伊藤忠食品の株価分析!優待は人気のカタログギフト・株価は上昇がやや落ち着き【2692】

伊藤忠グループで食品卸大手の伊藤忠食品(2692)。株主優待は人気のカタログギフトを実施しています。果たして伊藤忠食品の株価が今後どうなるのか。業績推移や株価チャートの分析。配当・優待の利回りを確認していきます。

伊藤忠食品の株価POINT
  • 株価指標は割安だが、配当・優待の合計利回りは平均水準
  • 久しぶりの増配、配当性向は問題なし
  • 連続増益見通しで利益は好調も売上は長期で伸び悩み
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伊藤忠食品の事業内容と株価指標

はじめに伊藤忠食品の事業内容と株価指標を確認していきます。

株価指標と配当利回り

株価:5,220円
予想年間配当:80円
年間配当利回り:1.53%
予想PER:16.6倍
PBR:0.72倍

2021年2月25日終値時点のデータ

株価指標は割安、年間の配当利回りは平均水準です。

伊藤忠食品(2692)とは

伊藤忠食品株式会社(いとうちゅうしょくひん、英: ITOCHU-SHOKUHIN Co.,Ltd.)は、酒類・食品の卸売を主要事業とする商社である。伊藤忠商事の子会社である。酒類・食品卸の企業としては、全国5位の売上高を誇る。

セブンイレブンは立ち上げの際から取引を行っている大口の得意先である。他にもイトーヨーカドーやイオングループ、ライフコーポレーションなどの大手スーパーにも強い。

伊藤忠食品 – Wikipediaより抜粋

主にスーパー、コンビニに商品を卸しています。代表商品はビール・飲料で、冷凍・チルド製品・缶詰が伸びています。

参考:財務情報|ISC 伊藤忠食品株式会社

伊藤忠食品の株主優待と配当推移

次に伊藤忠食品の株主優待制度と配当金の推移を確認していきます。

株主優待制度について

伊藤忠食品の株主優待はカタログギフトの「ちょいすdeチョイス」です。権利日は3月末で100株以上保有している人が対象。

3,000円相当の商品から選ぶことができます。カタログギフトはさまざまな商品から選ぶことが出来るため人気優待の一つですが、優待利回りは約0.6%なので低めです。

参考:株主優待|ISC 伊藤忠食品株式会社

配当金の推移

下記は伊藤忠食品の配当金の推移です。年2回、中間配当(9月末)と期末配当(3月末)を実施しています。

伊藤忠食品の年間配当金推移

2016年3月期:75円
2017年3月期:75円
2018年3月期:75円
2019年3月期:75円
2020年3月期:75円
2021年3月期:80円(予)

配当は年間75円で据え置き推移でしたが、2021年3月期は増配予定です。

2020年3月期の配当性向は23.9%、2021年3月期の予想配当性向は約25%。適正水準の配当性向です。減配する可能性は低いですが、増配は慎重に行う印象です。

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伊藤忠食品の業績推移と株価チャート

次に伊藤忠食品の業績推移と株価チャートの推移を確認していきます。

売上高と経常利益の推移

下記は伊藤忠食品の売上高と経常利益の推移です。

売上・利益ともやや停滞していましたが、2020年3月期に大きく増益、2021年3月期も増益見通しで好調です。売上は大きくは変わっていないものの利益改善が進んでいます。

参考:財務情報|ISC 伊藤忠食品株式会社

株価チャートの推移

下記は伊藤忠食品5年分の株価チャートの推移です。

株価は2018年から下落推移。

2020年3月以降は上昇していますが、やや落ち着いた動きとなっています。過去の株価と業績予想を考えるとまだ伸びしろがあるように見えますが、以前の株価が一時的に上昇しすぎていたとも取れます。

伊藤忠食品の決算内容と今後について

最後に伊藤忠食品の決算内容の確認と今後について考えていきます

決算内容の確認

2021年1月29日の決算にて2021年3月期3Q累計(4-12月)の連結経常利益は58.8億円と発表。前年同期比27.6%増、通期計画の60億円に対する進捗率は98.2%となりました。

今後について

中期経営計画にて2021年3月期に売上高1兆円を目標としていましたが、中期計画達成はほぼ不可能な状況です。連続増益見通しで好調な利益ですが、売上はやや停滞しています。

酒・飲料以外の商品は拡大余地がありますが、国内の人口減少や物流費・人件費の増加は業績に悪影響です。スーパー・コンビニが主な取引先であることを考えると短期的にはプラスポイントですが、長期的な不透明感はあります。

参考:中期経営計画|ISC 伊藤忠食品株式会社

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