日立建機の株価分析!業績悪化で大きく減配当・回復期待で株価上昇もやや弱め【6305】

日立グループの総合建機で日本2位の日立建機(6305)。厳しい業績で株価が下落していましたが、底値からは抜けています。はたして、今後の株価と配当はどうなるのか。業績推移・株価チャート・配当金推移を分析してみました。

日立建機の株価POINT
  • 株価指標に目立った割安感はない
  • 業績次第で配当が大きく変動
  • 株価は短期で見るとやや下落推移
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日立建機の株価指標と事業内容

はじめに、日立建機の株価指標と事業内容を見ていきます。

株価指標と配当利回り

株価:3,115円
予定年間配当:未定
配当利回り:—
予想PER:20.5倍
PBR:1.27倍

2021年7月29日終値時点のデータ
最新の株価はコチラ⇒日立建機(株)【6305】:Yahoo!ファイナンス

指標に目立った割高感、割安感はないです。年間配当は未定です。

日立建機(6305)とは

日立建機株式会社(ひたちけんき、英: Hitachi Construction Machinery Co., Ltd.)は、日本の建設機械メーカー。日立グループに属する。

日立製作所が手掛けていた建設機械の製造部門が1969年11月に日立建設機械製造として分社化、それ以前に設立されていた建設機械の販売やサービス会社と1970年10月に合併し、(現)日立建機が発足した。建設機械業界では日本でコマツに次ぐ2位。1990年代後半から欧米、アジア、オセアニアに事業を拡大している。

日立建機 – Wikipediaより抜粋

油圧ショベルやダンプトラックなど「建設機械」を世界中で生産・供給しています。海外売上比率が約8割あります。

日立建機の業績推移と株価チャート

次に、日立建機の業績推移と株価チャートを見ていきます。

売上高・経常利益の推移

2019年3月期は過去最高売上・利益を更新。2020年3月期、2021年3月期と連続で減収・減益、2022年3月期はやや回復する見通しですがまだ厳しめです。

参考:セグメント情報|日立建機

株価チャートの推移

下記は日立建機5年分の週足株価チャート推移です。

やや低迷していた株価ですが、2017年に業績復活の兆しで大きく株価が上昇。2018年~2019年は一時的に上昇する場面もありましたが下落推移。2021年6月以降の短期で見ても下落しています。

株価のメドについて

上昇した場合のメドは3,800円、下落した場合のメドは2,600円辺りと見ることが出来そうです。

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日立建機の配当推移と決算内容

次に、日立建機の配当金推移と決算内容を確認していきます。

配当金の推移

下記は日立建機の配当金の推移です。年2回、中間配当(9月)と期末配当(3月)を実施しています。

日立建機の年間配当金推移

2017年3月期:12円
2018年3月期:85円
2019年3月期:100円
2020年3月期:60円
2021年3月期:20円
2022年3月期:未定

配当は変動が大きいです。配当性向は2020年3月期が31%、2021年3月期が41.1%です。

配当方針の確認

配当方針は「連結配当性向30%程度、もしくはそれ以上を目指す」です。2022年3月期の配当は未定ですが、利益が予想通りで配当性向30%と考えると年間配当は約45円となります。

参考:配当金情報|日立建機

なお、日立建機は株主優待制度を実施していません。

決算内容の確認

2021年7月28日の決算にて、2022年3月期1Q(4-6月)の連結経常利益は120億円と発表。前年同期比571%増、通期計画の560億円に対する進捗率は21.4%となりました。

日立建機の今後について

最後に、日立建機の今後について考えてみます。

今後について

海外売上比率が約80%と海外依存度が高いため、世界規模での景気減速による需要減少、ドル・ユーロなどに対して円高が進行した場合は業績に影響を与えます。

強みと不透明感

2021年3月期の業績は厳しく、配当は大きく減配。株価は底値圏から抜けていますが不透明感はあります。しかし、建設機械大手で日立グループという強みもあります。需要・業績回復の兆しも出ており、想定より早く業績が改善する可能性もあります。

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