JCRファーマの株価分析!業績好調で長期の株価上昇も短期ではやや下落【4552】

成長ホルモン剤が主力製品のJCRファーマ(4552)。株価は長期で大きく上昇していますが、短期では調整的に下落しています。果たして今後の株価と配当はどうなるのか、業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。

JCRファーマの株価POINT
  • PBRの割高感はかなり強め
  • 業績は大きく伸びる見通し、連続増配中
  • 今後の伸びしろもあるが、医薬品を取り扱うリスクも当然ある
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JCRファーマの株価指標と事業内容

はじめに、JCRファーマの株価指標と事業内容を見ていきます。

株価指標と配当利回り

株価:3,075円
予定年間配当:16円
年間配当利回り:0.52%
予想PER:24.7倍
PBR:9.9倍
時価総額:3,988億円

2021年10月6日終値時点のデータです。
最新の株価はコチラ⇒JCRファーマ(株)【4552】:Yahoo!ファイナンス

PBRはかなり割高です。年間配当利回りは低いです。

JCRファーマ(4552)とは

JCRファーマ株式会社は、医薬品メーカー。

1975年-日本ケミカルリサーチ株式会社設立。2014年- JCRファーマ株式会社へ商号変更。2021年 – イギリス製薬大手のアストラゼネカの日本国内向けCOVID-19ワクチンの9,000万回分(4,500万人分)を生産する予定。

JCRファーマ – Wikipediaより抜粋

主力製品は成長ホルモン剤で骨の成長を促進する「グロウジェクト」です。また、2021年9月に武田薬品とハンター症候群に対する次世代治療薬の共同開発と事業化に向けた契約を締結しています。

JCRファーマの業績推移と株価チャート

次に、JCRファーマの業績推移と株価チャートを見ていきます。

売上高・経常利益の推移

2022年3月期は、ハンター症候群治療薬のイズカーゴの販売開始、アストラゼネカ社のワクチン原液製造などにより大きく増収・増益見通しです。

参考:財務ハイライト|JCRファーマ株式会社

株価チャートの推移

下記はJCRファーマ5年分の週足株価チャートです。

株価は長期で上昇していますが、短期では調整的に下落しています。割高感が強いですが、医薬品というのもあり、一つのニュースで大きく株価が動いています。

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JCRファーマの配当推移と決算内容

次に、JCRファーマの配当推移と決算内容を見ていきます。

配当金の推移

下記はJCRファーマの配当金推移です。年2回、中間配当(9月)と期末配当(3月)を実施しています。

JCRファーマの年間配当金推移

2017年3月期:5.5円
2018年3月期:6.5円
2019年3月期:7.5円
2020年3月期:8円
2021年3月期:12円
2022年3月期:16円(予)

配当金は増配推移しています。配当性向は2020年3月期が36.8%、2021年3月期が21.5%、2022年3月期の予想が約13%です。

参考:配当の推移|JCRファーマ株式会社

決算内容について

2021年7月29日の決算にて、2022年3月期1Q(4-6月)の連結経常利益は30億円と発表。また、2021年9月30日に、2022年3月期の連結経常利益を187億円予想から217億円予想に上方修正しています。

JCRファーマの今後について

最後に、JCRファーマの今後について考えてみます。

今後について

遺伝子組み換えの高い技術力があり、新薬開発力もあります。主力のヒト成長ホルモン製剤に加えて、ハンター症候群治療薬の販売も開始しています。

伸びしろ

主力製品のヒト成長ホルモン製剤に加えて、ハンター症候群治療薬、アストラゼネカの新型コロナワクチン原液の国内製造を受託するなど期待値があります。また、2021年8月にはJPX日経インデックス400の構成銘柄にも選定されています。

リスク要因

主力のヒト成長ホルモン製剤は主に小児成長障害に使用される医薬品のため、今後は少子化の影響を受ける可能性があります。また、医薬品を取り扱うので、競合製品や安全性、新薬の開発中止や遅延などのリスクも当然あり、どこまで期待値が含まれた株価なのかを見極める必要もあります。

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