伊藤忠食品の株価は今後どうなる?株主優待はカタログギフト【2692】

伊藤忠グループ食品卸大手の伊藤忠食品(2692)

株主優待では優待投資家に人気のカタログギフトを実施しています。今回は伊藤忠食品の株価が今後どうなるのか。業績推移や株価チャートを分析してみました。

伊藤忠食品の株価POINT
  • 株価は若干割安だが、配当・優待利回りは合計約2%とお得感はない
  • 2020年3月期は大幅増益の見通しだが、進捗具合は気になる。
  • 財務状況は良好といえない
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伊藤忠食品の事業内容と株主優待

まずは伊藤忠食品は「何をやっている会社なのか」、「実施している株主優待は何か」を確認していきます。

伊藤忠食品(2692)とは

伊藤忠食品株式会社(いとうちゅうしょくひん、英: ITOCHU-SHOKUHIN Co.,Ltd.)は、酒類・食品の卸売を主要事業とする商社である。伊藤忠商事の子会社である。酒類・食品卸の企業としては、全国5位の売上高を誇る。

セブンイレブンは立ち上げの際から取引を行っている大口の得意先である。他にもイトーヨーカドーやイオングループ、ライフコーポレーションなどの大手スーパーにも強い。

wikipediaより抜粋

主にスーパー、コンビニ相手に商品を卸しています。代表商品はビール・飲料ですが、冷凍・チルド製品・缶詰が伸びています。

参考:財務情報|ISC 伊藤忠食品株式会社

株主優待について

伊藤忠食品の株主優待は「ちょいすdeチョイス」というカタログギフトです。

権利日は3月末で100株以上保有している人が対象です。3,000円相当の商品から選ぶことができます。カタログギフトは人気優待の一つですが、優待利回りは約0.58%なのでお得感はあまりないです。

参考:株主優待|ISC 伊藤忠食品株式会社

伊藤忠食品の株価・財務の指標と配当推移

次に伊藤忠食品の現在の株価・財務の指標と配当金の推移を確認していきます。

株価指標・配当利回り

現在の株価:5,140円

予想年間配当:75円

年間配当利回り:約1.46%

予想PER:16.3倍、PBR:0.77倍

※株価は2020年1月16日終値

株価指標は割安ですが、配当利回りは低いです。

伊藤忠食品の財務状況

時価総額:656億円

自己資本比率:35.5%

ROE:4.6%、ROA:2.4%(2020年3月期予想)

ROE・ROAが低いのは気になるポイントです。

配当金の推移

下記は伊藤忠食品の配当金の推移です。年2回、中間配当(9月末)と期末配当(3月末)を実施しています。

配当金の推移

2015年3月期:68円
2016年3月期:75円
2017年3月期:75円
2018年3月期:75円
2019年3月期:75円
2020年3月期:75円(予)

配当は年間75円で推移しています。

2020年3月期の予想配当性向は約24%です。配当はしばらく据え置きが本線ですが、そろそろ増配するかもしれません。減配する可能性は低いです。

伊藤忠食品の業績推移と株価チャート

次に伊藤忠食品の業績と株価チャートの関係を確認していきます。

売上高と経常利益の推移

売上・利益ともによく見ると安定、悪く見ると停滞して推移しています。2020年3月期は大きく増益となる見通しです。

株価チャートについて

下記は伊藤忠食品の5年分の株価チャートです。

株価は大きく上昇した後、下落して推移していました。

現在は下落が止まり、上昇も落ち着いた位置にいます。下落した場合は4,500円前後、上昇した場合は6,000円前後が次のメドとなりそうです。

伊藤忠食品の直近決算と今後について

最後に伊藤忠食品の直近の決算と今後について考えていきます

直近の決算発表の確認

2019年10月31日の決算にて2020年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は19.2億円と発表、通期計画の58億円に対する進捗率は33.2%となりました。

経常利益は前年同期比で7%減と2020年3月期の計画を考えると物足りなさがあり、計画達成は厳しいと考えられます。しかし、2Qだけでみると前年同期比で44.1%増となっているため、盛り返しも不可能ではないです。

今後について

中期の経営計画では2021年3月期に売上高1兆円を目標としていましたが、中期計画達成はほぼ不可能な状況です。ここ数年の売上・利益を見ても停滞していると感じます。

株価には若干割安感があり、酒・飲料以外の商品にはまだ拡大余地がありそうです。しかし、国内の人口減少や物流費・人件費の増加は業績に悪影響となります。

参考:中期経営計画|ISC 伊藤忠食品株式会社

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