメリットとデメリットを考えてみます。

株のメリット

株のメリットは、自分の所有している株式を売却したときに手にすることができる売却益のほかに、銘柄によって保有し続けることで配当金や株主優待をもらうことができるのもあります。

全体で見ると上昇

下記は2000年以降の日経平均株価の動きです。株式は下落し続ける可能性が低く、どこかのタイミングで上昇する可能性が高いです。そのため、「多くの銘柄を分散」「定期的に購入し続ければ」理論的には利益を手にできる可能性が高いです。

株のデメリット

株のデメリットは初期資金が多く必要になる場合があることです。基本的に株は100株単位で売買するため、3,000円の株を買う場合でも30万円必要となります。1万円を超える株を買う場合は最低100万円必要になります。

資金を抑えることもできるが

ミニ株、信用取引などを利用するという手もありますが、株を始める場合、ほとんどの人が100万円前後からはじめています。少ない資金でも始めることはできますが、複数銘柄保有することができないなど、不利になる場合があります。

銘柄数の多さ

もう一つのデメリットは銘柄数が多い事です。東証1部だけでも2,000銘柄あり、中には売買が活発でない銘柄もあります。そのような銘柄の場合、売りたくても売れなかったり、一人が多く購入したり売却することで株価が大きく動く銘柄もあります。そのため、中には仕立て株とよばれる危険な株もあります。

FXのメリット

FXのメリットは最大25倍までかけられるレバレッジと保有通貨の金利差でもらえるスワップポイントです。高すぎるレバレッジはリスクが伴いますが、レバレッジをうまく利用することで、少ない投資金額から始めることもできます

チャンス

FXは「買い」からも「売り」からも簡単に入ることができます。「買い」と「売り」どちらでも簡単に取引できるのはチャンスが多いとも言えます。また、メジャー通貨の場合は出来高が膨大なので売却できないとか、仕立て株のような危険なものもありません。(たまに出来高が少ない時期・時間にヘッジファンドが仕掛けて大きく下落することはあります)

FXのデメリット

デメリットの一つがレバレッジです。少ない資金で取引できるようになるレバレッジは非常に便利でメリットでもありますが、高レバレッジは瞬間的に価格が上下した場合、強制決済されるデメリット(リスク)でもあります。

金利変動

スワップポイントに影響する「金利変動」もデメリットとなる場合があります。スワップポイントは通貨間の金利差によって発生します。日本円で米ドルを買う場合はスワップポイントがもらえますが、反対の場合は保有しているだけでスワップポイントを払う必要が出てきます。

他のデメリットとしては株と違いプラスサムゲームではないことです。FXは厳密にいうと投資ではなく投機(機会に投じる)です。

株とFXには、それぞれ異なるメリット・デメリットがあります。(リスクとリターン)

参考:FXの収益|FXとは|SMBC日興証券

さいごに

株に向いてる人、FXに向いてる人はそれぞれです。どちらが良い、悪いはありません

資金と期間

少ない資金で短期間で大きな利益を手にしたい人は高レバレッジのFXが第1候補になります。当然、その分リスクは高くなります。多くの資金があり、企業に投資したいと考える場合は株が投資先になります。

向き・不向きは人による

株もFXも短期で売買する人もいれば長期で保有する人もいます。さまざまなもの、やり方を試して自分に合うのを探すのも投資の醍醐味です。株の方が儲かる、FXの方が儲かる。というのはやり方次第です。株とFXどちらでも稼ぐ人がいるし、損失を出す人がいます。

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